NHK「大河ドラマ」おススメ5選 ~真田丸/風林火山/毛利元就/葵 徳川三代/秀吉~ 老若男女問わず人気「歴史ドラマシリーズ」

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大河ドラマと言えば、戦国時代!

戦国武将の生き様をドラマ化する事で、戦国武将に対する印象が変わったりする事もあります。

そこで今回は、戦国時代好きにお勧めしたい大河ドラマを五つ、ご紹介していきますね。

「ナレ死」が話題に真田丸」

2016年(平成28年)に放送された第55作目の作品で、安土桃山時代から江戸時代初期の武将「真田信繁」が主人公です。

「真田信繁」が大河ドラマの題材となるのは初めてでした。

脚本は三谷幸喜で、2004年「新選組!」以来の2作目となりました。

主役には、「新選組!」山南敬助役で人気を博した堺雅人が起用されました。

この物語は、時代に取り残された歴史的敗者「真田信繁(後の真田幸村)」の生涯を真田三代で描いています。

真田といえば、上田城にて二度も徳川家の軍勢を打ち破った事でも有名ですね。

また、この物語でのメリハリのある描き方は、視聴者の話題にもなりました。

例えば、戦国大河の“華”であるはずの「本能寺の変」「関ケ原の戦い」は、真田家が直接関わっていないということで、あっという間に終了。

さらに、ストーリーのカギとなっていた人物が、次の回の冒頭のナレーションであっけなく死んでいたりして、「ナレ死」と呼ばれて話題となりました。

序盤は、主君である武田勝頼が亡くなり、武田家も滅亡。

主家を失った真田家が、どのように乱世を生き延びるか?といった事に主眼を置いています。

中盤からは、天下を統一した秀吉に仕える事となった真田信繁(後の真田幸村)がメインに。

そして、全国の武将が徳川家康の率いる東軍か、石田三成の率いる西軍かに分かれて覇を競った「関ヶ原の戦い」や、豊臣軍と徳川軍(幕府)が対峙した「大阪冬の陣・夏の陣」へのクライマックスへと突入。

日ノ本一の兵(つわもの)」と謳われし真田信繁の活躍、是非ご覧あれ。

出典:NHKエンタープライズ ファミリー倶楽部

力と力のぶつかり合いで覇権が争われていた戦国時代。 この国には時代を揺るがし、あるいは時代に翻弄された男たちがいました。 ...

上杉謙信役を演じたGacktが話題に「風林火山」

2007年(平成19年)に放送された第46作目の作品で、戦国大名・武田信玄の軍師「山本勘助」が主人公です。

原作は、小説家「井上靖」が1950年代初頭に執筆した同名小説「風林火山」で、井上作品の大河ドラマ化は初めてでした。

原作小説を元に、各登場人物を個性豊かに描いた作品になっています。

主演の内野聖陽は、1998年「徳川慶喜」以来の2度目の出演にして初の主役となりました。

また、本作がテレビドラマ初出演となるGACKTが、新鮮で妖美な上杉謙信を演じて話題となりました。

山本勘助といえば「山カン」の語源ともなった人物とも言われ、名前だけは知れ渡っています。

しかし、山本勘助に関する資料は乏しく、実在について疑問視されていました。

ドラマ序盤の山本勘助は、武田家に仕えるどころか、敵方でした。

真田幸隆について武田家と戦ったり、その後は今川家に仕えたりと。

紆余曲折あって武田家に仕える事となり、密偵として各地の情報を武田信玄へ提供していきます。

その仕事振りから、武田晴信の「晴」の一文字を頂いて、諱(いみな)を晴幸とする程の厚い信任を得ました。

こうして、武田家には欠かせない人物となり、クライマックスの「川中島の戦い」へと突入していきます。

武田信玄の軍師「山本勘助」の視点で見る戦国時代を、お楽しみください。

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生誕500周年記念作品「毛利元就」

1997年(平成9年)に放送された第36作目の作品で、戦国時代に中国地方の覇者として君臨した「毛利元就」が主人公です。

脚本は、連続テレビ小説「ひらり」「私の青空」などのヒット作を生み出した内館牧子、主演は、大河ドラマの常連でもある歌舞伎俳優の中村橋之助(現:八代目中村芝翫)でした。

