懐かしさと新しさが共存する還暦シンガーソングライター「レーモンド松屋」。
五木ひろし「夜明けのブルース」の作者としても知られています。
地元である四国愛媛を本拠地に、地域密着型の歌詞と昭和が蘇るレトロサウンドをベースに作品作りをしてきた「レーモンド松屋」。
これまでにいくつもの曲を発表していますが、今回は独断と偏見でチョイスしたおススメのナンバーを5つご紹介します。
攻めまくる渾身のロックナンバー「咲き乱れる花」
2021年10月にリリースされた2枚目のベストアルバム「ベストヒット・オンパレード」に収録されています。
女性目線の艶っぽい大人の愛の世界を、得意のレーモンド節のロック歌謡で歌った渾身のロックナンバー。
二人がお互いをどれほど強く思っているのか伝わってくる歌詞。
貴方は、今のパートナーや恋人のことをこの歌詞のように強く思うことができますか。
カッコいいから、可愛いからなど見た目で相手を選んでいるようでは、この歌詞に登場する人物たちのようにお互いを強く思い合うことはできないでしょう。
皆さまご存知、あのレーモンド松屋さんの新曲「咲き乱れる花」は、BOØWY風イントロから始まるロックなムード歌謡。
もちろん、4月のキャンシステム有線演歌お問合せランキングで1位です。https://t.co/KGjxkIWTmT— ダイヤランドNEWS (@dialand_jp) May 5, 2020
見た目は年齢を重ねることで変わります。
カッコよく無くなったら、可愛く無くなったら、もう相手のことを思えなくなってしまうのでしょうか。
この歌詞に登場する二人は、命尽きるまでお互いを思いやって過ごすことでしょう。
二人の絆が強いからこそ、困難を乗り越えることができます。
辛いことがあっても「大丈夫」と思えるはず。
男と女の夜の物語三部作・完結編「いいかげんにして」
2021年10月にリリースされた2枚目のベストアルバム「ベストヒット・オンパレード」に収録されています。
「クラブジェールのママ」「本気で行くから」に続く男と女の夜の物語完結編「いいかげんにして」。
大切な人と一緒に過ごしていると、ふと「いいかげんにして」と言いたくなることがあるかもしれません。
しかし、怒りを爆発させてしまうと、今後二度と大切な人と出会えなくなってしまうかも。
この曲を聞くと、冷静に考えて対応しないといけないと考えさせられます。
「いいかげんにして」と言ってしまうのは、自分の怒りを抑えられないからという理由もありますが、相手のことが好きだからこそ自分の気持ちを知って欲しい、こういった思いもあるのだと思います。
大切な人だからこそ、これからも長く一緒に居られるように「いいかげんにして」なんて言わないように気をつけたいものです。
出典:レーモンド松屋 公式
大石まどかに提供した意欲作「ストロベリームーン」
2015年9月にリリースされた1枚目のセルフカバーアルバム「歌謡クラシックスⅡ ~セルフカバーヒストリー~」に収録されています。
2017年9月にリリースされた大石まどか「ストロベリームーン」。
2016年にデビュー25周年を迎えた「大石まどか」。
これまでとは一味異なる、新しい世界への挑戦をコンセプトに、五木ひろし「夜明けのブルース」「博多ア・ラ・モード」などの作詞・作曲を手掛けたレーモンド松屋に楽曲を依頼。
ストロベリームーン
作詞 作曲 レーモンド松屋
(*μ_μ)♪大石 まどか#洋子の演歌一直線 pic.twitter.com/cSGySoDaER— ヨシタケ (@Vpw2eq3OW6KWbYr) January 1, 2023
王道演歌のイメージが強い彼女の歌世界に、新たな一面を加えました。
その後「ストロベリームーン」にちなんで、千葉県いちご組合連合会“いちご大使”に就任。
年に一度の赤い満月「ストロベリームーン」を見ると幸せになれるという、ロマンチックで都会的な大人の歌謡曲。
七色シャボン、キラキラ風、バラの花びらバスタブ浮かべなど、明るい気持ちにさせてくれる単語が並びます。
