温泉の楽しみ方は色々あると思いますが、今回は「とにかく広い露天風呂」をご紹介します。
こぢんまりとして、景色を楽しむという情緒のある露天風呂も良いですが、大きな露天風呂に入るときの開放感を味わってみてください。
なお、今回ご紹介するところ以外にも、大きな露天風呂はあると思いますが、筆者自身が残念ながら訪れていない場所をお薦めすることはできないため、割愛しています。
皆さんの地元の露天風呂が入っていないからと、石を投げないでくださいね。
それでは、ベスト5です。
蔵王温泉大露天風呂(山形県 蔵王温泉)
蔵王温泉スキー場内にある大露天風呂です。
残念ながら、スキーシーズン中は閉鎖されていますが・・・。
日帰り温泉ですが、何と言ってもコスパが良い!
出典:蔵王温泉大露天風呂
大人1人550円で、温泉を満喫できてしまいます。
ただし、蔵王温泉は強酸性泉ですので、肌の弱い人はしっかりと上がり湯をしてから上がってください。
【営業時間】 6:30~18:00(最終受付 17:30)※11月下旬〜翌3月までは閉鎖
【入浴料】大人550円 子供(12歳未満)300円
西の河原露天風呂(群馬県 草津温泉)
草津の温泉街からやや離れ、草津スキー場の麓近くにある公営の露天風呂です。
温泉街からだいぶ歩き、賽の河原公園の中を散策しながらようやく到着します。
街の中心部から離れている分、緑に囲まれた景色がとても良いです。
見晴らしが良すぎて、男湯からは山道を歩く人が普通に見えてしまいますが・・・。
こちらも強酸性泉ですが、上がり湯用のシャワーのところには「こちらのシャワーは水になります」という張り紙が張っています。
冬場でも露天風呂には入れますが、上がり湯は使えませんので注意してください。
【営業時間】4/1~11/30 7:00~20:00(最終受付 19:30)
12/1~3/31 9:00~20:00(最終受付 19:30)
【入浴料】大人600円 子供300円
汪泉閣(群馬県 宝川温泉)
関東屈指の露天風呂です。
広さ50畳、100畳、120畳、200畳と4つもの大露天風呂があり、そのうち小さい方の2つは女性専用、大きい2つは混浴となっています。
出典:汪泉閣公式
混浴の方も、湯浴み着の貸し出しがあるので、女性でも安心して入ることができます。
また、こちらは露天風呂のすぐ脇を川が流れているので、せせらぎを聞きながらちょっとぬるめのお湯にのんびりとつかる、なんて楽しみ方もお薦めです。
【営業時間】9:00~17:00(最終受付 16:00)
【入浴料】大人2,000円 子供1,500円(宿泊者は無料)
水明館 佳留萱山荘(岐阜県 新穂高温泉)
汪泉閣と並んで、日本の露天風呂2トップとも言われるのが、西の佳留萱山荘です。
宿泊施設は、良い意味で鄙びた感じがする、素朴なお宿です。
そこから駐車場を横切る形で、大露天風呂があります。
出典:佳留萱山荘
駐車場が間にあるので、冬場に露天風呂と宿を往復する際は、湯冷めしないように気をつけてください。
こちらは、250畳の混浴露天風呂と、それよりやや小さめの女性専用露天風呂があります。
新穂高温泉自体がかなり山の中にあるため、露天風呂からの景色は、野趣溢れる素晴らしい景色です。
更に、露天風呂脇に高さ10メートル以上はある趣のある巨岩が置かれ、露天風呂の広さと相まって自分がものすごく小さくなったような錯覚を覚えます。
スパリゾートハワイアンズ 江戸情話 与一(福島県 いわき温泉)
露天風呂の東西の横綱を抑え1位にしたのが、スパリゾートハワイアンズの大露天風呂「与一」です。
「え?プールがメインのリゾート施設の温泉でしょ?」と最初は舐めてましたが、いざ実際に行ってみると、圧巻の広さと白壁で囲われた風情に魅了されてしまいました。
世界最大の露天風呂として、ギネスブックにも登録されているとのことです。
出典:
スパリゾートハワイアンズ
夜には奥の建物に影絵が映し出されるなど、飽きずに何度でも入ることができる工夫もされています。
洗い場はありませんが、かけ湯・上がり湯用の湯箱がいくつかあります。
屋外の通路部分がそのまま脱衣場になっているので、上がり湯をした後しっかりと身体を拭いてから脱衣場に行くようにしたいですね。
まとめ
さて、どうでしたか?
これらは、個人的な順位なので異論はあるかも知れませんが、どの温泉もたっぷり楽しめることは間違いありません。
もし、行ったことがないところがあれば、ぜひ行ってみてください。