食費を節約するため、外食を極力控えて料理に挑戦する人が増えてきています。
料理を覚えられれば、食事がよりいっそう楽しくなりますし、それで食費が節約できるなら一石二鳥です。
しかし、いざ料理を始めようと思っても、何を作れば良いのやらと、初心者は迷ってしまいがちです。
今は、料理を突き詰めようとしている人が多いため、凝った料理のレシピをメディアでよく見かけます。
しかし、そんな料理上手が作るような凝った料理ではなく、誰でも簡単に作れる料理はないでしょうか?
今回は、そんな料理初心者におすすめの料理を紹介していきます。
市販のルーで手軽に美味しく作れるのがカレーライス
小学生でも作れる家庭的なド定番料理といえば、何といってもカレーライスです。
改めて、カレーライスのレシピをチェックしてみるとわかるのですが、カレーライスは料理の基本が組み込まれていて、料理初心者にとってはとても作りがいのある料理です。
タマネギ、ジャガイモ、ニンジンなどカレーライスではおなじみの野菜と、豚肉、牛肉、鶏肉などの肉を食べやすい大きさに切ります。
切ったら、これらをまずしっかりと、火を通す感じで炒めます。
このときバターで炒めれば、クリーミーな香りと風味がプラスされます。
炒めたら適量の水を入れ、後は20分ぐらい煮ていきます。
十分煮たらいったん火を止め、市販のルーを投入して再度火にかけ、とろみをつければ出来上がりです。
このように、カレーライスは簡単ではありますが、料理で基本となるような作業がしっかり含まれています。
それだけに、料理初心者にとって作りがいがあるのがカレーライスです。
色鮮やかに仕上げられるケチャップライス
卵とタマネギを使って、色鮮やかに仕上げればとてもオシャレなのが、ケチャップライスです。
最近では、SNSにアップしたときどれだけ映えるかを気にしながら、料理を作る人も増えてきていますが、ケチャップライスなら見た目の派手さは十分です。
ケチャップライスは、黄色い卵と赤いケチャップが、見た目の鮮やかさを演出してくれます。
さらに、嫌いでなければグリーンピースを添えて緑色も加えれば、しっかりとした見映えの料理が完成します。
作る手順はまったく難しくなく、ご飯と具材を混ぜ合わせて炒めれば良いだけに過ぎません。
それで、れっきとした料理になるのですから、料理初心者が取り組むにはちょうど良い料理です。
また、ケチャップライスが作れれば、チャーハンも作り方はほぼ同じですから、応用できますし、いろいろとバリエーションが増やせられます。
肉野菜炒めでメインのおかずを作る
肉野菜炒めはメインのおかずになりますから、料理初心者が積極的に取り組みたい料理の1つです。
この肉野菜炒めが優秀なのは、食材や味付けを変えれば何パターンでも作れるという点にあります。
オーソドックスな組み合わせのみならず、ちょっと変わった食材を使えば、それだけで、まるで料理通が作るような肉野菜炒めに、仕上げさせることも難しくありません。
また、肉野菜炒めを何回も作ることで、肉や野菜の炒め加減、さらに味付けのバランスについても感覚的にわかるようになっていきます。
最初のうちは、ついつい炒め過ぎてしまったり、味付けを濃くし過ぎてしまったりなど、凡ミスをするかもしれません。
しかし、それもまた経験のうちです。
1度失敗すれば、次からは失敗しないように気をつけられますし、肉野菜炒めは料理の基本的な部分を覚えるのに、とても適した料理です。
まとめ
いかがでしたか。
料理を作りたいけれど、何を作れば良いのか迷っているなら「カレーライス」「ケチャップライス」「肉野菜炒め」はおすすめです。
これらの料理以外にも、作りやすい料理はたくさんありますが、とりあえずこの3つを作ることに挑戦していけば、料理の腕を少しずつ磨いていくことができます。