この言葉から、歌詞に登場する人物はワクワクすることがあるのだなと想像できます。
曲を聞いていると、こちらも明るくワクワクした気持ちになってきます。
付き合ったばかりのころは、相手といるだけでも楽しく、光がキラキラと輝いて見えたり、些細なことにも幸せを感じられたのではないでしょうか。
しかし、年月が経つとそのときの気持ちを忘れてしまいがち。
この曲は、つき合ったばかりの楽しい気持ちを思い出させてもくれます。
出典:レーモンド松屋 公式
「大人の恋」がテーマの共感を呼ぶナンバー「星空のエレベーター」
2021年10月にリリースされた2枚目のベストアルバム「ベストヒット・オンパレード」に収録されています。
“大人の恋”をテーマに、多くの大人たちの共感を呼ぶナンバーで、熱い思いが伝わってきます。
「大人の恋の吟遊詩人」ことレーモンドの松屋の原点である「ネオGSサウンド」で描いた大人の恋の物語で、彼のファン層の中心である45歳から60歳代の男女が求めている音楽を如実に反映したナンバー。
■史上初の快挙! レーモンド松屋の新曲「Kissしてハグして大阪/星空のエレベーター」の2曲が有線放送キャンシステム「演歌お問合せランキング」で2カ月連続1位を獲得 https://t.co/AgZ4fiGHLI pic.twitter.com/vgMDutvbYo
— 唄栞 -うたしるべ – (@utashirube1) June 3, 2016
大好きで仕方がない人には、この歌詞のような気持ちを抱くのではないでしょうか。
でも、引っ込み思案の人だとこの歌詞のような大胆な行動はできません。
この歌詞に登場する人物は、よっぽど相手に熱い思いを持っているか、大胆な人なのでしょう。
昔の恋をして相手に夢中になっていた頃のことを思い出させてくれます。
五木ひろしに提供した大ヒット曲「夜明けのブルース」
2015年9月にリリースされた1枚目のセルフカバーアルバム「歌謡クラシックスⅡ ~セルフカバーヒストリー~」に収録されています。
2012年4月にリリースされた五木ひろしの大ヒットシングルである「夜明けのブルース」。
この曲は、レーモンド松屋が作詞、作曲をした楽曲で、第54回日本レコード大賞「作曲賞」も受賞。
歌謡曲でありながら、軽快なラテン調のリズムが若い層からも支持されたナンバー。
実際聞いて見ても渋い歌で、カラオケウケも良さそうなテンポの良い作品。
愛媛県松山市の繁華街・二番町を舞台に、大人の恋を描いたもので、2012年に発売されてからじわじわと売り上げを伸ばし、ロングヒット。
オリコン演歌・歌謡シングルチャートでは1位も記録。
幅広い層に支持されていて、若者層にも親しみ易い要因としてはリズムの良さや、メロディーの覚え易さなどが上げられています。
PVも松山で撮影された「夜明けのブルース」は、松山を強く印象つける曲として愛媛県から表彰もされたそう。
中七にいれてみたい言葉として【トキメキこころ】が移動中の車内で盛り上がるの巻
(レーモンド松屋「夜明けのブルース」) pic.twitter.com/cZU32njcUc— 川嶋ぱんだ (@panda_yamori) September 11, 2019
そしてなんと、この後「松山観光大使」にまで選ばれた五木ひろしさん。
今や1万枚売り上げれば良いほうと言われている演歌・歌謡のジャンルで、ジワリジワリとセールスをのばし10万枚のヒットを飛ばした五木ひろしさんの「夜明けのブルース」。
そんな多大な影響をもたらしたナンバー。
レーモンド松屋のセルフカバー版も必聴です。
出典:レーモンド松屋 公式
まとめ
いかがでしたか。
今回ご紹介したナンバー以外にも素敵な作品は多数あるので、ぜひ聞いてみてください。
明るい気持ちにさせてくれたり、しんみりとしたり、今のあなたの気持ちにピッタリな曲が見つかるはず。
音楽は人を元気にしてくれたり、前向きな気持ちにしてくれたりします。