圧倒的な歌唱力と、美しい歌詞で人気を獲得したシンガーソングライター「槇原敬之」。
彼の楽曲はどれも人気がありますが、その中でも冬にまつわる曲が好きという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、そんな槇原敬之さんの冬に聴きたくなる曲を5つ、ご紹介します。
ひと肌恋しくなる季節に、キモチを温めるステキな曲が集まりましたよ。
心がぎゅっと締め付けられるスローバラード「涙のクリスマス」
1992年6月にリリースされた3枚目のスタジオアルバム「君は僕の宝物」に収録されています。
クリスマスに染まる街。
信号待ちをしていて見つけたのは、別の誰かと仲良くしている昔の恋人……。
切ないシチュエーションが見えてくるこの曲。
クリスマス前に、恋人が違う男と楽しそうにしているところを見てしまったという、悲惨なクリスマスに未練を引きずる男を歌ったナンバー。
槇原敬之の冬の名曲「北風」のc/wの「涙のクリスマス」。これがまた名曲なんですよ😢
小学生の頃にこのシングルを買ってもらって歌詞をじっくり聴いて、大人にはきっとプレゼント以外に何か特別な気持ちがあるんだろうな…って、子供心に思った記憶があります🎄
皆さん素敵な週末を✨ pic.twitter.com/hOrzEzbpGl— 野口大志 (@taishinoguchi) December 23, 2017
心がぎゅっと締め付けられるスローなバラードで、聴いているとたまらない気持ちになります。
この曲はあまり有名ではないかもしれませんが、個人的に思い入れがあり、好きだった女性とドライブする時に流すと喜んでくれたので、忘れられない曲となっています。
人恋しいときに是非どうぞ。
泣けてしまうかもしれませんよ。
映画「就職戦線異状なし」主題歌「どんなときも。」
1991年6月にリリースされた3枚目のシングルで、フジテレビ製作の映画「就職戦線異状なし」の主題歌でした。
映画のスマッシュヒットと共に火が点いて、あれよあれよとオリコン1位となり、ミリオンセラーを記録。
「就職戦線異状なし」のチラシ。学生達が就職に奮闘する姿を描いた青春映画。監督は平成ガメラ3部作で知られる金子修介、主演は織田裕二。当時まだ無名の槇原敬之による主題歌「どんなときも。」が大ヒット、ミリオンセラーを記録した。それにしても…坂上忍もこの頃はトレンディ俳優だったんだねぇ。 pic.twitter.com/iKzED5Mxxk
— KAZUHIRO (@TheHurkleBeast) October 19, 2021
当時、ほとんど無名だった槇原敬之の名を一躍メジャーに押し上げました。
どんなときも どんなときも
僕が僕らしくあるために
「好きなものは好き!」と言えるきもち
抱きしめてたい
出典:どんなときも。 / 作詞:槇原敬之 作曲:槇原敬之
この曲は、この歌詞が全てです。
こんな気持ちをこんな素直に曲にできる彼は、本当に素晴らしい才能がある人だと私は思います。
日テレ系ドラマ「子供が寝たあとで」主題歌「もう恋なんてしない」
1992年5月にリリースされた5枚目のシングルで、日テレ系ドラマ「子供が寝たあとで」の主題歌でした。
他のアーティストがカバーすることも多く、2007年にはAAAが、2011年にはJUJUによってカバーされています。
この曲では、失恋した男性の日常が描かれています。
この曲では「ヤカンを火にかけたものの、紅茶がどこにあるかわからな」かったり、「朝食を作ったもののおいしくない」という日常の何気ない描写の中で、失恋による切ない感情が見事に歌われています。
他にも、「ゴミ箱を抱え」込んだり、相手あての郵便を見て、センチメンタルな気持ちになったりと、がんばって毎日を過ごそうとしているけれども、どうしてもその合間合間に意中の相手の姿が浮かんできてしまうことがわかります。
TBSドラマが花咲かせたテレビ俳優・田村正和のコメディ作品を多く手がけたのが、伴一彦氏。その後「君の瞳に恋してる」や「恋のパラダイス」とフジトレンディの一翼を経て、パパニュの系譜的作品と言える日テレ制作「子供が寝た後で」という珠玉の作品を生んだ。#俺のまちゃかずメモリー pic.twitter.com/I55NMtdRMi
— gyasya (@gyasya) April 26, 2018
この曲が多くの人に感動を与えるのは、このような見逃してしまいそうな一瞬を切り取って歌詞にしてくれているからではないでしょうか。
この曲はタイトルとは裏腹に、サビの最後では「もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対」と歌われている。二重否定によって、結局は再び恋をするという意味合いになっているわけだが、槇
恋する人に届けたいという願いを歌った「北風〜君にとどきますように〜」
1992年10月にリリースされた6枚目のシングルで、2ndシングル「ANSWER」カップリング曲「北風」に、自身がアレンジを加えたナンバー。
槇原敬之自身が「とても気に入っている」と公言していて「北風」に自分の思いを乗せて恋する人に届けたい、という願いを歌った楽曲。
オリジナルアルバムには収録されていないのですが、これまでリリースされた13枚のベストアルバムのうち7枚に収録。
北風 〜君にとどきますように〜/槇原敬之 pic.twitter.com/MC6OPsBfMq
— Jpop名曲大辞典 (@duonokizuna) May 5, 2023
その甲斐あってか、同曲は累計62万枚を突破する大ヒットとなりました。
CMタイアップやドラマ、映画の主題歌でもないのに、これほどヒットしたのは異例中の異例。
多くのアーティストにカバーされた冬の定番「冬がはじまるよ」
1991年11月にリリースされた4枚目のシングルで、サッポロビール「冬物語」のCMソングでした。
恋愛初期のドキドキやウキウキ感を詰め込んだキャッチーなポップソングで、ストレートに冬の始まりを歌い、冬ソングとしての位置を確固たるものにしました。
そして、キラキラするようなサウンドが雪景色を連想させます。
たまに呟く懐かしい好きな曲🎵
もう冬は始まってますが、何かこの曲を聴きたくなったので。30年以上前の曲になるんですな。ビールのCMに使われてましたよね🍺#槇原敬之
「冬がはじまるよ」槇原敬之https://t.co/QmltZjRPvJ @YouTubeより pic.twitter.com/kWki3Ex44k
— ぴかちゅん (@pikachun_1) December 4, 2023
この曲は定番の冬ソングとして定着し、長い間たくさんの人に愛される楽曲となりました。
またそれを如実に表したのが、カバーの多さ。
Every Little Thingをはじめ、竹内のぞみ、美吉田月、Water、竹内電気らがカバー。
まとめ
いかがでしたか。
以上、槇原敬之の冬に聴きたい名曲ベスト5でした。
現代の普通の若者の普通の感情を曲にして、表現しているところが人気の秘密ですね。
今回も、最後まで読んで頂き有難うございました。