あなたは旅行する際、どのようなプランで旅行をするでしょうか。
新幹線や飛行機を使うでしょうか。大半の人は、この二つを旅行の際に使うと思います。
しかし、自転車で旅行をすると、新幹線や飛行機を使った旅行とは、また違う旅行を楽しむことが出来ます。
新たな旅行の形!自転車旅行の魅力
自転車旅行は、数多くの旅行のスタイルの中でも、特別な旅行です。
目的地だけでなく、そこへ向かう途中の道も思い出になります。
車では何も感じなかった坂道やちょっとした山道、これら一つ一つがしっかりと思い出となり、非常に充実した旅行になります。
また、自転車を長時間漕ぐことで運動にもなります。
そしてなによりも魅力的なのは、飛行機や新幹線に比べ、格安で旅行を楽しむことが出来ることです。
命にかかわるかも⁉ 自転車旅行をする際の準備
自転車で旅行を行う際は、普通の旅行をする以上に、下調べや道具の準備などが重要になります。
具体的なものを挙げていくと、自転車で走るコース、コースの斜度、距離、天気や気温などを事前に調べる必要があります。
自転車で走るコースは言わずもがな、斜度を調べるのは、登りが多いルートであるほど、平坦で走る際に比べ進むペースが遅くなるからです。
地図上では同じ距離だとしても、登りが多い道の場合は、余裕をもってその日は少ない距離を走るなど、計画をたてることが必要です。
また、距離も事前にしっかりと調べなければならない重要な要素です。
自転車がロードバイクやクロスバイクの場合、1日に走れる距離はおよそ100キロです。
しかし、何日も走る場合はトラブルが起こったときや、体に負担をかけないという意味でも、1日80キロ前後を意識する必要があります。
天気や気温も旅行の2週間ほど前から調べ、天気が悪い際はルートを変える、もしくは中止するなども考える必要があります。
また、パンクしてもいいように予備チューブやパンク修復キットや飲み物、エネルギー補給食などを多めに持っていくことも大事です。
自転車旅行当日持っててよかったもの!
自転車旅行をする際にもっていって、非常に助かったもの、便利なものがいくつかあります。
電池
電池は、自転車に取り付けているライトが切れた際にすぐに取り換えられるように、持っていくことをおすすめします。
ルートによってはトンネルが多く、昼間でもライトを使う場所が多いところがあります。
また、トラブルが起きて、夜に走ることもあります。
その際、コンビニが近くにあれば幸いですが、残念なことに近くにコンビニが無い場所も多数あります。
そのような時にライトが切れてしまう事態になると、自動車を運転しているドライバーから気づきにくく、事故につながる可能性もあり大変危険です。
そのような事態を避けるためにも、電池は持っていくことをおすすめします。
軍手
2つ目は、軍手です。
自転車に乗っている人は、指が出ているグローブをよくつけているのを見ます。
あれは長時間ハンドルを握るので、手が疲れないように着けています。
軍手は、用途としてはそれとは違います。
ルートによりますが、標高が高いところに登ることになると、夏でも気温は大きく下がります。
また、その後に下ると急激に体感気温が下がり、夏でも寒く、手がかじかむ事があります。
その際に、軍手をはめておくことで、手がかじかむ事態を防止することが出来ます。
また、輪行する際、軍手を付けて作業することで手が汚れないです。
輪行袋
3つ目は、輪行袋です。
輪行袋は、自転車を分解して入れることで、自転車を持ったまま電車に乗ることが出来るようになります。
これは、輪行を使わない予定でも、トラブルや計画の遅れで輪行を使わなければならない時に、持っていれば非常に便利です。
また、輪行袋を持っていることで「最悪、輪行すればいい」と精神的な安心もあります。
より自転車旅行を格安で楽しむには
自転車旅行のメリットは、なんといっても格安で旅行を楽しめるところです。
しかも、ゲストハウスを使うことで、さらに格安で旅行を楽しむことが出来ます。
ゲストハウスは、ドミトリーの相部屋に宿泊し、1泊およそ2000円から3000円で宿泊することが出来る宿で、多くのバックパッカーや自転車乗りの人達が利用しています。
他の宿泊客との交流もできるので、おすすめのルートやお店を教えてくれることもあります。
また、自転車乗りの人が良く利用しているゲストハウスは、管理がしっかりしている駐輪場がある場合もあります。
とりあえず格安で旅行をしたいという人は、自転車旅行でなくても、宿泊先としてゲストハウスを使うことをおすすめします。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ここでは、自転車を使った旅行について書いてきましたが、他にも多くの旅行の形があります。
どれが一番いいというものはありません。
自分に合った形の旅行のスタイルを選び、充実した楽しい旅行が出来ればいいのだと思います。
この記事を読んで、自転車旅行に興味を持った、または自転車旅行をする際の参考になったのなら幸いです。