「ミスターチルドレン」と言えば、1989年のデビュー以来、常に第一線で活躍を続ける素晴らしいアーティストです。
ちなみに私自身はデビュー当時から大ファンで、ファーストアルバムから全てチェックしているほどです。
個人的に特筆すべきだと思うのは、バンドといえば離合集散がありがちですが、彼らはメンバーが全く変わっていないこと。
それだけ結束力が強く、アーティストとしての方向性もきちんとオーソライズされているメンバーだということがわかります。
数え切れないほどの名曲がありますが、今回はデビューから5年以内に発表された非常に懐かしい楽曲の中から、独断と偏見でチョイスした5曲をご紹介します。
友人の結婚式のために作られた「抱きしめたい」
1992年12月にリリースされた2枚目のシングルで、友人の結婚式のために作られたというエピソードを持つ楽曲。
ミスチル初期作品の最高傑作とも呼び声が高い、切なさ募るミスチルバラードで、現在の若者でも口ずさむことがあるであろう名曲。
そして、シンプルな「抱きしめたい」というメッセージを伝えるバラードの傑作と言っても過言ではないでしょう。
こんにちは🫠
桜井さんがジュンスカ宮田和弥さんのラジオに出演されるみたいですね😆❗️宮田さんといえば
当時、彼の結婚式の為に作った曲が
後の「抱きしめたい」になった訳ですからね〜😌寺岡呼人さんもジュンスカのメンバーだし
ミスチルとジュンスカは深い絆がありますよね✨
ラジオ楽しみ〜🤩 pic.twitter.com/ELM8TVpc1F— ケイキ【仮】 (@Keykidayo) May 6, 2023
デビュー当時のシンプルなメッセージソングであり、ライブの時に多少アレンジを加えながら歌いあげる桜井さんの歌声に、感動を覚える人も多いのではないのでしょうか。
もちろん、個人的にはオリジナルの歌い方が大好きではありますが、ライブで桜井さんがアレンジする姿も感動を覚える一人です。
グリコ「ポッキー」CMソング「Replay」
1993年7月にリリースされた3枚目のシングルで、初期のミスチルらしさがすべて詰まったパーフェクトなポップソングです。
グリコ「ポッキー」CMソングで、イントロの後、サビから始まる部分は15秒でちょうどCMに収まるようになっていました。
今聞いても全く古さがなく、彼らがメガヒットを飛ばした楽曲の数々に似通った雰囲気を感じる1曲だと思っています。
今から29年前、1993年の本日7月1日。⁰Mr.Children 3rdシングル「Replay」がリリースされました。 pic.twitter.com/49HjUSx9ga
— 一休 寿 (@kotobukikkyu) June 30, 2022
桜井さんの高音が時折響き、サビの部分が少しメッセージ調に歌われる部分などは、ミスターチルドレンの後のメガヒットソングの数々と特徴が似ているのではないのでしょうか。
日常の若者たちの恋の様子が目に浮かぶような、素晴らしい曲だと思います。
日テレ系ドラマ「同窓会」主題歌「クロスロード」
1993年11月にリリースされた4枚目のシングルで、日テレ系ドラマ「同窓会」主題歌でした。
彼らが本当にメジャーかつスターダムにのし上がったのは、この楽曲からではないでしょうか。
「真冬のひまわりのように 鮮やかに揺れている」
こんな情緒的な表現ができるのは、彼ら以外には無いのではないか、と今でも思っています。
そして、楽曲のタイトルである「クロスロード」。
#今日は何の日
【1993年11月10日(水)】
CROSS ROAD 発売#CROSSROAD は
1993年放送ドラマ#同窓会 主題歌#CROSS_ROAD#mrchildren #ミスチル pic.twitter.com/vBbKEax47J— Shota (@JinmResult) November 9, 2022
誰もが様々な分岐点があり、そこから新たなスタートを切るためには、どんなことを心がけるべきなのか、ミスターチルドレンが青春を駆け抜ける、若者たちを後押しするイメージを感じてしまいます。
まさしく、ミスターチルドレンの初期の楽曲の中でも、永遠に語り継がれる1曲になるのではないでしょうか。
フジ系ドラマ「若者のすべて」挿入歌「星になれたら」
1992年12月にリリースされた2枚目のオリジナルアルバム「Kind of Love」に収録されています。
デビューして間もない頃にリリースされた楽曲で、後に1994年放送のフジ系ドラマ「若者のすべて」の挿入歌になりました。
シンプルな、それでいて、軽快なメロディーにのせて「星になれたらいいな」とミスターチルドレンのメンバーが歌い上げる1曲。
街から飛び出して夢を追いかける若者の思いを綴ったナンバーで、ただ飛び出すのではなく、強い信念と挑戦心を持って新しい道を進む力強さを感じます。
長く助走をとった方が
より遠くに飛べるって聞いた
そのうちきっと大きな声で
笑える日が来るはず
Mr.Children
「星になれたら」 pic.twitter.com/2nEWgtkXMc— アツヒロ☆ (@ANKOKUMAZINNN) June 6, 2023
青春時代、様々な戸惑いがありながらも、前向きに頑張っていこうと言うメッセージがここに込められており、聴きやすい曲で歌詞も聞き取りやすいので、若者にとっての応援ソングとして非常に分かりやすいと思います。
なんといっても、サビの部分の「星になれたらいいな、虹になれたらいいな」がシンプルで分かりやすいメッセージなのが大好きです。
彼らの原点ともいえるシンプルでピュアなメロディー「君がいた夏」
1992年8月にリリースされた1枚目のシングルで、彼らの原点ともいえるシンプルでピュアなメロディーが、初々しくも印象的な曲です。
青春時代の恋を、夏という季節を通じて歌いあげた1曲。
思い出に残る青春時代を過ごした若者が、この楽曲を聴くと、いつまでも聴いていたくなるような、そんなメロディーと歌詞。
今からちょうど30年前。
1992年の本日8月21日。
⁰Mr.Children 1stシングル
「君がいた夏」
が発売されました。 pic.twitter.com/KeW4BpDcBM— 一休 寿 (@kotobukikkyu) August 20, 2022
今の彼らの楽曲とは違い、少し懐かしいメロディーと言えるのではないでしょうか。
個人的には、初期のバラードとしては少し趣の違う領域に属していると思います。
まとめ
いかがでしたか。
バラードからポップな楽曲まで、時代を超えて引き継がれるミスターチルドレンの名曲の数々。
今回チョイスした結果に多少偏りがあるところは、ご容赦くださいね。