ずっと住んでいるので、見慣れていて気がつかなかったけれど、ある日ふと、壁紙の汚れが気になったことはありませんか?
汚れだけでなく、空気が入って膨らんでしまったり、破けてしまっているところもあるかもしれません。
壁紙にも、他の全ての内装品と同じように寿命があり、壁紙は8年から10年で機能性が落ちて破けることもあると言われています。
汚れや破れが気になりだしたら、壁紙を替えることを検討してみましょう。
素人でも出来るリフォームとしても、壁紙の張替えは人気ですよ。
壁紙を替えるメリットとは?
リノベーションをして、古い物から新しい物へと変えるとき、壁紙を変えることで得られるメリットには様々なものがあります。
まずは「快適な生活をサポートしてくれる」ということです。
壁にはウィルスやカビ、花粉などがくっついている状態が多いので、新しくすることで汚れにくく、汚れても汚れを取りやすくて掃除がしやすくなることが多いです。
花粉症が酷い方などは、壁紙を一新することで症状が和らぐこともあるでしょうし、1度ついたタバコのヤニなどは中々取れませんから、いっそのこと新しくすれば、禁煙が出来るようになるかもしれませんね。
そして「家にいる時の気分を一新してくれる」というメリットもあります。
今までは、真っ白の壁だったものを一面だけグレーに変えるなどすれば、以前とは全然違った雰囲気にリノベーションすることが出来ます。
背景が変わることで、引っ越しをしていないのに新しい家に住んでいるかのような感じを受ける人もいます。
それまでは、何とも感じなかった部屋に愛着が湧いて、休日はゆっくりとリフレッシュ出来るようになるかもしれません。
壁紙は部屋のテーマにあわせてみましょう
DIYでやろうが、業者に頼んでやろうが、壁紙をかえるには多少の時間とお金がかかります。
折角、雰囲気を変えて新しくするのであれば、全ての部屋を同じようにするよりも、部屋ごとに目的やテーマを決めて、デザインや機能性を選ぶことがおすすめです。
例えば、寝室は1日の疲れを癒してぐっすりと眠るための部屋ですよね。
となると、緊張した精神を和らげて、ぐっすりと安眠するために選ぶのは、赤や黄色などエネルギッシュな色ではなく、青や白、緑などの落ち着いた優しい色を選ぶなどといったことです。
赤は、人を興奮させる作用がありますので、クローゼットの中や勉強部屋などに向いていますし、小花柄は清潔感や優しさを感じますので、皆が集まるダイニングやリビングに適しているでしょう。
このように、部屋ごとに決めたイメージや目的、テーマに合わせて壁紙をはっていけば、思い通りのリノベーションになりますし、家の中にいても雰囲気や気分を変えることが簡単になります。
壁は面積が大きいですから、デザインや色をかえるだけで、がらっとイメージを変えることが可能です。
自力でも可能なリノベーションですし、小さな一面だけでも出来ることから、初心者でも試しやすく、その効果は抜群です。
色だけでなく機能性にも注目しましょう
壁紙を選ぶ時には、色だけではなくて、その場所にあわせた機能性も考えて選ぶようにしましょう。
現在の建築素材には、ただ色があって雨水の侵入を防ぐという以外にも、たくさんの機能がついています。
例えば、寝室は人が眠る場所なので、長時間人が滞在することから湿度も高くなりがちですし、体臭などもこもってしまいます。
そのため、寝室の壁紙を選ぶ時には、調湿性や防臭性に優れた商品を選ぶのがおすすめです。
最近では、ミネラル鉱石を含んでいて、マイナスイオンを発したりする壁紙もありますので、癒しの場である寝室で検討してみてください。
洗面所やトイレなどの水回りでは、吸湿性や放湿性、防カビ機能は絶対に外せませんし、洗面所が脱衣所もかねている場合には、オレンジやピンクなどの暖色系にすることで、服を脱ぐときにも寒さを感じにくくなります。
まとめ
いかがでしたか。
壁紙を替えることは、多少時間はかかりますが、引っ越しなどをせずとも気分を一新できますし、家中がまるで新品になったかのような感覚になれます。
DIYをする人たちの中には、日曜日が来るごとに
「今度はこの部屋を皆で壁紙リフォームをしよう」
と家族皆で作業するのを楽しみにしている人達もいます。
共通のアクティビティとして考えてみるのも、良いかもしれませんね。