辺り一面真っ白な雪景色。
キラキラと輝くイルミネーション。
日本国内には冬の絶景スポットが溢れています。
寒いからと家に閉じこもるのはもったいない!
寒冷な気候が創り出す自然美に、魅了されること間違いなしです。
そこで今回は、冬に行きたい「日本国内 冬絶景観光スポット」を5つご紹介します。
日本の原風景を雪景色とともに味わえる「白川郷」
岐阜県北部の白川村にある「白川郷」は合掌造りの集落が特徴で、三角形の屋根をした昔ながらの家々が並んでいます。
周辺は山に囲まれて標高が高く、冬になれば気温が低下し積雪が起きやすく、屋根に雪が積もる様子は、いつ見ても日本の原風景を思わせるものです。
白川郷の合掌造りは、寺社仏閣や城と並び日本的美の極みとも呼ばれ、季節ごとに表情を変えるため旅行を楽しめます。
冬は純白の雪に覆われ、夜は美しさを際立たせるためにライトアップも行われて事前予約制になるなど、注目度が高いです。
白川郷といえば、世界遺産にも指定されるなど、日本が誇る美しい建築物としても有名で、冬場に行くと今までにはない幻想的な風景を期待できます。
京都ならでは雪景色といえば「貴船神社」
「貴船神社」は、長い石段に朱色の灯籠が立ち並び、まさしく京都のような雰囲気を味わえます。
京都の洛北にある貴船神社は縁結びでも有名で、積雪があった時に限定して「夜の雪見特別参拝・積雪日限定ライトアップ」が行われているためユニークです。
前代未聞の冬のスペシャルイベントとしても注目され、京都の雪景色を楽しめることでも注目されています。
京都の雪景色は、山間部に近い場所で見られるもので、洛北にある貴船神社はタイミングが良ければ石段や灯籠が雪化粧をしていて、夜間になるとライトアップされて灯籠の光とともに幻想的な風景を作り出します。
冬の京都といえば、雪化粧をした風景を期待したいものなので、貴船神社は縁結びをしながら独特の雰囲気を堪能できることが魅力です。
スキーリゾートや温泉がある「蔵王」
山形県にある蔵王連峰は、冬の時期になればスキーや温泉が有名ですが、もう一つの名物といえばやはり樹氷です。
樹氷は雪でできた木のようなもので、白く覆われた銀世界の中で広がっている姿は、山形の冬の風物詩ともいえます。
樹氷は、木が雪と氷に覆われて成長しアイスモンスターとも呼ばれ、蔵王では高原のため無数に立ち並ぶ姿を観察できます。
蔵王は周辺に温泉があり、観光スポットとしても人気ですが、樹氷を見ながらスキーを楽しむと良いものです。
樹氷は、東北地方の奥羽山脈の風物詩としても注目され、大自然が創り出す絶景としても人気があります。
高原にあり青空と星空が近い「ホテル千畳敷」
日本百名山の木曽駒ヶ岳は長野県にあり、ホテル千畳敷は標高2612mに位置し絶景を楽しめます。
アクセスはロープウェイを使い、冬になれば雪で覆われた山々の風景を堪能できることが魅力です。
ホテル千畳敷の周辺は、季節ごとに景色や雰囲気が大きく変わり、夏は高山植物で秋は紅葉で観光客が多く集まります。
冬は高原のため気温が低くなり観光客が激減しますが、雪で覆われた景色を堪能するために行くと新たな発見ができます。
また、宿泊費用が安くて空気が澄んでいるため星空観察に最適で、写真撮影をするために行くと記念に残せます。
龍のような霧の大群を味わえる「肱川あらし」
愛媛県を流れる「肱川」。
長浜にある河口付近では、毎年10月から3月に「肱川あらし」と呼ばれる局地風が発生することでも注目されています。
肱川あらしは、内陸の大洲盆地で発生した霧が、日の出とともに一気に河口に流れる自然現象で、強風は河口から沖合の数キロに及びダイナミック。
橋の欄干から流れる強風は、通行人や車を容赦なく通過することが特徴で、長浜の冬の風物詩とも言われています。
肱川あらしはまさしく龍のような霧が広がり、局地風のため神秘的な光景を堪能できることが特徴。
肱川は川幅が広くて霧が発生すると水面の上に広がり、まさに煙が出たような感じになることでも注目されています。
まとめ
いかがでしたか。
冬の観光におすすめのスポットとして、全国各地のオススメスポットを5つご紹介しました。
温泉やイルミネーションなど、冬の観光の定番スポットは身近な場所でも楽しめますよ。
今だけの景色を満喫しに、いろいろな場所へお出かけしてみてはいかがですか。
新しい発見が待っていますよ。