「クロスバイク」と出会ったことで人生が一変した話 ~人は、キッカケで変わる事ができる。大切なのは自分の気持ち次第。~

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僕は、日頃の生活習慣が悪かったのかどうか分かりませんが、急激に体重が多くなってしまい俗に言うメタボ症候群になってしまいました。

しかし「クロスバイク」と出会ったことで人生が一変しました。

そこで今回は、その僕が「クロスバイク」に出会った事とその事によって、どのように変わって来たのかというのを細かくお話していきます。

クロスバイクとの「出会い」

「痩せないと!」と思ったのは、かなり体重も多くなってきてからの事でした。

でもこの頃は、今まであった体重が60kgに対し80kgになっていました。

80kgの巨体でランニングするのも大変ですし、そもそも運動自体が嫌いなので運動しないといけないと思っていながら出来ない状態でいました。

でも、自転車ならペダル漕ぐだけで楽だし風も気持ちいいと思うし、自転車で運動して徐々に運動して行こうと思いました。

でも、近所を自転車で移動しているだけで距離も少ないので、ダイエットどころか

「ただ単に歩くのを楽しているだけなのではないか?」

と感じて来ていました。

でも、スピードには自信ありました。

ママチャリとはいえ、他のおばちゃんにはママチャリで抜かされるような事はないと思っていました。

ある時、自分より体系がぽっちゃりしている人が自転車で目の前を通り過ぎました。

ママチャリのスピードではなく、シャーっと路面を滑るような音!

気が付いた時には目の前からいなくなっていました。

これがクロスバイクとの出会いです。

クロスバイクの「購入」

僕は負けず嫌いでしたので、その僕に似た体形の人のクロスバイクを

「ママチャリで抜かして見せる、体系が同じなのにそこまで変わらない!」

と思って何度も挑戦しました。

でも、いつも簡単に負けてしまいました。

負けるというより、大人と子供の戦いです。

全然、相手にもされませんでした。

同じ体系の人に負けるのは本当にショックで、夢にまで出るぐらいでした。

その内に「ママチャリだから負けているだけで、自分もクロスバイクに変えれば絶対勝てる!」

そう思うようになり、クロスバイクを買う為にバイトをしたりして購入しました。

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ママチャリとクロスバイクの「違い」

そしてとうとう、念願のクロスバイクが届きました。

それはそれは、本当に嬉しかったです!

「これで、あいつに勝てる!」

という気持ちが大きくて、嬉しいという気持ちも大きかったと思います。

でも乗ろうとしたら、サドルが高くハンドルが低いので前傾姿勢になります。

これがクロスバイクに乗る時の姿勢なのですが、今までママチャリにしか乗っていなかったので違和感もありましたし、メタボの僕はお腹が邪魔して、うまくペダルを漕ぐ事が出来ませんでした。

