バックパッカーとしての旅を楽しむためには、軽量であり、バックパックに収納しやすく、なおかつ、役立つアイテムを持ち運ぶ必要があります。
では、具体的にどのようなものを持って行くと、より快適な旅を楽しむことができるのでしょうか?
ここでは「こんなものが役立つの!」という、意外なアイテムをご紹介したいと思います。
壁掛けポーチ
女性が、化粧道具などを入れて持ち運ぶことのできる旅行用の壁掛けポーチが、販売されています。
このアイテムは、女性のみならず、全てのバックパッカーにとって、非常に役立つものです。
安宿の中には、洗面所にコップなどが、用意されていないところがあります。
また、共同洗面所を使用しなければならない場合などは、歯ブラシや洗面道具の置き場に困ってしまうことがあります。
このようなときに、部屋の壁に壁掛けポーチをひっかけ、そこに歯ブラシや洗面道具を収納することができるのです。
また、宿泊する部屋のあちこちに持ち物を置いてしまう癖があり、チェックアウトした後に忘れ物をしたことに気づくという人がいます。
このような人は、壁にポーチを掛け、そこによく使用するものをしまう癖をつけるようにしておけば、忘れ物や無くし物はなくなることでしょう。
とにかく、宿泊するシンプルな部屋における、簡易収納としての壁掛けポーチは、非常に役に立ちます。
S字フック
バックパッカーは、できるだけ旅費を節約しながら旅を楽しみます。
そのため、運賃の安い長距離バスを利用することも多々あります。
このような状況において、意外と役立つのがS字フックです。
長距離バスの前の座席の背もたれには、取っ手がついています。
これは、バスが急停止したときなどに乗客が握って体を固定し、怪我をしないようにするためのものです。
ここに、S字フックの上部を引っかけ、下部にバスの車内で使用するものを入れたサブバッグを引っかけておけば、必要なときにすぐに取り出すことができます。
食べ物や飲み物を入れておけば、お腹が空いたりのどが渇いたときに、すぐに対処することができます。
また、ガイドブックを入れておけば、必要な情報をふさわしいときに、収取することができます。
ストール
東南アジアなどの常夏の国であっても、空港や長距離バスの中は冷房が効いているために、かなり寒いことがあります。
このようなときの防寒対策として、ストールは役立ちます。
薄手の長袖、長ズボンを着用していても、首にストールを巻くことで、かなり寒さは軽減されます。
また、ストールを開いて肩から掛ければ、防寒効果は高まります。
加えて、麻素材のものや荒いコットン素材のものは、屋外を歩くときに広げて露出個所を覆うようにして使用することで、日焼け対策も行うことができます。
使わないときは、バックパックに括り付けておくこともできるために、収納を心配する必要もありません。
鉄のヤスリ
バックパッカーとして長期間海外を旅行する場合、意外とイライラするのが爪の手入れです。
爪切りは、手荷物として飛行機の機内に持ち込むことができないために、バックパッカーにとって常備することが難しいアイテムなのです。
そこで役立つのが、小型の鉄ヤスリです。
このアイテムで爪を削って、整えることができます。
常夏の国では、サンダルでの生活がメインとなりますが、足の爪が伸びていると怪我をする原因となります。
そのため、安全に旅するためにも、鉄ヤスリは重要な役割を果たします。
まとめ
いかがでしたか。
上記で述べた4つのアイテムは、決して高額なものではありません。
中には、100円ショップで購入できるものもあります。
しかし、これらのアイテムを持って旅行に出かけるのと、そうでないのとでは大きな違いが生じます。
もちろん、無くてもどうにかなるわけですが、価格がリーズナブルであり、しかもコンパクトサイズのアイテムですので、旅のお供とすることをお勧めします。