日本における「プロ野球」の課題とは ~「日本プロ野球」はどう変わるべきか~

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現代の日本プロ野球は、もちろん根強いファンも多いことは確かだし、集客力も他のスポーツに比べて、格段に上であることは言うまでもありません。

しかし、それでも多くの課題があります。

今回は、それらについて具体的にあげて行きたいと考えています。

ファンの高齢化

日本は、サッカーは若いファンが多く、野球はオールドファンが多いという構図があり、実際にはその構図は間違っていません。

このままいくと、いつかは日本の野球ファンは、劇的に減ってくる日がやってくるかもしれません。

ですので、プロ野球の選手会などが、子供のための野球教室などを積極的に開催して未来のファンづくりに励んでいる次第です。

これは、地道な活動かもしれませんが、非常に重要になっています。

選手の海外志向

野茂投手を皮切りに、腕に覚えのあるプロ野球選手が、どんどんメジャーリーグに移籍する形になっています。

もちろん、野球を志すもの、自分の腕に覚えがあれば、最高峰であるメジャーリーグで活躍する事は非常に重要なことだと思います。

当初は、海外移籍に対するルールも明確ではなかったので、トラブルもありましたが、今となっては直近の大谷選手を始め、海外でどんどん活躍すべきではないかと逆に考える次第です。

しかしながら、どこかで日本のプロ野球に戻って、再度活躍するような選手が出てくることも併せて期待したいと考えます。

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野球人口の減少

日本国民が少子高齢化で人口が少なくなると共に、もちろんのことながら、野球人口も減ってきています。

少なくなる中で、サッカーや他のスポーツにそのパイを奪われることによって、さらに野球人口は縮む一方だと言えるでしょう。

前述のように、プロ野球選手が子供たちに野球教室を開催することで、野球への興味を引こうとしますが、実際のところ数十年前と異なり、子供たちが簡単に公園で野球を楽しむような環境がなくなりつつあります。

少ない人数で、テレビゲームなどで遊ぶことが増えれば、9人必要な野球は中々楽しむことが難しいでしょう。

そして、野球を始めようとすれば、道具も必要になります。

父親か母親が野球に興味を持っていなければ、子供が野球に興味を持つことも難しい時代になりつつあるといえます。

野球と健康

最近、高校野球で取り沙汰される問題である健康問題。

要するに、中学生や高校生が体を酷使することで、肘や肩が消耗されてしまい、将来が閉ざされると言うことです。

アメリカでは、年齢によって球数制限があったり、プロ野球でも先発投手が100球以上を投げることがないというルールを設けています。

日本は根性主義で、プロ野球でも高校野球でも、ピッチャーは先発完投、酷暑の環境でも連投が当たり前という時代がありましたが、少しずつ変わりつつあります。

それでも、若い時代に体を酷使することで、将来がある選手がつぶれてしまうこともあり、そろそろ本気で考えなければならない時代になっているでしょう。

プロとアマチュアの垣根について

日本の野球界の過去からの問題として、プロとアマチュアの垣根の問題があります。

野球人口が減ってきて、かつ、世界で日本がその地位を築いていくためには、この問題を早急に解決して、野球そのもののレベルアップを図る必要があります。

国際化について

日本では、野球は非常にメジャーなスポーツかもしれませんが、世界から見ると野球の知名度や人口はそれほど多いものではありません。

だからこそ、オリンピックでも正式競技として取り上げられることが難しいのです。

ワールドベースボールクラシックや、学生の国際大会なども取り上げられていますが、国によっては重きを置かない状態です。

これに関しては、日本だけではなく、世界の野球協会が一緒になって盛り上げていくべきだと思います。

まとめ

いかがでしたか。

野球は、ともすると、今後衰退していく可能性のあるスポーツです。

まだ人気がある現在の状況の中で、根本的な対策を施して、さらに発展するようにしていくべきかと思います。

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