毛利元就生誕500周年記念作品として製作され、あまり知名度が高くなかった戦国大名「毛利元就」を一躍有名にした作品です。

ホームドラマと骨太な描写のバランスの良さも相まって、前年の「秀吉」に劣らぬ人気を博しました。

毛利元就と言えば「三本の矢」の故事で有名な戦国武将です。

しかし、それ以外に何をしたのか?と言われても、ピンと来ないのではないでしょうか。

後は、本能寺の変が起こった時、織田信長麾下の秀吉と争っていたというぐらい。

有名なのは、信長の死を知った秀吉の行動(中国大返し)であり、毛利家ってパっとしないのですよね。

しかし、毛利元就を主役とすることで、その生き様や、中国地方の戦国時代はどういったものではあったか?がクローズアップされます。

戦国大名となった毛利家ですが、最初は安芸の小領主でした。

毛利元就はその次男なので、家督を継げない存在だったのです。

しかも、北には尼子家、西には大内家がおり、八方塞がり状態でした。

そんな毛利家の家督を継いだ毛利元就が、毛利家を大きくしていきます。

一領主から、戦国大名にまで押し上げた毛利元就。

謀神とまで言われたその実力を、お確かめ下さい。

力と力のぶつかり合いで覇権が争われていた戦国時代。 この国には時代を揺るがし、あるいは時代に翻弄された男たちがいました。 ...

質量共に大河史上最高峰の関ヶ原の戦い「葵 徳川三代」

2000年(平成12年)に放送された第39作目の作品で、秀吉死後の関ヶ原の戦い直前から、徳川家康、秀忠、家光と主人公を交代しつつ、江戸初期までのドラマを描いています。

脚本は、大河ドラマの金字塔「独眼竜政宗」(1987年)や、「八代将軍吉宗」(1995年)を書いたジェームス三木。

戦国時代を制した徳川家康だけでなく、後の太平の世を築くまでをリレー形式で紹介されていて、大阪冬・夏の陣の後は合戦の描写が殆ど無くなり政治劇が多くなるため、物語前半と後半では印象が大きく変わるドラマです。

序盤は、関ヶ原の戦い前から始まります。

その後、大阪冬・夏の陣にて豊臣家が滅亡するわけですが、そのキッカケとなったのは関ヶ原の戦いです。

それだけに、多額の予算をかけて関ヶ原の合戦シーンは描かれており、迫力満点です。

この合戦シーンは、その後の大河ドラマをはじめとした様々な作品で再利用されています。

また、物語の要所要所で神出鬼没に、2代目・中村梅雀の演じる黄門様でおなじみ水戸光圀公がドラマの案内役として登場するのもユニークな試みでした。

お勧め理由は色々ありますが、一推しは俳優・津川雅彦が徳川家康を演じている点です。

タヌキ爺でありながら、時折みせる天下人ならではの迫力は一見の価値あり!

力と力のぶつかり合いで覇権が争われていた戦国時代。 この国には時代を揺るがし、あるいは時代に翻弄された男たちがいました。 ...
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決めゼリフ「心配ご無用!」が流行語に「秀吉」

1996年(平成8年)に放送された第35作目の作品で、尾張の貧しい農民の子として生まれ、織田信長の下で頭角を現し、ついには天下人にまでなった日本史上最大のサクセスストーリーを実現した「豊臣秀吉」が主人公です。

その秀吉の生い立ちからその生涯までを、竹中直人が明るくエネルギッシュに熱演します。

決めゼリフ「心配ご無用!」は、流行語にもなりました。

脇役らも、主人公の存在感を希薄にするほどで、秀吉の妻「おね」を沢口靖子、「織田信長」を渡哲也、「明智光秀」を村上弘明が演じました。

渡哲也の「織田信長」は、カリスマ性が溢れ静かな凄味を感じさせるもので、必見です。

原作は堺屋太一の3つの作品で、それらを基に、竹山洋が脚本を書き下ろしました。

なお、豊臣秀吉を主人公にした大河ドラマは、1965年「太閤記」以来、31年ぶり2作目となり、平均視聴率は30%を超え、歴代の大河ドラマの中でも上位に位置する高視聴率を記録しました。

物語の序盤は、織田信長に仕える前から始まります。

また、この頃に、同僚であり仇敵ともなる明智必秀との出会いも。

信長に仕官してからは、メキメキと頭角を現し、また、信長も秀吉の功を認めて取り立てていきます。

そして、ついには城持ちにまで。

「本能寺の変」後は、亡き主君、織田信長に代わって天下を統一を成し遂げます。

今回、お勧め理由なのは、不明になりがちな秀吉の前半(信長に仕える前)も描かれている点ですね。

これにより、秀吉の人物像を掴みやすくなっています。

力と力のぶつかり合いで覇権が争われていた戦国時代。 この国には時代を揺るがし、あるいは時代に翻弄された男たちがいました。 ...

まとめ

いかがでしたか。

以上が、戦国時代好きにおくる大河ドラマ五選でした。

どれも見応えのある作品なので、気になった方は是非観て下さいね。

上辺だけの歴史授業ではわからない、歴史の舞台裏などを知れる「大河ドラマ」は、とてもタメになりますよね。 また、意外な俳優さんが出演して...

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