ブログのレビュー記事の画像で、
「後ろの背景が映り込んでしまった」
「アイテムに影が出来てしまった」
「かといって編集したら、本来の色とは違ってしまった」
というお悩みはありませんか?
結局、
「アイテムの写真撮るのハードル高い!」
「撮影場所もきれいにしなきゃいけないし、編集も面倒くさい!」
となってしまい、綺麗に撮ることは諦めていたのですが、
やっぱり「もう少し綺麗に撮りたいなあ」と思い、色々調べたら撮影ボックスの存在を知りました。
色々な撮影ボックスがあり、値段もピンキリの中、今回、4000円台のこの商品を選び購入してみましたので、ご紹介します。
届いた商品を早速開封してみる
まず、届いた商品の「段ボールがでかい」ことに驚きました。
段ボールのサイズは、W50×D41×H23cmでした。
段ボールを開封すると、こんな感じで商品が入っていました。
実際の商品は、透明なビニール袋に梱包されていました。
撮影ボックスは、収納袋の中に入っていましたので、取り出してみます。
撮影ボックス自体は、真っ白なプラスチック製です。
撮影ボックスを開いてみると、緩衝材が挟まれていて、microUSBケーブル(1.2m)1本と、
背景布(黒、白、赤、青)が4枚、説明書が1枚入っていました。
さらに開いてみると、背景布の上にさらに緩衝材が挟まれていました。
背景布は4枚(黒、白、赤、青)となっています。
組み立ては工具いらずで簡単
添付されていた説明書通りに組み立てますが、工具はいらず、両サイドのボタンをかけるだけです。簡単です。
材質がそんなに硬質ではないプラスチックなので、自立させても多少ぐにゃりとします。
内側に凹む場合は、癖を強制する必要があります。
3辺の固定はボタン式ですが、素材が柔いのでボタンの固定がちょっとやりにくいですが、問題ないレベルです。
サイズは、W40×D40×H40cmとなっており、小物の撮影向きです。
赤く囲った部分が、LED照明用のUSBケーブル接続口です。
USBケーブルを接続すると、こんな感じです。
USBケーブルがもう少し長めであれば、より良いと思いました。
照明のスイッチはなく、USBケーブルが接続されれば、即点灯します。
LEDは奥と手前の2列あるので、光量もそれなりにあります。
LEDライトは調光式ではありません。
天板にも丸い穴が空いていて、被写体を上から撮影することもできます。
照明は十分で、小物類の撮影は非常に便利です。
いよいよ撮影してみる
では、いよいよ撮影してみます。
4種類の背景布(黒、白、赤、青)ごとに撮影してみました。
まずは黒!!
シックな感じで、全体的に引き締まって見えます。
2番目は、白!!
背景紙の色が商品に移りこむこともなく、商品の形状がわかりやすい感じです。
3番目は、赤!!
温かみのある雰囲気を醸し出しています。
4番目は、青!!
落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
どの背景色も、綺麗に撮れている気がします。
LEDが前後に2列あるので、影の少ない撮影が出来ます。
部屋の中にあるものが写る心配がないのもいいです。
ただし、引いて撮影するとボックス内部の布がない部分や角の隙間が写ってしまうので、注意が必要です。
小物の撮影であれば、問題なく満足できます。
使用しないときはコンパクトに収納
使用しないときは、撮影ボックスは折りたためて、それを入れる収納袋も付いています。
収納袋はがっちりとした作りで、ボックスを入れるのには十分です。
厚手のフェルト生地です。
使用しないときは、このように袋に収納できます。
こんな感じで、持ち運びできます。
まとめ
いかがでしたか。
総合的に見て、コストパフォーマンスに優れた簡易スタジオだと思います。
良い点は、
- 四千円程度の手頃な価格で、30cmぐらいの少々大きめのサイズのものを簡単かつ綺麗に撮影できる
- 正面だけでなく上空(そのための穴がある)からも撮影が可能
- LED照明の明るさも問題ない
- 組み立て方も簡単
- 持ち運びも可能で、収納袋もしっかりとした作り
難点は、
- 組み立てた後のボックスの横が凹みやすく、癖を強制する必要がある
- 付属のUSBケーブルが、やや短い
でも、個人的には、購入して良かった商品でした。