毎年多くの旅行者が訪れる国、マレーシアですが、ここには格安で食べることのできるB級グルメがたくさん存在します。
それでは、
「マレーシアに来たら、これを食べるべき」
ともいえる、B級グルメについて見ていきましょう。
インド料理店は、いつも盛大な賑わい
西マレーシアは主にマレー系、中華系、そしてインド系の民族で成り立っています。
そのため、それぞれの民族が食べる料理を提供している屋台やレストランが、たくさんあります。
そして、いつも盛大な賑わいを見せているのが、インド料理店です。
ここでの料金システムは様々ですが、お皿にご飯を盛って好きなおかずを取り、それに見合ったお金を支払うというのが、主なスタイルです。
しかし、おかずには値段が表示されていないために、取る前に値段を聞いておくのが良いでしょう。
今日の晩御飯。タンドリーチキンとナンチーズ。美味しい。#マレーシア #マレーシア生活 #マレーシア在住 pic.twitter.com/mJVEjLsSbI
— japanization (@malaysiacoffee) 2017年10月10日
肉類のおかずは、野菜類よりも値段が高くなりますが、10リンギット(日本円で約300円)も払えば、かなり豪華なものが食べられます。
また、ヨーグルトとスパイスで味付けしたタンドリーチキンは有名で、このメニューはナンと一緒に食べるのが一般的です。
中華料理のチャークイテオ
これは、中華料理の一種です。
平べったい太麵をモヤシや肉、そして魚の練り物などと一緒に炒めたものです。
入っている具は店にって多少異なりますが、食欲をそそる匂いに、多くの人が引き付けられます。
出典:マレーシアごはん
中華屋台が並ぶ場所では、必ずと言っていいほど販売されているメニューです。
値段も、日本円で120円から200円程度と安く、気軽に食べることができます。
ちなみに、中華レストランでも取り扱われていますが、そのようなところでは、値段は少し高めに設定してあります。
マレー料理のミーゴレンは非常にスパイシー
マレー語で「ミー」は麺、「ゴレン」は炒めるという意味です。
このメニューはチャークイテオ同様、炒め麺です。
しかし、スタイルは大きく異なります。
まず使用されるのは、日本で食べられている焼きそばのような麺です。
出典:CREAWEB
また、味付けは、赤唐辛子が使用されているために、非常にスパイシーです。
そして、仕上げにライムを搾って食べるのが、ミーゴレンのスタイルです。
これは、マレー料理に分類されますが、インド料理店でも販売されていることがあります。
値段も、100円から150円程で食べられるのが一般的ですが、量が少ないために男性は物足りないと感じるかもしれません。
マレー料理のナシゴレンは多様多種
「ナシ」はマレー語でご飯のことです。
つまり、ナシゴレンは炒めたご飯ということになります。
ナシゴレンには様々なメニューが存在します。
炒めたご飯を薄い卵焼きで包んだナシゴレンパタヤ、タイで有名な調味料を使って仕上げたナシゴレンタイ、そして鶏肉が入っているナシゴレンアヤムなどです。
出典:今日のマレーシア
オリジナルのナシゴレンは、正確にはナシゴレンビアサと言う名前で呼ばれており、刻まれた野菜の入った炒めご飯です。
シンプルな見た目とは裏腹に、スパイスの利いた非常に美味しいメニューです。
また、ナシゴレンは店の特徴が出るメニューでもあるために、いくつかの店のナシゴレンを試してみるというのもお勧めです。
タイ料理のトムヤムスープをマレーシアで堪能
タイ料理として有名なトムヤムスープですが、マレーシアでも食べることができます。
これは、マレー料理店で取り扱われている料理で、別メニューのライスと一緒に注文するのが一般的です。
出典:マラジャボルネオ
味付けは、かなりスパイシーであるために、汗をかきながら食べることになるでしょう。
味付けのために、レモングラスやライムの葉などが入ってますが、これらは食べずに残すのが基本です。
まとめ
いかがでしたか。
海外旅行に行くと、どうしてもきれいなレストランやホテルで、食事をしてしまうという人は少なくないことでしょう。
確かに、ローカル屋台での食事は、ハードルが高いと感じることもあります。
しかし、そのようなところには価格が安く、それでいて美味しいB級グルメがたくさんあるのも事実です。
もし、屋台などでものを食べることに抵抗があるのでしたら、お持ち帰りにすることもできますので、マレーシアのB級グルメを一度食べてみることをお勧めします。