禁煙を成功させる方法 ~喫煙スペースの縮小、タバコ増税・・・時代は禁煙ブーム?嫌煙ブーム?~

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世の中では、喫煙者の数は減少傾向にあります。

喫煙所も減っているし、お店や施設では全面禁煙の場所も増えており、喫煙者は肩身の狭い世の中です。

そして、もちろん喫煙は体に害でしかありません。

そこで、禁煙をする方もどんどん増えていますが、この禁煙というのがなかなか大変です。

そこで、今回はどうすれば禁煙を成功させることができるのかについて、私自身の経験に基づいて書いていきますので参考にしてください。

日常的にタバコを吸う人の禁煙は大変?

禁煙はそんなに大変なのでしょうか?

人によっては、あっさりやめられたという人も実際にはいます。

ですが、それは例外であり、そのような人々は大抵、喫煙歴が浅かったり、喫煙の本数が元々少ない依存性の低い人たちです。

ほとんどの喫煙者にとっては、やはり喫煙は大変です。

喫煙は人間に依存性という問題を持たらすもので、これが禁煙が大変な理由です。

そして、タバコへの依存度は、喫煙歴が長ければ長いほど、また本数が多ければ多いほど高くなります。

そして当然、依存度が高いと禁煙も大変になってきます。

依存には、大きく二つの依存があります。

生物的依存と、心理的依存です。

生物的依存は、身体面での話です。

具体的には、脳における依存です。

タバコを吸うと、ダメージを受けるのは肺というイメージがありますが、実際には脳も相当なダメージを受けます。

そして、そのダメージの一つですが、喫煙によって脳内で分泌される神経伝達物質に変化が生じます。

詳しいことは割愛しますが、その神経伝達物質の変化によって、タバコへの依存が生じるのです。

次に、心理面での依存です。

これは、喫煙という経験が一つの習慣となり、その人の生活に欠かせ無い要素となることに起因します。

喫煙者は、仕事中などに一定の間隔でタバコ休憩をとります。

また、食後にはタバコを吸うことが多いですし、お酒の席でも必ずといってよいほどタバコが欠かせません。

喫茶店では、コーヒーと一緒にタバコを吸います。

むしろ、コーヒが飲みたいというよりも、タバコが吸いたくて喫茶店に行くのではないかと思うほどです。

さらに、朝起きた時、夜寝る前、物事に取り掛かる時や終えた時など、タバコはその人の生活リズムと大きく関わってくるのです。

そうなるともはや、タバコがないと違和感しかありません。

お酒もコーヒーも美味しくないし、物事に取り掛かることすらできなくなってしまいます。

これは決して、脳という身体的なレベルでの話ではなく、あくまでそれまでに築かれた慣習に関するものです。

これが、タバコの心理的依存というものです。

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2つの依存から抜け出すには?

見事禁煙に成功するためには、この2つの依存から抜け出さなくてはなりません。

これは、大変難しいことなので、結局失敗して諦める人も多くいます。

ですが、絶対に不可能なことではありません。

根気強く取り組むことで、必ず解決できることだと思います。

まず有名なこととして、禁煙3日目が、最もタバコが吸いたくなるという説があります。

これについては私の経験上、あまり正しくありませんでした。

それくらいで、ニコチン濃度が切れるので禁断症状が出る、というようなことを見聞きしたことはありますが、実際には3日目を乗り越えても、まだまだ吸いたくなる時はあります。

私の場合は、1カ月ほど吸わなければ喫煙衝動は弱まりました(もちろんまだゼロにはなりませんが)。

その後、半年ほどで、もう大丈夫と思えてきました。

ですが、半年禁煙するまでには何度も失敗しました。

最初になくなるのは、生物的依存です。

1カ月もがんばれば、この次元でも依存はだいぶ小さくなります。

ですが、そこからの問題は心理的依存です。

特に怖いのが「1本だけならいいかな」と思ってしまうことです。

いわゆる「1本おばけ」というもので、これによって結局また吸い出してしまうという人も多くいます。

1本おばけとの戦いは、心理的な面が大きいです。

心理的依存への対処は?

心理的依存への対処として良いのは、認知を変えることです。

私は、運動を定期的にしていました。

また、学問が好きなので勉強もしていました。

なので、身体的にも精神的にも、より高みを目指したいと考えていたのですが、タバコはその両方を妨げるということに、ようやく気付いたのです。

その結果、それまで「吸いたいけど我慢」という認知は、

「タバコは自分にとって邪魔なものなので、むしろ積極的に避けたい」

という認知へと変化しました。

この認知の変化による効果は大変大きく、禁煙へのモチベーションが大いに向上しました。

今では心理学を学び、自分の認知・考え方を修正する認知療法というものの存在を知りましたが、当時、私が知らずに実践したのはまさに認知療法だったのです。

タバコが、自分にとっていかに必要のないものなのかという認知を持つことが、心理的依存を解消するための有効な方法です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

禁煙に成功するためには、2つの面での依存を解消しなければなりません。

最初は気合で乗り切るしかないですが、後半は認知面を変えるという手法により、心理的依存を解消することをお勧めします。

そして、なにより失敗しても諦めないことです。

1回で禁煙できる人は、ほとんどいません。

ですが、失敗してもその度ごとにあなたは強くなり、一歩づつ禁煙へと近づいているのだということを忘れないでください。

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