それに乗る時も降りる時も、ママチャリとは違ってきちんと足を上げないと降りる事も乗る事も出来ませんでした。

クロスバイクの「性能」

クロスバイクに乗った最初の感想は「えっ!!」っていうのが感想です。

ママチャリでは感じる事が出来ない加速力です。

ペダルを一回転回すだけで、長い距離を走ってしまうような感じです。

三輪車に乗っていたのがママチャリに変えた時ぐらいの、ある意味感動的な速さを感じました。

そして、ギアもついているので、きつい坂も軽々と上れます。

今まで苦労して、重いママチャリや坂を苦労していたのが嘘のようです。

自転車の概念が崩れました。

「これならあいつに勝てる!」

そう確信しました。

クロスバイクの「奥の深さ」

クロスバイクにも慣れて、自分なりにスピードも安定力も出てきて、自分的に満足していました。

と、その時、またあいつが現れました。

「今の自分は違う。」

と思い、その自転車に付いて行こうと思いました。

後ろから追う立場ですと、相手の足の回転力が分かります。

僕は、相手の足の回り方と同じぐらいでした。

でも、どんどん離されていきます。

僕の方は、相手の2倍近く回しています。

それでも、少しずつ離されて行きました。

「同じ体系なのに。」

と思ってギアを見たら重いギアで走っていました。

完全に負けです。

もしかしたら、最初から負けていたのかも知れません。

体系が同じだから、同じクロスバイクにしたから、同じ回転力だからというように同じにすれば勝てると考えていたんです。

その時点で自分は負けていたんだと思います。

クロスバイクと「自分」

そして、その日から気持ちを切り替えました。

今までは近所しか走っていなかったのに、会社まで自転車で出勤。

距離で言うと15km、その往復ですので一日30km。

そして、自転車は競う為のものではなく、移動手段であったりサイクリングを楽しむものだという事であるということ。

気が付いた時には、僕は一番重いギアでコンスタントに回せるようになりました。

その頃には、クロスバイクに愛着が出て来て、パンク修理やメンテナンスを自分だけで出来るようになりました。

そして「変わった」自分

初めは、メタボを解消する為と始めたクロスバイクだったのですが、今では自転車自体が好きになり、週末には自転車でサイクリングをするぐらいです。

クロスバイクに乗って1年経った頃に、会社の人からは

「最近、痩せたね。」

とよく言われるようになりました。

そう言えば、最近は自転車に乗る時にお腹の出っ張りの違和感が無いと思って、自分のお腹を鏡で見てみたら、メタボどころかクビレが出ています。

それに鎖骨も、今まで肉で埋まっていたのに、鎖骨が出ているのが分かるぐらいになっていました。

そういえば、自転車乗っている時に日が経つにつれて、自転車の加速度が上がって行ったのは、自分の体重が減ったのでそれだけ負荷が無くなってスピードが出て来たんだなと確信しました。

でも今は、そのような体重の事よりも、自転車自体が楽しくて仕方がないです。

自転車というのは有酸素運動で、ジョギングと同じような効果があると後から聞きました。

有酸素運動しながら毎日自転車で30km以上も走っていたのだからと、納得しました。

同じ体系の人と「再び」

そして、1年以上経ってから、たまたま僕をクロスバイクの世界に連れていってくれたあの同じような体系の人に会いました。

とは言っても、相手も僕もすっかりスリムになっていました。

変なライバル意識は無く、後ろに付いて行こうと思いペダルを回しました。

その時、遅く感じました。

自分では無く、相手の方がです。

それもそのはず、僕は毎日のように重いギアで走っていて一番重いギアで走っていてもそれが当たり前になっているのに対し、相手はそれよりも軽いギアで走っていたからです。

今までの僕だったら

「勝った!」

と言って喜んでいたかもしれません。

でも、今の僕は競争とかギアの重さなんてどうでもいいんです。

僕はその人の後ろ姿を見ながら

「ありがとうございます。」

と心の中でお礼を言いました。

その人が居なかったら、僕はここまで変わる事は出来なかったからです。

まとめ

いかがでしたか。

人は、キッカケで色々変わる事が出来ます。

大切なのは、自分の気持ち次第。

もし僕が

「メタボでもいいや」

と思っていたら、クロスバイクに乗る事も考えていなかったと思います。

恐らく周りには、自分を変えるきっかけが沢山落ちています。

それを、有効利用するかしないかは、自分次第で変わって行くと思います。

心のメタボを無くし、スリムな気持ちで自分と向き合うようにしたいです。

これからも、間違った考えで突き進みそうになるかも知れませんが、今回のこのクロスバイクとの出会いをきっかけにして、どんな事でもチャレンジしたり自分の間違っている事はきちんと間違っていると自分に言えるようになったので、その時は自分で自分に喝を入れて頑張って行きたいです。

次は、クロスバイクからロードバイクにシフトチェンジして、ロードレースにも出たいと考えています。

夢は、広がるばかりです。

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