「筋トレをしても、なかなか筋肉が付かない。」
と悩んでいる人はたくさんいると思います。
今回は、そんな悩みを解決するために、パターン別に原因を明らかにして、解決策をご紹介します。
【ポイント1】まずは食事を見直そう
人間の体は、食べたもので出来ています。
食べ物から栄養素を取り出し、その栄養素を材料にして体を作るので、その材料が足りていない状態では、筋肉は絶対に付かないです。
家で考えてみると分かりやすいと思います。
家を建てるときに木材や鉄骨がなければ、大工さんがいくら頑張っても、家が完成することはないです。
筋肉も同じで、筋肉を付けるための材料となる栄養素が体の中にない状態では、筋肉を大きくすることは出来ないです。
筋肉がなかなか付かない場合、自分の1日の食事を振り返ってみると良いです。
一回の食べる量が少ない人は、1日3食以上食べるように心掛けることから始めたほうが良いです。
代謝が良くて運動量も多い運動部の学生さんであれば、1日5食くらい食べないと筋肉が付かないこともあります。
一回の食事でたくさん量が食べられるという人は、その食事を3食しっかりと摂るようにします。
筋肉をたくさん付けたいのであれば、まずは消費カロリーよりも多くのカロリーを摂取しなければいけないです。
これは基本中の基本なので、まずは「消費カロリー<摂取カロリー」という食生活を送るようにします。
どうしても量が食べられない、小食で困っているという人は、ジャンクフードやファストフードをたくさん食べるという方法もあります。
ハンバーガーやカツカレーなど、高カロリーな食事をして、カロリーを一気に稼ぐのもありです。
しかし、この方法は最終手段なので、出来れば、高たんぱく質で低脂質の食事を摂るようにしたほうが、健康的で筋肉も大きくなります。
【ポイント2】トレーニング方法は問題ないか
食事はたくさん摂っているのに、筋肉がなかなか大きくならないという場合は、トレーニング方法が間違っています。
間違いの殆どは、重さばかりを追い求めていき、フォームが崩れているからです。
フォームが崩れるということは、その重さは重過ぎるということです。
ここで、無理をして間違ったフォームでトレーニングをしていくと、筋肉が成長しないどころか、怪我をする可能性も高くなるので、間違いに早く気がつかなければなりません。
友達にフォームを見てもらったり、お金に余裕があれば、パーソナルトレーナーにフォームを確認してもらうと良いです。
重い重量を扱いたい気持ちは分かりますが、トレーニングに近道はなく、コツコツと重量を伸ばしていくことが、結果的に一番筋肉が成長することが多いです。
重量を上げても、負荷が筋肉に掛かっていない状態だと、関節の負担も大きくなるので良いことはないです。
まずは、適切な重量でフォームを意識してトレーニングをして、徐々に重さを上げていくと良いです。
トレーニングは、重さだけではなく、違ったアプローチでも筋肉を大きくすることができます。
例えば、回数やインターバルです。
前回のトレーニングよりも回数が多く出来たり、インターバルを短くすれば、トレーニング強度は前回を上回ることができます。
これを繰り返していけば、筋肉は成長します。
【ポイント3】サプリメントに頼りすぎていないか
サプリメントは、食事をしっかりと摂れている人が、補助的な役割で使うものだと考えた方が良いです。
食事が足りていない、栄養素が極端に偏っている状態でサプリメントを使っても、筋肉は付かないです。
サプリメントで一番有名なのはプロテインだと思いますが、プロテインはたんぱく質の塊なので、プロテインを飲んだからといって筋肉が沢山付くわけではないです。
あくまでも、食事の補助と考えた方が良いです。
色々なサプリメントに手を出す前に、まずは食事をしっかりと考えましょう。
まとめ
いかがでしたか。
筋肉がつきにくい、つきやすいという体質の違いは人それぞれ個人差があるのは確かですが、筋肉がつかない人などいません。
しっかりと適切に取り組むことで、確かな結果が必ず実感できます。
頑張っていきましょう!