乾燥肌の方は、メイクを長時間していると肌がカサカサ、シワシワになることがありませんか。
カサカサすると不快になるし、メイクも崩れてしまいます。
乾燥肌には、乾燥肌のメイクの仕方があります。
コツをつかむことで、メイクが崩れにくくなります。
メイク前のスキンケアで、化粧崩れを防ぐ
メイク前にスキンケアをしておくと、メイクのノリがよくなり、肌が乾燥しにくくなり、化粧崩れしにくくなります。
朝は、ぬるま湯洗顔で十分です。
洗顔料を使って洗顔をすると、肌に存在する潤い成分が失われてしまいます。健康な肌なら24時間ほどで回復するのですが、朝と夜の2回洗顔料を使った洗顔をしていると、肌が回復するための時間を十分にとることができません。
肌の乾燥が気になるようなら、朝はぬるま湯で洗顔をしましょう。化粧水、美容液、乳液、クリームの順番でスキンケアをします。乳液とクリームはどちらか一方で構いません。
乾燥肌は、セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸、NMFなどの保湿成分が配合された化粧品でケアをします。
基礎化粧品がよく乾いたらメイクをします。
化粧下地の選び方・使い方
化粧下地には、ファンデーションのノリをよくする働きがあります。
化粧下地を塗っておくことで、化粧崩れしにくくもなります。
乾燥肌の方は、保湿成分が配合された化粧下地を選びましょう。肌に直接触れるもので肌に影響を与えるので、低刺激なものがおすすめです。
化粧下地を適量手に取りだし、両頬、額、あご、鼻の5か所におき、外側に向かって優しく広げます。ムラなく均一に伸ばすことが、化粧崩れを防ぐポイントです。
保湿効果がある化粧下地でも、化粧下地は保湿のために使用するものではないので、化粧下地で保湿をするのではなく、基礎化粧品で保湿をしましょう。
肌が乾燥するからと化粧下地を多く使用すると、肌がペタペタとして化粧崩れの原因になります。
ファンデーションの選び方・使い方
化粧下地の後には、リキッドファンデーションやパウダーファンデーションを使用します。
パウダーファンデーションを使用すると肌が粉っぽくなるからと、リキッドファンデーションを選んでいる方もいると思いますが、パウダータイプでも保湿成分を配合したスキンケア効果があるものも販売されています。
自分の肌にあったものや、なりたい肌にあわせて選んでください。
ファンデーションは塗り込むのではなく、叩き込むように使用することがポイントです。肌にファンデーションをのせたら、スポンジを使ってポンポンとスタンプするように叩き込みます。
肌の上を滑らせるように広げると、摩擦が生まれて肌のダメージになるからです。
摩擦は乾燥や紫外線、ホコリなどの外部刺激から守るバリア機能を低下させて、ますます乾燥肌が進行をします。叩き込むときにも力を入れ過ぎずこすらないように気をつけてください。
シミやくすみなど気になる部分があれば、その部分にだけコンシーラーを使用します。ファンデーションだけでカバー使用とする厚塗りになり、化粧崩れの原因にもなります。
コンシーラーをファンデーションの前につける方法もありますが、これだと厚塗りになるのでファンデーションの後につけましょう。
また、使用するスポンジには気をつけてください。汚れたスポンジには雑菌が繁殖をしていて、そのスポンジが肌に触れれば肌のダメージになります。
スポンジは常に清潔なものを使ってください。毎日洗うことが理想ですが、無理なら4日に1回くらいは洗ってください。安いスポンジを購入して毎日交換してもよいです。
まとめ
いかがでしたか。
乾燥肌は、メイクをしていて肌が乾燥したり化粧崩れをしやすくて、困ることがあると思います。
しかし、メイク前に保湿ケアをしっかりとして、化粧下地やファンデーションの選び方や使い方に気をつければ、肌の乾燥や化粧崩れを防ぐことができます。