顔のケアは、丁寧にしてきれいにするよう心がけていても、爪のお手入れを忘れていませんか。
マニキュアなどできれいにしたくても、爪が割れてしまっていると、悩んでいる方もいるともいます。
爪は、ものを手渡すときやテーブルに手を置いたときなど、意外と人に見られています。
では、どうすれば爪の割れを防ぐことができるのでしょうか。
爪が割れる原因
爪が割れる原因には、以下のようものがあります。
洗剤や除光液による刺激・乾燥
爪は、常に外部刺激にさらされています。
洗剤も、その一つです。
油でベタベタなお皿を、洗剤で洗うとつるつるになりますが、これは界面活性剤の働きです。
界面活性剤は、お皿の汚れを落としてくれるだけでなく、爪に刺激を与えたり爪の乾燥を進行させます。
また、除光液も爪への刺激になります。
頻繁に除光液を使用していると、爪が乾燥をして割れやすくなります。
偏った食事
健康な爪を作るためには、食事から爪の材料になる栄養素を、摂取しなければなりません。
食生活が偏っていると、十分な量の爪の栄養を摂取できません。
爪は、ケラチンというタンパク質で構成されています。タンパク質が不足をすれば、丈夫な爪はできません。
爪の乾燥を防ぐために必要な栄養素が、ビタミンAです。ビタミンAが不足をすれば、爪が乾燥しやすくなります。
ビタミンB2は爪の成長を促す成分です。不足をすると、爪の成長が妨げられます。
爪の病気
爪の表面が薄くはがれたり、縦に割れる爪甲縦裂症、爪の先端が割れたり、はがれたりする爪甲剥離症、爪水虫などの病気などがあります。
爪が割れることを防ぐ対処方法
バランスがよい食事
丈夫で健康な爪を作るため、爪の成長を促すためには、食事から必要な栄養素を摂取しなければなりません。
爪の主成分は、タンパク質です。
良質なタンパク質が含まれている食品は、肉類、魚類、大豆、卵、乳製品などです。
タンパク質は爪だけでなく、皮膚、髪、内臓、筋肉などを構成する成分でもあります。
重要な部位に優先的に使われるため、摂取量が少ないと生命維持に重要ではない爪への栄養供給は後回しになります。
毎食で、タンパク質を摂取するようにしましょう。
1食あたりで、手のひら一枚分のタンパク質が多い食品を食べることが目安です。
ビタミンAは、ケラチンを作るために必要です。
ビタミンAが多い食品は、レバー、うなぎ、卵黄などです。
カロテンから体内で作ることもできて、ほうれん草、にんじん、かぼちゃなどの緑黄色野菜にカロテンが多く含まれています。
ビタミンAは、脂溶性ビタミンで油と一緒に摂取をすると吸収がよくなります。
ビタミンB2は、爪の再生を促すために必要です。
レバー、うなぎ、卵、大豆製品などに、ビタミンB2が多く含まれています。
栄養を摂取しても、爪にまで届かなければ、爪の成長は促されません。
血行をよくしてくれる栄養素が、ビタミンEです。
アーモンド、かぼちゃ、オリーブオイル、アボカドなどに、ビタミンEが多く含まれています。油と一緒に摂取をすると、吸収がよくなります。
保湿をする
爪が乾燥をすると割れやすくなるので、爪と爪の周辺の保湿します。
手を洗った後や洗剤を使用した後は、爪が乾燥しやすいので、手を洗った後などに保湿クリームやネイルオイルをつけるとよいでしょう。
特に乾燥をするのは、除光液を使った後です。
除光液は、爪の乾燥を進行させるので、除光液を使った後には、丁寧に保湿ケアをしましょう。
常にマニキュアをしていたり、頻繁に除光液を使うと爪の負担になるので、たまにはマニキュアをつけない日を作ってみてください。
保湿ケアをするときには、爪だけでなく爪の周辺にもクリームなどをつけてください。
クリームをつける際に、ついでにマッサージをすると血行がよくなります。
爪の先端に向かって、さするようにマッサージをします。
まとめ
いかがでしたか。
爪がきれいだと、気分が明るくなりませんか。
食事やお手入れ方法に気をつけて、美しい爪を手に入れましょう。