旅行に行ったら観光だけでなく、地元の美味しいものも食べたいでしょう。
秋田県は、東北地方でもご当地グルメが多く、かつB級グルメの宝庫として注目を集めています。
今回は、美味しいものが多い秋田県のなかでも、厳選しておススメのご当地グルメをご紹介します。
秋田県に行かれる予定の人は、参考にして頂けると幸いです。
古くから伝わる秋田の家庭料理「きりたんぽ」
秋田県と聞いて真っ先に思いつく鍋料理といえば「きりたんぽ」で、冬の風物詩として鍋を囲んで味わう家庭が多いです。
きりたんぽといえば、新米が出始める頃に、大広間で秋田杉の串に1本1本手作業で巻きつけ、囲炉裏で焼き上げて鍋に入れます。
鍋のだし汁は比内地鶏を使うなど、地元のものにこだわり、具材はせりや舞茸、ごぼうなどを使うことが特徴です。
きりたんぽは、鍋以外にも様々な食べ方があり、味噌をつけて焼くなど、好みに合わせて味わえます。
秋田といったら…
きりたんぽ~(^q^)
何回食べてもやっぱり美味しい😋#秋田 #きりたんぽ#きりたんぽ鍋 #お腹ペコリン部 pic.twitter.com/UAIR9rHFPp— ポンきち🍀 (@AAtMUvJWqphcfqG) December 16, 2018
秋田県といえば、あきたこまちなど、米どころとしても有名で、手作りの味わいを楽しめることでも人気が高いです。
きりたんぽ鍋は、囲炉裏で味わうと雰囲気が出ますし、鍋を囲むように炭火で焼き上げてから煮込むなど、家庭料理として定着しています。
天然の旨味調味料「しょっつる」ベース「しょっつる鍋」
「しょっつる」は「塩魚汁」と書く場合があります。
「しょっつる鍋」この汁を煮汁とし、ハタハタや野菜を煮立てた鍋料理で、くせのある味ですが魚の旨味を引き出せることでも人気が高いです。
秋田県の魚はハタハタで、小魚や塩を加えて発酵させているため、まろやかさがあります。
秋田の冬といえば厳しい寒さですが、しょっつるはハタハタの旨さを引き出し、野菜や豆腐などを入れて煮込めば、ほっこりします。
【#しょっつる鍋】
ハタハタを発酵させて作る魚醤「しょっつる」で味付けし、ハタハタ、ネギ、豆腐などを煮込んだ鍋っこ。
ハタハタの卵「ぶりこ」や、とろっとした白子も一緒に食べるとんめど~(おいしいよ)♪ pic.twitter.com/jpHYK4iejO— あきたびじょん (@akitavision) November 27, 2019
ハタハタは白神山地が近い県北部で味わえ、しょっつる鍋に入れるとプチプチした食感と粘りのある卵が美味です。
しょっつるは調味料としても使われ、稲庭うどんの出汁などに入れると、魚の旨味を引き出せます。
日本三大うどんの一角「稲庭うどん」
日本三大うどんの一つとしても有名で、細麺でつるつるとした食感が特徴です。
食べ方は冷やしうどんが主流ですが、冬場はしょっつる鍋やきりたんぽ鍋などに使われます。
発祥の地は県南部にある湯沢市で、佐藤養助商店は創業150年と古く、製造工程を無料で見学できる工場もあります。
稲庭という名称は発祥の地であり、手延で作られて平べったくてつるりとしたのどごしと、コシのある食感で人気が高いです。
昨日の夜ごはん【秋田 眞壁屋】
『二味稲庭天ざるうどん』久しぶりの #眞壁屋 さん
頼んだのは やはりこれ!のど越し良い #稲庭うどん を
2つの味で食べれるのは魅力的😊天麩羅も自分の好きなモノが多く
野菜は素材の甘さが
海老はプリプリ食感で👍 pic.twitter.com/YYKaw7Vm8I— ZAKZAK (@ZAKZAK_01414) January 23, 2020
最近では、多くのチェーン店も登場するほど人気が高いですが、秋田県内にはパスタの代わりに使われる店もあるほどです。
日本を代表する地鶏「比内地鶏」
比内地鶏といえば、大館市比内町で飼育され、日本三大美味鶏として有名です。
放し飼いで飼育されて、歯ごたえがある淡白な味わいが特徴で、噛むほどにコクがあるために人気があります。
きりたんぽ鍋にも使われるなど県内の料理にも定着し、親子丼では卵と肉を味わえて美味しいです。
#比内地鶏 は日本三大美味鶏の一つに数えられる秋田名物。
天然記念物の比内鶏とロード種を掛け合わせたもので、噛みしめるほどに味がしみ出します!出汁も含め、 #きりたんぽ鍋 など、秋田の郷土料理には欠かせない食材です。10/21~2020/2/15 秋田比内地鶏フェア開催!:https://t.co/IGxyk7iwAR pic.twitter.com/5kuXb6M8Bg
— あきたびじょん (@akitavision) October 11, 2019
他にも、ブランド鶏として県外の専門店でも味わえ、全国的にも知名度があります。
だし汁は鶏ガラから取れて旨味があり、ラーメンなどのスープとしても使われることが特徴です。
横手のご当地グルメ「十文字ラーメン」
正式には「十文字中華そば」といい、横手市十文字にあるJR奥羽本線十文字駅周辺で味わえる、魚介の出汁と細いちぢれ麺が特徴です。
マルタマ食堂は発祥の地で85年の歴史があり、元来は戦前で重労働が多かった時代に、おやつ代わりに出されていました。
一軒目
横手市十文字町 マルタマ食堂
大盛中華そば(¥600) pic.twitter.com/NSfoDISNpx— 銀さん♂ (@arawblue) December 30, 2015
あっさりとした醤油味で、煮干しや鰹節などを使った和風のスープで、麺はかん水を使わないため独特の食感があります。
具材は、チャーシューやネギ、メンマ、かまぼこなどで、シンプルながらご当地グルメとして定着しているほど人気です。
【おらのメモ】十文字中華そば🍥
①マルタマ食堂(冷っこい中華 ※麩→玉子)
②丸竹食堂(中華そば)
③名代三角そばや(三角中華そば)#秋田のラーメン pic.twitter.com/DXJzYaevto— 超神ネイガー (@neiger_akita) May 30, 2019
十文字駅は、秋田新幹線の開業後は特急列車がなくなりましたが、ラーメンを味わうために途中下車する観光客は増えています。
周辺は山に囲まれた盆地にありますが、横手焼きそばと共に、ご当地麺として人気が高いです。
まとめ
いかがでしたか。
秋田県は米や魚が有名で、冬場の気温が低く雪が積もりやすいので、ご当地グルメではその特色を生かしたものが多いです。
中でも、稲庭うどんや比内地鶏は全国区として有名で、きりたんぽ鍋ではこの2つを使うことでも注目されています。
秋田県を旅行する時は、この5つを覚えておけば食べ歩きができ、他では味わえない本格的な風味を堪能できます。