旅行に行ったら観光だけでなく、地元の美味しいものも食べたいでしょう。
大分県は、九州地方でもご当地グルメが多く、かつB級グルメの宝庫として注目を集めています。
今回は、美味しいものが多い大分県のなかでも、厳選しておススメのご当地グルメをご紹介します。
大分県に行かれる予定の人は、参考にして頂けると幸いです。
将軍へ献上された高級魚「城下カレイ」
城下カレイの由来は、日出城跡の下に広がる海の底から湧き出した真水と、海水が混じる汽水域に繁殖していたマコガレイで、城の下にいるカレイという意味で付けられました。
このマコガレイは、身が引き締まり味も良かったため人気が高く、当時は大変貴重で一般の人は食べることはできなかったようです。
あの漫画 #美味しんぼ でも紹介された美味 #城下カレイ
時の流れで本流を受け継ぐ店は途絶えてしまいましたがまだ5月の #城下かれい の旬の祭りの際は絶品の #グルメ と全国から人が集まります。語り出すとキリがないのでまたおいおいと。しかし、偽物注意! pic.twitter.com/vFMKkPm9Pf— 沼田商店 (@2A5ks5DfSiwmm41) March 20, 2020
今でも、その貴重さもあり、価格はそれなりにすることが特徴で、旬の時期は4月から9月でそのうち5月から7月頃のものが最もおいしくなります。
「割烹 能良玄家」は、本格的な「城下かれい」料理の専門店で、プリプリ食感の刺身をはじめ煮付けや唐揚げなどをフルコースで楽しめて人気です。
どんぶり一杯に盛られた関あじが食欲をそそる「りゅうきゅう丼」
「琉球」といえば、沖縄県のことを指しますが、製法が伝わったためにこのように言われているそうです。
その「りゅうきゅう丼」とは、関アジや関サバなど地元の魚をタレに漬け込み、寿司飯の上にシソやネギ、ごまなどと共にのせています。
刺身を甘辛い漬け汁につけてたっぷりといただく、大分の郷土料理です。
りゅうきゅう丼。キラッキラです。 pic.twitter.com/k2U9UgFNUp
— Hesselink (@Vennegoor_of) March 21, 2020
ごまの風味が香ばしく、漬け汁の染み込んだごはんも、また格別のおいしさです。
一方、ライバルの「ひゅうが丼」は、津久見市などで漁師料理としても味わえ、赤身のマグロを中心に、あつあつのご飯に載せて食べられていることが特徴です。
万能調味料「ごまだし」ベース「ごまだしうどん」
県南部にある佐伯市は、豊後水道でとれたエソと呼ばれる魚とごまを使う「ごまだし」と呼ばれる調味料があり、お湯に溶かしてうどんと共に味わうと美味しいです。
「ごまだし」は、農林水産省選定の「農山漁村の郷土料理百選」にも選ばれ、地元ではお馴染みの調味料として様々な料理に使われています。
「ごまだしうどん」は、市内で30店舗ほどの店があり、店によって「ごまだし」の味が異なることがユニークです。
ごまだしうどん@さいき海の市場まる
大分県佐伯市のご当地グルメ
焼いたエソに胡麻と醤油 知恵と伝統の万能調味料「ごまだし」をうどんに pic.twitter.com/UW5Nz6XXy6— 孤独のご当地B級グルメ (@GourmetGradeB) March 21, 2020
佐伯ごまだし暖簾会のホームページには、食べ歩きマップがあり、参考にして食べ歩くと楽しくなります。
「味愉嬉食堂」は、親子で切り盛りするアットホームな雰囲気の食堂で、居心地がよく地元の常連客で賑わう店です。
看板メニューは「ごまだしうどん」と「とり天」が付いた定食で、地元のグルメを堪能できます。
麺がパリパリ、クリスピー「日田やきそば」
この「日田やきそば」は、多くの野菜や薄切り肉と一緒に炒める通常の焼きそばと違い、もやしとネギのみしか野菜を使わないところがユニークです。
麺は、生麺を茹でてパリパリになるまでしっかり焼くため、独特な食感を味わえます。
ソースは各店とも独自のものを使い、それぞれの特徴を持ち個性的です。
現在は、市内に20軒ほど提供する店があります。
その中でも「想夫恋」は、まさしく日田焼きそばの元祖と言われる専門店で、1957年に考案されています。
大分で 焼きそばと言えば
( 想夫恋 ) pic.twitter.com/Sy03TTDo29— 脱毛MAXグループ本部 中村 (@epi_max) March 22, 2020
麺は、独自にブレンドした小麦粉を使って作る自家製麺で、上質な和豚もちぶたのロースやヒレを自社工場で加工して、角切りの肉や自家製のもやしなど、色々こだわりがあります。
麺は、両面とも焦げ目がつくまで焼き、普段の焼きそばでは味わえないカリッとした食感が楽しめます。
衣はサクサク、中はプリプリ「別府とり天」
この「別府とり天」は、国産のモモ肉を使うなどこだわりがあり、大正時代に創業し100年近くの歴史があります。
別府にある「東洋軒」はルーツになるレストランで、温泉旅行のついでに立ち寄ると良いものです。
衣はサクッとして中はジューシーなため人気が高く、老舗であるがゆえ行列ができます。
何と1時間待ちのとり天定食😋💦
お腹空いてから、余計に美味しく
感じるよーヽ(;▽;)ノ💕
食べたらビーコンプラザに
向かいます💕ᵕ̈*#東洋軒 pic.twitter.com/c0lUwqPQTm— まゆぴー🌸🗼 (@Q4y3islisOgZZ1P) November 23, 2018
衣は新鮮な卵を使うため、サクッとして深みのある味わいになります。
周辺は魚料理も有名ですが、肉料理といえばやはり「とり天」や「唐揚げ」など、鶏肉を使ったものが有名です。
【東洋軒・別府観光港】
行列のできる名店で、とり天発祥の店といわれています!個人的にはからしが気に入ったけど柚子醤油も合う。ただしそのまま食べても美味しいくらいいい味付け‼︎
衣はサクサクで中はとり天とは思えないほどぷりぷりでした😋 pic.twitter.com/7nMNtq6YmD— ヤスクボのグルメ備忘録 (@yasugurumemo) September 7, 2016
「とり天」の調味料は、ポン酢などを使うことが多いですが、地元のかぼすなども使われるなどユニークさがあります。
まとめ
いかがでしたか。
大分県といえば、海も山もあるため肉や魚などが有名で、「とり天」や「関サバ」などは、その代表格になります。
また、「日田やきそば」など個性的なものもあり、県内には温泉地が多く観光のついでに立ち寄ると満足できること間違いなしですよ。