一般にはあまり知られていないキリスト教について ~カトリックとプロテスタント~

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キリスト教と言えば、知らない人はまず居ないでしょう。

世界三大宗教の1つでもあり、日本でも仏教の次に信仰者が多いと言われています。

ですが、キリスト教という言葉だけは知っていても、詳しく知っている人はあまり多くはないでしょう。

ここではこのキリスト教について、一般にはあまり知られていない部分を説明していきたいと思います。

2つの教派に分かれています

知らない人からは、単にキリスト教と1つで表現されてしまうことが多いですが、その中は実は大きく2つに分かれています。

その1つが「カトリック」、もう1つが「プロテスタント」になります。

どちらの教派も、同じキリスト教には違いありませんが、主に以下の違いがあります。

○カトリック
・聖職者は「神父様」で、神父様は必ず独身の男性
・集会を「ミサ」と呼ぶ
・クリスチャンネームを採用している
・十字架に貼り付けられてイエス・キリストがシンボルマーク

○プロテスタント
・聖職者は「牧師様」で、男女を問わず結婚も可能
・集会を「礼拝」と呼ぶ
・クリスチャンネームは原則的に付けない
・十字架のみをシンボルとする

教会を見た時の違いは、十字架にイエス・キリストが貼り付けられているかどうかです。

共にそのイエス・キリストを神と崇め、聖書を唯一の教典として聖職者から数々の教えを受けますが、その聖職者が神父様か牧師様か、という大きな違いがあります。

何故2つの教派があるの?

元々キリスト教は、今で言うカトリックのみ存在していました。

そこから独立して誕生したのが、プロテスタントです。

カトリックはご存知の方も多いと思われる、ローマ法王が最高の位置に就いており、全てのカトリックの教会は、1つの教団として運営されています。

日本に存在するカトリックの教会は、言わば日本支部のような形です。

対して、プロテスタントにはいくつもの教団があり、それぞれ独自に教会を展開しています。

中には、牧師様が個人で運営している教会も珍しくありません。

豪華な教会はカトリックだと考えてください

カトリックは、1つの母体によって計画的に運営されているので、教会が豪華なことが多くなっています。

プロテスタントは資金面の関係もあり、比較的質素な作りの教会が多く、映画などに出てくる教会のほとんどはカトリックだと思っていいでしょう。

外観からの特徴の違いは、先にも挙げた十字架についてですが、他にもカラフルなモザイクガラスがあれば、それはまずカトリックの教会です。

プロテスタントで、そういった豪華な作りにすることは、ほとんどありません。

キリスト教の礼儀作法

キリスト教では、お祈りをする時に、仏教のように手を合わせることはしません。

それは、”偶像崇拝”を禁止しているからです。

何かに対して手を合わせるということは、そこに信仰の対象が祭られているからですが、キリスト教では、仏教で言う仏像などは存在しません。

十字架もあくまでシンボルマークという扱いで、それに対して拝むようなことはなく、”神は常に私たちを見守っておられる”という考え方から、何かに手を合わせるということはしないのです。

祭壇にも手を合わせません

上記のように、キリスト教では、一切手を合わせて拝むという行為を行いません。

これは、各種の祭壇に対してや、葬儀の際にも同様です。

知らない人が、キリスト教の墓地で手を合わせてしまっていることがありますが、キリスト教では両手はそのまま下に伸ばし、軽く頭を下げる礼が正式な作法となっています。

キリスト教に入信するには?

キリスト教には、入信という考え方はなく、教会はあくまで誰にでも開かれている場所です。

ただし、”洗礼”という儀式があり、キリスト教を唯一の生涯の教えとして学んでいく覚悟ができた人は、聖職者によってそれを受けて「クリスチャン」となります。

この洗礼を受けていない人は、原則的にキリスト教を信じていてもクリスチャンとは呼ばず、「求道者」と表現されます。

この洗礼は、きちんと聖書を勉強してからでないと、受けられるものではありません。

1つの教会に通い続けて、聖職者と洗礼を受ける為の面談を行い、今後クリスチャンとして生きる覚悟を伝えて初めて受けられるものです。

無理矢理入信させられることは絶対ありません

よって、興味半分で教会に行ってみても、いきなり入信させられるようなことは絶対になく、逆に言うと、キリスト教はそれほど甘い宗教ではないということです。

もちろん、それ以外の人でも、集会には自由に参加することができます。

このように、興味を持って通っているうちに、洗礼を受けるかという話が出てくるのが普通の流れです。

洗礼を以って、入信と表現することも無くはありませんが、キリスト教としては特に入信という言葉を使うことはありません。

正当な宗教だと言えるでしょう

世の中には、仏教を始めとする数多くの宗教がありますが、キリスト教はその中でも正当な宗教の1つだと表現していいでしょう。

カトリックとプロテスタントという2つの教派こそありますが、どちらもイエス・キリストを唯一の神と崇めている根本的な部分では一緒で、多少の違いはありますが、洗礼を受けた者は共にクリスチャンと呼ばれます。

例え、そのクリスチャンになる気はなくても、気軽に集会に参加できるので、比較的身近な宗教だと表現していいでしょう。

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