この度、人生で初めてレクサスを購入しました。
それも、手ごろな価格で街乗りに最適な「CT200」です。
コンパクト、かつハイブリッドカーということで、その燃費性能や乗り心地について、いくつかご紹介します。
「室内空間」について
5人乗りでありながら、後部座席は正直なところ少し狭いです。
小さなお子様がいる家庭であれば何とか問題ないと思いますが、後部に少し大きなお子様や大人を載せることを想定するのであれば、少しそぐわないモデルになってきます。
しかしながら、運転席や助手席の乗り心地は抜群によく、2人で乗る車であればコンパクトカーとしては非常に優れているという判断ができるでしょう。
「収納」について
正直なところ、収納についてはそれほど大きくありません。
特に、ビジネスマンでゴルフに行きたいような場合、ゴルフバックを2本載せることが非常に難しいのが現実です。
場合によっては、後部席を前に倒してゴルフバックを載せる必要が出てきます。
ですから、コンパクトカーを購入する方が前提にするとは思いませんが、アウトドアやキャンプを趣味にしている方々にとっては沿わない車になります。
「乗り心地」について
車高が非常に低い分、視界はあまり良くないかもしれません。
トヨタやレクサスのハイブリッドカーにありがちですが、後方は非常に見にくいところが気になります。
ハイブリッドカーだから当たり前かもしれませんが、静かで揺れが少ないところは非常に評価が高いところです。
助手席に乗っている人間にとっても安心感があり、揺れが少ないところはポイントが非常に高いといえます。
また、座席が非常にゆったりしていますので、長時間のドライブにも耐えうる乗り心地になっています。
注意しなければいけないのは、車高が低い分、段差や縁石で傷をつけてしまうことです。
サスペンションがしっかりしているとはいえ、ゆっくり運転しなければなりません。
「燃費性能」について
これは、レクサスのラインナップの中でも最も燃費性能が高いといえるでしょう。
もちろん、ハイブリッドカーでコンパクトカーですから重要なポイントになります。
そこで、気になるところは、実燃費となってきます。
乗り方にもよりますが、1リットルあたり20キロを切る事はまずないです。
もちろん、エコモードにしたり、スポーツモードにしたりでその燃費が変わってきますが、通常の乗り方では20キロが基準となるでしょう。
また、乗り方によっては20キロを大きく超える燃費を発揮することがあるのが、この車の素晴らしいところです。
口コミ等にも記載されていますが、ハイブリッドカーのバッテリーの持ちは10万キロを超えたところから少しずつ落ちてきますので注意が必要です。
しかしながら、20キロを切る事はあまりないのではないかと思います。
そこまで乗ってしまえば、後は乗り換える必要があるといえるでしょう。
総合判断
「レクサスに1度は乗ってみたい」という方々であれば、まずはスタートでこの車を選ぶ事は間違いなく正解です。
しかしながら、ファミリー層がお出かけも含めて収納を重視するのであれば、少し疑問が残るかもしれません。
コスト面で判断した場合、燃費性能を考えれば、ガソリン車で安い車を買うよりも10年近く乗ることを想定すれば元を取ることができます。
400万円以内でレクサスオーナーになることができるというコンセプトを考えれば、間違いなくお勧めできる1台になります。
今後のラインナップ次第では、この車も消えていくかもしれません。
だからこそ、まずレクサスに乗ってみたいという希望を持っている方々には、最初にこの車でスタートすることをぜひともお勧めしたい1台です。