「月」と「海」を名前に入れた「LUNA SEA」。
1992年のメジャーデビュー以来、ヒット曲を連発。
2000年に解散してからも、その人気は衰える事はありません。
再始動を始めてから、かつてのファンはもちろん、若い世代からも支持されています。
そこで今回は、「LUNA SEA」の「ライブで盛り上がる曲」を五つご紹介します。
伝説と呼ばれたバンドの魅力が、この5曲でたっぷり感じられますよ。
LUNA SEA の代表曲に挙げる人も多い王道の「ROSIER」
1994年7月にリリースされた3枚目のシングルで、印象的なベースのメロディーが曲を引っ張るスピードナンバー。
LUNA SEAを語る上で、絶対に外せないのがこの「ROSIER」。
この曲でLUNA SEAを知ったという人も多くいるのではないでしょうか。
愛する人を想いながらも、決して触れる事のできないもどかしさや哀しみが歌詞に綴られています。
LUNA SEA / ROSIER [ロージア] (1994.7)pic.twitter.com/wASrtDTEf7
— 90’s音楽bot (@90smusicbot) March 6, 2022
聴いているだけで、胸を鷲掴みにされるような1曲です。
ボーカルのRYUICHIの低く甘い声が、この曲では堪能できます。
ライブでは、王道中の王道と言えるこの曲は、是非マスターしていくべきですよ。
出典:LUNA SEA
キャッチーかつメロディアスで疾走感溢れる「TRUE BLUE」
1994年9月にリリースされた4枚目のシングルで、曲の最後はフェードアウトと共にノイズに埋め尽くされて終わるナンバー。
キャッチーかつメロディアス、バンドの良いところがギュッと濃縮されたいつ聴いても胸がグッと掴まれる定番中の定番。
疾走感溢れるこのナンバーは、ファンの中で根強い人気を誇ります。
SUGIZOとINORANによるギターが、曲に奥行きを持たしてくれます。
何故かダンボールと
ガムテープが
カッコよく見える
引っ越し侍の
LUNA SEA
TRUE BLUE感https://t.co/uXHNyA9S1P pic.twitter.com/Q5qwjhsC0I— *1席のみの美容室*V系ヘアメイク ✂︎ よみXLⅢ (@belle_vie_avec) May 15, 2020
曲のスタートから、まるでサビのように激しいこの曲は、独特の歌詞とテンポが特徴的で1度聴いたら忘れられません。
相手への激しい執着が、狂しいほど伝わってきます。
曲が終わっても、まだその余韻に浸っていたい。
そんな楽曲です。
出典:LUNA SEA
切なさが響く、フジ系ドラマ「神様、もう少しだけ」主題歌「I for you」
1998年7月にリリースされた11枚目のシングルで、フジテレビ系ドラマ「神様、もう少しだけ」主題歌でした。
ドラマティックなギターのイントロから始まり、ファンタスティックな歌詞と上り詰めるかのようなオーケストレーションのエンディングが華吹雪のようです。
LUNA SEAといえば、激しいロック調の曲を連想する人が多いでしょう。
『神様、もう少しだけ』
たった一度の援助交際から
HIVに感染した女子高生
真生 (深田恭子)と
人気音楽プロデューサー
啓吾(金城武)が
障害を乗り越え 結婚
子供を授かるもHIVが元で
永遠の別れになるストーリーに涙
主題歌「I for You」LUNA SEA
”私はあなたのために”https://t.co/EXcZqACZJO pic.twitter.com/axkzqLVqWn— まっさん 超々々低浮上中 (@jaGGqf69rXxvdh6) December 22, 2022
ですが、その魅力を存分に感じるにはバラードもおススメです。
1998年に発売されたシングルであり、LUNA SEAの新境地を開いた曲と言ってもいいでしょう。
愛する人に対する、深く優しい愛に満ちた歌詞がいつまでも心に残る。
神様、もう少しだけといえばLUNA SEAのI for Youだよなぁ😭😭😭😭😭😭 pic.twitter.com/sWKZ50b4tr
— ᴀsᴀᴍɪɴ (@_19933947_) March 12, 2019
そんな、ドラマティックな一曲。
RYUICHIの幅広い音域を楽しめますし、穏やかで深みのあるメロディが心に染みます。
まさに、大人のラブソングです。
出典:LUNA SEA
静かでアグレッシブな情熱的なラブソング「Desire」
1995年11月にリリースされた6枚目のシングルで、SUGIZO原曲のそれまでのLUNA SEAの楽曲には見られなかった情熱的なラブソングです。
この曲は、シンプルながら奥深いロックを感じさせるナンバー。
恐らく、イントロ時点では物足りなさを感じる人も多いでしょう。
ですが、サビに入った瞬間。
1998年3月27日放送(25年前)
LUNA SEA
「DESIRE」#音楽駅名シーン #1998年 pic.twitter.com/mbYIyhZNdS— 音楽駅名シーンbot ※リクエストは受け付けておりません (@Ongakueki35th) March 26, 2023
そこからは、一気にLUNA SEAならではの世界が味わえるのです。
この曲は、激しいだけがロックではないという事を教えてくれる名曲。
静かな中に眠るアグレッシブな情熱が、この一曲に詰まっています。
出典:LUNA SEA
映画「アナザヘヴン」主題歌「gravity」
2000年3月にリリースされた12枚目のシングルで、映画「アナザヘヴン」主題歌並びに、テレビ朝日系ドラマ「アナザヘヴン~eclipse~」主題歌でした。
LUNA SEAの魅力は、RYUICHIの甘い声だけではありません。
SUGIZOの激しいギターや真矢の華麗なドラムテクなど、メンバーそれぞれの個性が1つになった結果なのです。
LUNA SEAの「gravity」(2000年)、名曲です。映画『アナザヘヴン』主題歌。これは飯田譲治原作、江口洋介主演のホラー映画という事だが記憶が無い・・。曲はLUNA SEAらしいカッコいい、淡々と突き進んで行く曲。サビは一発で覚えてしまうインパクトだ。当時子供だったがこのサビは覚えてた#LUNASEA pic.twitter.com/oUSui0G5yH
— マー・田中 (@kazeno_yukue) April 19, 2023
それがよくわかるのが、2000年に発売されたシングル「gravity」です。
INORANによる僅か数音のアルペジオが波紋のように広がり、曲の壮大さが伝わってきます。
アルペジオの美しさが、壮大なバラードを更に盛り上げてくれます。
出典:LUNA SEA
まとめ
いかがでしたか。
「LUNA SEA」の楽曲は、激しいロック調のものからバラードまで幅広いです。
メンバーそれぞれの個性が、ぶつかる事なく融合。
そして、RYUICHIの唯一無二の甘い歌声は、変幻自在にあらゆる感情を歌い上げています。
また、歌詞からは切なくも美しい世界が感じられます。
「LUNA SEA」のライブに行った際は、メンバーとファンが一体化した空気を感じてみるのもいいのではないでしょうか。
CDやDVDでは伝わってこない、その場でしか味わえない臨場感に酔いしれてみましょう。