職場、家庭、学校など様々な場で、人間関係は必ず発生します。
人間関係は「慣れればOK」という単純なものではないため、何歳になっても大変な思いをされている方がいます。
今日は、私の体験を基にした「人間関係を良くする方法」について書いてみようと思います。
自分の人間性を良くする
人間関係を良くするのに外せないのが「自分の人間性を良くする事」。
言い換えれば、自分を育てるという事です。
自分を育てる意識が無かったら、どんな方法を使ったところで、空回りしてしまうかもしれません。
自分を育てる方法として、私が一番にオススメしたいのが「感謝」です。
「感謝って難しそう」という声が聞こえてきそうですが、これは簡単なんです。
「ありがとう」「感謝します」などと声に出せば良いだけです。
そうすれば、時が経つにつれて、感謝の思いが膨らんでいきます。
「~に感謝します」など、対象となる人や物事をつけてみても良いですね。
人の話をよく聴く
自分の人間性を良くする意識を持って行動し始めるだけでも、だいぶ人間関係は改善されます。
また、人の話を良く聴くと、さらに人間関係が良くなります。
これはつまり、「聴き役」に回るということです。
聴き役に回ると言っても、それまでまったく意識していなかった人が、いきなり聴き役に回るのは難しいと思いますし、相手にも無理をしているのが分かってしまうでしょう。
そうした時に、大事なのが自分に言い聞かせる事。
「私は人の話を聴くプロだ」
「私は人の話を聴くのがうまいんだ」など
「自分は人の話を聴くのが上手なのだ」というような内容を、ウソでも良いから自分に言い聞かせる事で少しずつ、スムーズに聴けるようになると感じます。
気遣いをする
人間関係の改善するのに重要なのが、「思いやりからの気遣い」をする事です。
思いやりからの気遣いは、相手の心に響いて、相手を良い気分にさせます。
大事にされている感じも抱かせるでしょう。
人間関係では、意外と小さな気遣いや、配慮があるかないかが重要だと思います。
自分が、人からの気遣いや配慮を待っている人も多いかと思いますが、自分から気遣いや配慮を出すという事がお得だと感じています。
自分から出す姿勢で行けば、いつか気遣いや配慮を受ける人になっているかもしれません。
会話の言葉をプラスにする
会話の言葉をプラスにすると人に好かれて、人間関係がうまく回り始めます。
逆に、ネガティブな話をずっと続けていると、大半の人は嫌がり始めたり、疲れてしまったりします。
悪口で盛り上がる事もありますが、心中では、お互いに
「この人は悪口を言うから信用できないな」
と思っている事も多いものです。
会話中の話題や言葉をプラスにすれば、悪口ばっかり言う人は、去っていき、楽しい話題を話したい人が集まって行きます。
自分の心にも良い影響があり、自分で自分が発した言葉が心に貯まっていきます。
その事で、自分の雰囲気が変わり「楽しい人」になれます。
相手を好きになる
人間関係では、人に好かれたいなら、最低限、人を好きにならないといけないと感じています。
お互いに、同じような感情を抱く事が多いからです。
もちろん、世の中には悪徳な方も居るわけですから、そういう人を好きになる必要はありませんが、自分に合いそうだなと思う人は、どんどん好きになったら良いと思います。
その人を、直接褒めたり、あるいは陰で褒めるのも良いですし、あるいは、直接伝えなくても良いですから、ひそかに「~さん大好き!」とか「~さんステキ!」といった言葉を自分の心に語りかけるつもりで言っても効果があると思います。
自分の心に入った言葉は、感情となって、いつかは外に出て行くからです。
まとめ
いかがでしたか。
人間関係で重要なのは、人間性を良くする事や、感謝や愛情を自分から出すということなんです。
読んでくださった方も、できそうな事を一つでも良いから、実行して頂くと、人間関係がスムーズになって、毎日が楽しくなるかもしれませんね。
もし、すぐに実行できそうなことが無かったとしても、頭の片隅にでも置いといて頂ければ、幸いです。
いつか役に立つかもしれません。