ニューヨークと聞いてまず思い浮かべるのが「華やかな街」であるという事でしょう。
しかし、実際に行ってみると、理想と現実の違いに、すぐ気付く事ができるでしょう。
今回は、地下鉄をクローズアップして、ご紹介します。
ホームレスが沢山いる地下鉄
「ニューヨークの地下鉄は危険」という話を聞いた事がありますか?
実際には、そこまでは危険ではなく、それは30年前以上のことです。
それよりも知っていただきたい事は、たくさんあります。
まず初めに、ホームレスが沢山いるという事です。
ホームレスは、暑さ凌ぎ、または寒さしのぎで、電車内に居座っている事が、日常茶飯事であります。
その車両に、乗客は全く乗っていない為、万が一自分の乗る車両の中が誰一人いなかったら、注意が必要です。
臭いが酷く、とにかく耐えられないレベルです。
時間通りに来ない地下鉄
地下鉄は、24時間運行している為、いつでも移動することが可能です。
ただ、深夜帯は20分に1本のペースで、なおかつ、中心地から離れれば離れるほど危険なのでお勧めできません。
そして、時間通りに来ないのが普通です。
5分10分普通に来なかったり、時には、乗っている最中にいきなり特急に変更になったり、ルートが変更されて、自分が行きたい場所と違う所に行く場合があります。
アナウンスもかかりますが、音質が悪く全く何を言っているか聞き取れません。
それに加え、週末には古びた線路工事の影響で、利用できなる路線まで出てきます。
とにかく古い為、いつ事故ってもおかしくないです。
線路上のゴミが多い地下鉄
多くのマイナスイメージを出してきましたが、極めつけはプラットフォームの下の汚さです。
文化の違いが大きく出ているのがここで、利用客はゴミを線路上に捨て、そのゴミを漁るネズミまでが出てきてしまっているのです。
もちろん、駅には多くのゴミ箱が存在するのですが、なぜか利用する人が少ないのです。
車内がカオスな地下鉄
カルチャーショックは、地下鉄内だけでも、まだまだあります。
電車内では、若者が手すりを利用し、パフォーマンスを繰り広げたり、小さい子がお菓子を売りに来たり、なんでもありな状態となっています。
出典:Barcroft TV
そして、ホームレスの方が、自分には家族がいるので助けてくれと、お金をせがんでくる事まであります。
本来であれば、お金はあげてはいけないのですが、ニューヨーカーは、お金(コイン)の使い道に困るのが一般的で、こう言ったコインに関しては、ホームレスにあげるという暗黙のルールが存在するように感じられるのです。
地下鉄がいやなら。。。
地下鉄が「とにかく日本と違うので使いたくない」って方には、イエローキャブと呼ばれるタクシーがお勧めです。
理由は、初乗りが安く、なおかつ安全であるということ。
そして、クレジットカードまで使えるので、とにかく便利なんです。
今では、Uberというアプリが主流となっており、より移動に関して快適になってきています。
なので、キャッシュでも良いですが、海外で利用可能なクレジットカードを所有しておくのも良いかと思います。
ちなみに、Uberには、プールというコースもあり、安く相乗りで目的地まで連れて行ってくれるというサービスで、これも友達などと割り勘にすれば、夜遅くの帰りになったとしても迷わず使ってしまうサービスでしょう。
最後に
これは完全に余談ですが、この街でヒールを履く事はやめておきましょう。
それは、自殺行為だという意見をよく耳にします。
もちろん、車に乗っていても気付くかとは思うのですが、道路が全く整備されていない為、揺れがひどく、たまに酔ってしまう事があります。
そんな街中でヒールを履くと、100%つまずいたり、足をくじいたりする事は、目に見えています。
そして、マンホールに大きな穴があり、そこにはまってしまう事があります。
働いている女性の方はよく「全身スーツだけど、足元だけはスニーカー」というスタイルが一般的で、とにかく歩き易さと、その快適さを重視している事がわかります。
それだけ、歩きづらい町なのです。