チャーリー・ウィルソン(Charlie Wilson)は、1953年にアメリカのオクラホマ州タルサで生まれ、教育熱心な父親のレッスンを受けながら、兄弟と一緒に父親の教会で音楽を演奏していました。
そしてやがて、GAP BAND(ギャップ・バンド)というグループのメインボーカリストとして、活躍するようになりました。
その後、1992年以降からソロ・アルバムをリリースし、全米R&B/HIPHOPチャートで上位を取る人気ボーカリストとなりました。
彼は、アーロン・ホール(Aaron Hall)やR.ケリー(R. Kelly)など、R&B界に多くのフォロワーを生み出したり、大きな影響を与えました。
そして、数々のヒット曲を生み出し、今までに13回もグラミー賞にノミネートされているという実力と人気の持ち主です。
今回は、そんなチャーリー・ウィルソンの名曲の中でも、私が特に好きなおススメの5曲をご紹介します。
バレンタインデーにピッタリなスイートソング「Forever Valentine」
この曲は、今年2020年の1月に、実力のある歌手であるブルーノ・マーズ(Bruno Mars)と共同で作ってリリースされた曲です。
ブルーノ・マーズは、今までにグラミー賞を11回も受賞している実力の持ち主ですし、人気も高い歌手です。
私は、このブルーノ・マーズの歌も好きで、この2人が共同で作り上げたこの「Forever Valentine」が大好きです。
この歌は、テンポが良くて軽快な曲調なので、気持ちが高まりますし、そんな曲に乗せて歌われる歌詞は、とてもロマンティックですから心に染みます。
そして、心地よいR&Bのリズムに、チャーリー・ウィルソンの甘く伸びやかな歌声が生かされていて、バレンタインデーにピッタリなスイートソングです。
真剣に恋をしているカップルのための究極ラブソング「Can’t Live Without You」
この曲は、2009年にリリースされました。
付き合っていた女性を傷つけて悲しませてしまったことを後悔して嘆いて、「I can’t live without you(あなた無しでは生きることが出来ない)」という歌詞が、何度も繰り返し登場するこの曲は、ちょっと切ないですが、とても情熱的で胸を打たれる仕上がりになっています。
チャーリー・ウィルソンの情熱的な声とこの歌詞が上手くマッチしていて、とても素敵な名曲だと思います。
自身初のゴスペルソングスチャート制覇「I’m blessed」
この曲は、2016年にリリースされて、ビルボードのゴスペルソングなどの賞にもノミネートされた名曲です。
歌詞を読むと、冒頭から「God」が登場したり、タイトル自体がゴスペルでよく用いられるフレーズということで、ゴスペルソングチャートでのランクインも自然といえるでしょう。
幼い時から、父親の教会で音楽を演奏していたチャーリー・ウィルソンが、神様の存在に感謝して、その神様と共に歩むことによって祝福されている喜びを歌った曲で、心に染みわたる感動的な仕上がりになっています。
ウェッサイ好きにも人気の高い「Magic」
この曲は、2005年にリリースされました。
R・ケリー(R.KELLY)が手掛けた、美しいピアノの旋律を基調としたプロダクションに、味わい深いチャーリー・ウィルソンのヴォーカルが、最高の相性を聴かせる作品です。
大好きな彼女の望みを叶えてあげるために、「僕はマジック(魔法)が使えるんだよ」という歌詞が素敵な曲です。
そして、その歌詞の中には「Abra cadabra(アブラカダブラ)」という魔法の言葉も入れられていて、女性としてはロマンティックな雰囲気で、心に残る名曲だと思います。
晴れやかなラブソング「My Love Is All I Have」
この曲は、2012年にリリースされました。
この曲名に現れていますが、その歌詞はとても情熱的で、リラックスした雰囲気のメロウなミッドテンポの作品です。
例えば「 I’ll give you all I have. Love is all I have(私が持っているものすべてをあなたに与えます 愛が私が持っているすべてですから)」というような歌詞は、とてもロマンティックです。
そして、曲調も伸びやかで、チャーリー・ウィルソンの伸びやかな歌声とマッチしていて、ゆったりとしたスウィング感が心地良く、とても素敵な名曲に仕上がっています。
まとめ
いかがでしたか。
チャーリー・ウィルソンは多くの名曲をリリースしてきて、多くのアーティストたちに影響を与え続けてきました。
今回は、そんな彼の名曲の中でも、私が好きなおススメの5曲についてご紹介しました。
どの曲も、本当に情熱的で素敵な名曲ばかりですので、是非、聴いていただきたいです。