目元は、見た目印象に大きな影響を与えます。
短いまつげで目力がない、と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
ビューラーで、ある程度まつげを長く見せることができますが、もともとまつげが短いとビューラーをうまく使えないことも。
ではどうすれば、まつげの悩みを解決できるのでしょうか。
まつげが抜ける原因
まつげが短くなったり抜けたりするのは、目元に負担をかけているからです。
アイメイクは目元やまつげの負担になるので、しっかりと落とすことは重要です。
しかし、しっかり落とそうとして、洗浄力が強いクレンジングを使用したり、目元をこすってしまうと、目元やまつげの負担になります。
こすった際に、一緒にまつげが抜けることもあります。
まつげをサポートするものとして、まつげ美容液が販売されています。
使用している方もいるのではないでしょうか。
しかし、美容液は化粧品で医薬品のような効果・効能はないため、肌を整えてくれても、まつげを伸ばす効果は期待できません。
美容液に配合されている添加物によって、目元を傷める心配があります。
まつげが皮下に埋まっているのは、わずか2mmほどです。
わずかな刺激でも抜けてしまうことがあり、まつげの成長の妨げにもなります。
まつげを育てる食事
この食品を食べれば、まつげが伸びるというものはありません。
まつげは体毛の一つなので、育毛によい食事と同じ食事が、まつげの成長を助けてくれます。
毛の主成分は、タンパク質です。
不足をすると、抜け毛が増えたり、毛の成長が遅れるようになります。
良質なタンパク質を含む食品は、肉類・魚類・卵・大豆・乳製品などです。
体は、生命維持に重要な部位に、優先的に栄養素を送ります。
まつげは、生命維持に重要な部位ではないため、タンパク質が不足をすれば、後回しになります。
そのため、毎食で十分な量のタンパク質を摂取することが、まつげを育てるポイントになります。
タンパク質が多い食品を、手のひら一枚分ほど、毎食食べることを目安にするとよいでしょう。
L-システインは、体毛や爪のタンパク質を作る栄養素だといわれています。
L-システインを含む食品は、牛肉、羊肉、乳製品、オートミール、小麦などです。
亜鉛は、体内の300もの酵素の働きに関係をしていたり、タンパク質の合成を助ける働きもある栄養素です。
ダイエット中の方は、不足している可能性があります。
亜鉛が不足をすると、抜け毛が増えたり味覚障害を起こしたりします。
亜鉛が多い食品は、牡蠣、豚レバー、カシューナッツ、ごまなどです。
コーヒー、緑茶、紅茶などに含まれるタンニンと一緒に摂取をすると、吸収が阻害されますので、食事とは別にコーヒーなどを飲むとよいでしょう。
目元を温める
血行を促進することで、目元に酸素や栄養素が行きわたり、まつげの成長を助けることが期待できます。
マッサージをすることで血流がよくなるのですが、目元の皮膚は薄く傷つきやすいため、強い力を加えてマッサージをすると肌が傷つきます。
マッサージをする際には、強い力でこすらないように気をつけてください。
親指の腹を使って、眉毛の下や目の下の骨の縁を押していきます。
目を押さないように気をつけてください。
押す位置を少しずつ変えていきましょう。
ホットタオルも目元を温めるため、おすすめです。
湿らせたタオルを、500Wの電子レンジで1分ほど加熱をします。
熱いので取り出すときに気をつけてください。
肌にのせられるくらいに冷めたら、まぶたを温めます。
まとめ
まつげの成長には、時間がかかります。
すぐには変化を実感できなくても、根気よく続けてみてください。
食生活やマッサージなど、毎日できるようなことなので、続けやすいと思います。
毎日の積み重ねが、まつげを育てるためのポイントです。