派手なコスチュームと唯一無二のパフォーマンスで、日本の音楽界に多大な影響を与えた「チェッカーズ」。
メンバーの髪型やファッションを真似るファンも出るなど、まさにその人気は社会現象に。
バンド自体は1992年に惜しくも解散しましたが、その人気は令和の時代でも健在です。
そこで今回は、チェッカーズの名曲ベスト5をご紹介します。
かつての人気を知っている人には懐かしく、知らない人には新鮮に聴こえるでしょう。
切ない夜に聴きたい「ジュリアに傷心」
1984年11月にリリースされた5枚目のシングル。
クリスマスには、切ない失恋ソングが良く似合います。
1984年に発売され、チェッカーズ最大のヒット曲と言われる「ジュリアに傷心」。
印象的なサックスのメロディで始まるこの曲には、男の切なさと後悔が滲み出ています。
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「ジュリアに傷心」
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曲の初め、主人公はかつて愛した女性が別の男と踊っているのを見てしまいます。
幸せだった頃を懐かしく思い出しながら、自分の元へ戻ってこいと願う主人公。
そのあまりにも切ない歌詞は、まるでドラマを見ているよう。
切ない気分に浸りたい夜には、この曲がピッタリ。
夢に破れた時に聴きたい同名映画主題歌「Song for U.S.A」
1986年6月にリリースされた11枚目のシングル。
時には、夢に破れて落ち込む事もあるでしょう。
そんな時に聴きたいのが、この「Song for U.S.A」。
この曲は、1986年7月に公開されたチェッカーズ主演映画「チェッカーズSONG FOR U.S.A.」の主題歌としても知られています。
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アメリカに憧れ、夢を抱いた主人公達。
時には挫折を味わい、涙する事があっても夢を追い続ける。
優しいメロディが、傷ついた心を優しく抱き締めてくれます。
かつての夢を、もう一回追いかけてみよう。
そんな気持ちにさせてくれる曲です。
ノリノリに踊りたい時にはこの曲「NANA」
1986年10月にリリースされた12枚目のシングルで、当時、歌詞が少しエロティックな事で話題に。
チェッカーズ初のセルフプロデュースシングルで、時が経っても色あせず新しさを感じさせてくれ、ノリが良くてカッコ良いナンバー。
彼らにとっての大切な1曲であり、必ずライブでは演奏されて来た曲。
解散後も演奏されることが多く、メンバーも大切な曲として扱っているのがよくわかります。
チェッカーズの曲には、リズムが速く踊れる曲もいっぱいあります。
懐かしテレビ📺シリーズ第40弾。「ミュージックステーション」より。JOPメドレー。チェッカーズ「NANA」〜近藤真彦「ギンギラギンにさりげなく」〜「fin」中森明菜〜「say yes」菊池桃子〜「BECAUSE I LOVEYOU」TUBE他。 pic.twitter.com/Tly8ZtHZrt
— 武藤たかし (@PUoyf1Kt6q8FJuY) November 17, 2023
そのなかでも、ひときわ華やかなのがこの「NANA」。
この曲は、チェッカーズにとって大きな転機となった楽曲。
大人っぽいメロディと過激な歌詞が、それまでのアイドル路線を見事に打ち破ったのです。
振り向いてくれない女性に、過去を捨てて今を楽しもうと誘う主人公。
藤井フミヤさんの男性的な色気が、この曲を更に魅力的にしています。
初恋の情景が浮かんでくる「Long Road」
1986年3月にリリースされた4枚目のオリジナルアルバム「FLOWER」に収録されていて、ファンへの感謝の意を込めたナンバー。
「ALL SONGS REQUEST」や「ALL BALLADS REQUEST」の投票で、共に第1位に輝いています。
初恋のような甘酸っぱさが感じられるこの曲。
オルガンの静かな音色から始まり、終始穏やかなメロディに包まれています。
チェッカーズ「Long Road」(解散ライブより) https://t.co/3NQtOKEUj5 @YouTubeより
途中声が出なくなってファンが受け継いで歌うところとかめちゃくちゃかっこいいなぁ。スターっていう人はこういう人のことを言うんだろうなぁ。めちゃくちゃ当時人気あったんだよね。羨ましい。その頃追いたかった😭
— かるあ@ハデス鯖 (@KaruaSnow) September 11, 2021
オルガンが学生時代を彷彿とさせるようで、初恋の情景が浮かんできます。
離れ離れになっていた間も、心の中には常に一人の少女がいました。
その面影を大切にしながら生きてきた主人公は、彼女を迎えに行く事を決めます。
君を迎えに行くと綴られた歌詞が、胸をキュンとさせます。
愛する人と聴きたい「夜明けのブレス」
1990年6月にリリースされた23枚目のシングルで、映画「タスマニア物語」のキャンペーンソング。
ストレートなラブソングで、結婚式にピッタリ。
チェッカーズのバラード作品の名曲として、今でも人気の高いナンバーのひとつ。
恋人と一緒に甘い時間を過ごしたい、そんな時にはこの楽曲が最適。
ほんと素敵な歌声…
守りたいと思われるような、
可愛げのある女に生まれたかったものです#藤井フミヤ #チェッカーズhttps://t.co/b1pFjeIS6J— えんもんどろっぷす (@EM_drops) March 11, 2024
1990年に発売されたこの曲は、愛する人へのストレートなラブソングとなっています。
「君の事を守りたい」、「君を生きる証にしよう」といった情熱的な歌詞が並びます。
藤井フミヤさんの結婚時期とも重なり、歌詞は妻のために書いたとも言われています。
プロポーズの曲としても、ピッタリ。
まとめ
いかがでしたか。
チェッカーズの曲には、オールディーズのようなノスタルジックな魅力があります。
どこか懐かしく、優しいメロディ達。そして、愛する人への想いを切なく、情熱的に綴った歌詞達。時が過ぎても、楽曲達は色褪せる事がありません。
時には、チェッカーズの懐かしい楽曲を聴きながら昭和の音楽シーンに想いを馳せるのもいいのではないでしょうか。