アメリカ合衆国の義務教育制度、日本との主な違い

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教育についての論争や会議などが行われる際、何かと「アメリカではこういう教育が進んでいる」と話題になることが多い「アメリカの教育」ですが、教育の中身はさておき、制度自体が日本と異なることをまず頭に入れておく必要があります。

今回は、そんなアメリカの教育のことをご紹介します。

小中学校や高校の年数、学期の始まる時期についてなど

日本では、小学校から中学校までが義務教育とされていて、幼稚園は義務教育に含まれていません。

しかし、アメリカでは「Kから12」という言い方があり、「K」とは幼稚園のこと、12とは12年生、日本で言う高校三年生のことです。

義務教育は、幼稚園一年分から高校卒業までです。

ちなみに、幼稚園の前の段階ではプリスクールがあり、それは義務教育ではないものの、行く子どもが多いです。

だいたいは、3歳から5歳までがプリスクールに入学可能です。

学年と年数については、義務教育の一部である幼稚園は一年、小学校は日本のように1年生から6年生までの地域もあれば、1年生から5年生の地域もあります。

2000年代からは後者の方が多くなりましたが、後者の場合は、同じ区域の中学校が六年生から、といった形になります。

ちなみに、幼稚園と小学校は同じ学校になり、「〇〇小学校」いう名前の小学校の中に幼稚園もある、といった形です。

小学校が6年生まである場合は、同じ区域の中学は7年生と8年生といった二年制の「ジュニア・ハイスクール」といった中学があるはずです。

そして、小学校が5年生までしかない場合は「ミドル・スクール」といった、6年生から8年生までの三年生の中学があります。

高校は、9年生から12年生までで、どこの州や地域でも4年制です。

基本的には、高校まで義務教育で無料ですが、州によっては親権者の許可を得た場合、14歳から17歳の生徒が、高校を退学することが許可される場合もあります。

その他の州では、18歳まで在学することが義務づけられています。

従って、高校までは、受験なしで教育を公立校で受けることが可能だということです。

学期と年齢も日本と異なる

日本では、どの学校でも新年度は3月に始まり、翌年の4月に終わります。

これは、会社などの入社時期などにも深く根付いている文化です。

しかし、この独特な年度は日本独特なものであり、アメリカや中国、ヨーロッパの国など、韓国を除く国のほとんどが日本とは異なり、「秋始まりで夏終了」といった制度のところが多いです。

アメリカの場合、だいたいは9月に新しい学年が始まり、翌年の6月にその学年が終わります。

地域によっては、一ヶ月程度のズレがありますが、大体はそういった形です。

学校に行き始める年齢については、日本ほど厳しいわけではないので、1、2年のズレは許されています。

入学する9月までに5歳になっている子どもが、幼稚園に入ることが一般的です。

9月の誕生日の子どもは、生まれた時期や親の方針などにより、一年入学を遅らせたり早めたりする場合が多いです。

従って、9月生まれでクラスの中で一番誕生日が早い子もいれば、9月生まれでクラスの中で誕生日が一番遅い子もいることになります。

一般的に、一番誕生日が遅い子どもは、8月生まれということになりますね。

夏休みが終わったら新しい学年になるので、夏休みの宿題は、特殊な進学校などの場合を除き、ありません。

日本のように、夏休みが終わっても同じ学年の同じクラスに戻る、ということはないため、夏休みはアメリカの子どもにとって、リセットの時期でもあります。

大学に進学する場合は、統一試験を受けたり申請用紙を書いたりなどが必要となりますが、これは高校在学中に実行する生徒が多数です。

しかし、卒業してからでも受験資格はあるので、日本ほど「現役」入学にこだわる人が多いわけではありません。

まとめ

いかがでしたか。

アメリカは「自由の国」と言われることが多いですが、教育に関しても比較的「自由」なのです。

入学の年齢も多少の融通は利きますし、必要な場合は学年を落第によりリピートしたり、飛び級したりも可能です。

例え義務教育でも、日本のように何でも年齢で決まる教育制度ではない部分は大きいですね。

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