ニキビで悩んでいる方は、化粧下地を使うとニキビが悪化することがありませんか。
しかし、メイクをきれいに仕上げるには、化粧下地が必要です。
では、化粧下地を使ってメイクをきれいに仕上げつつ、ニキビの悪化を防ぐにはどうしたらよいのでしょうか。
そもそも、化粧下地の役割とは
化粧下地は、メイクのはじめに使うものです。
化粧下地を塗ることでキメが整い、次にのせるファンデーションのノリが均一になったり、化粧もちがよくなります。
また、種類によっては皮脂崩れを防ぐ、落としやすい、肌色補正をするといった役割もあります。
直接肌に触れるので、どのような成分が配合されているのかよく考えて選ぶことが、ニキビの悪化を防ぐためには大切です。
化粧下地でニキビが悪化する原因
ニキビには、白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、黄ニキビといったものがあります。
白ニキビと黒ニキビは毛穴に皮脂がたまった状態、赤ニキビや黄ニキビは毛穴に皮脂がたまってアクネ菌が繁殖をして炎症を起こした状態です。
出典:エスエス製薬
メイクの落とし残しがあると、毛穴がふさがれてしまい、ニキビができる原因になります。
白ニキビができて放置をしていると炎症が起こり、赤ニキビに進行することがあります。
赤ニキビになってしまうのは、メイクをしっかり落とせておらず、菌が繁殖してしまったことが原因です。
ニキビができるということは、肌が弱くなっているということです。
肌が弱っていると、わずかな刺激にも敏感に反応してしまうことがあり、メイクでかゆみを感じることがあります。
こういったことを防ぐためには、メイクをしたらしっかりと汚れを落とすことが重要です。
忙しかったり疲れていると、メイク落としがいい加減になってしまいがちですが、メイクをした日には、きちんと落とすようにしましょう。
また、化粧下地を使用すると、肌が乾燥するということもあります。
皮脂を吸着するタイプの化粧下地だと、乾燥を感じやすいです。
肌が乾燥するようなら、保湿成分が配合されたものを選ぶとよいでしょう。
ただし、油分が多く配合されていると、ニキビを悪化させる心配があるので、油分の使用量が少ないものがおすすめです。
ニキビ肌のための化粧下地の選び方
肌が乾燥すると、これ以上乾燥しないように過剰に皮脂分泌されます。
過剰に分泌された皮脂は、毛穴をつまらせる原因です。
保湿をして、水分と油分のバランスを整えるために、保湿成分配合の化粧下地を選ぶとよいでしょう。
ちふれ「メーキャップ ベース クリーム UV」は、しっとり感が持続する化粧下地です。
ヒアルロン酸、トレハロースなどの保湿成分配合なので、お肌の乾燥を防ぎます。
乾燥肌なら保湿系の化粧下地1本で、Tゾーンなどのテカリが気になるようなら、テカリが気になる部分だけ、皮脂を吸着するタイプの化粧下地を使用するのもおすすめです。
ノンコメドジェニックとは、ニキビができにくい成分を使用していることです。
ニキビができにくいことが確かめられているので、ニキビが気になるようならノンコメドジェニック処方のものを選ぶと安心できます。
キュレル「UVエッセンス」は、肌に負担をかけない無香料、無着色、紫外線吸収剤無配合の低刺激タイプで、安心のノンコメドジェニックテスト済みです。
ニキビや肌荒れを起こしにくく、敏感肌や乾燥に悩んでいる方へおススメの化粧下地です。
紫外線はさまざまな肌トラブルを招きますが、ニキビも紫外線で悪化をします。
ニキビの原因菌であるアクネ菌は、遊離脂肪酸を分泌しますが、紫外線を浴びると過酸化脂質に変わり、これが肌に刺激を与えてニキビを悪化させます。
日焼け止めを塗らない場合は、UVカット機能がついているかどうかも、化粧下地選びで重要な点です。
また、肌が弱くなっているので刺激を与えやすい香料、着色料、紫外線吸収剤などは無添加のものが望ましいです。
サトウ「BBクリームモイスチュアリッチ 日焼け止め・化粧下地」は、この一本で、化粧下地、日焼け止め、エッセンスクリーム、コンシーラー、ファンデーション機能を持っています。
まとめ
いかがでしたか。
化粧下地といっても、ノンコメドジェニック、UVカット機能つき、保湿成分配合など、さまざまな種類があります。
ニキビを防ぐためには、肌のことを考えて化粧下地を選ぶことが大切です。
そして、メイクをした日には、きちんとクレンジングを使ってメイクを落としましょう。
今回、紹介したことを参考にして、化粧下地を選んでみてください。