「銀行」と一口に言っても、実は様々な種類があります。
そして、銀行によっては、実店舗を構えていない事があります。
その一例は、ネット銀行です。
実店舗がないだけに、ネット銀行は手数料は低めに設定されています。
スピードに関するメリットもありますので、実店舗型の銀行口座だけでなくネット銀行の口座も作っておく方が良いでしょう。
そこで今回は、そのネット銀行についてご紹介します。
手数料のメリット
ネット銀行は、手数料はかなり低めです。
少なくとも、ネット銀行同士で送金すれば、かなり手数料を節約できる事だけは間違いありません。
銀行口座に送金するなら、もちろん銀行口座に振込むことになります。
多くの銀行では、振込む際に手数料も支払う事になりますよね。
大抵は数百円ぐらいの手数料がかかります。
ところが、ネット銀行同士であればその手数料は無料になるのです。
送金元も送金先もネット銀行という条件はありますが、数百円前後の手数料を節約できるのは、とても便利です。
ですから、送金先がネット銀行の口座を持っているなら、それで振り込みすると良いでしょう。
深夜などの振り込みも直ぐに口座に反映
銀行振り込みするなら、時間帯も1つのポイントになります。
少なくとも、実店舗型の銀行口座に振り込んでもらう時は、15時などの時間帯は意識する必要がありますよね。
なぜなら、銀行窓口の営業時間があるからです。
例えば、何らかの事情があって、誰かから銀行振り込みしてもらう事になったとします。
その場合、なるべく早めに銀行振り込みしてもらう方が良いのです。
というのも、15時を過ぎてしまいますと、銀行の窓口が閉まってしまいます。
16時などに振り込みされた時は、着金の確認は翌日以降になってしまうのです。
それだけ手続きが遅れてしまいます。
ところがネット銀行の場合は、あまりその時間帯を意識する必要はありません。
そのWEBの銀行の場合、24時間いつでも入金を受け入れているからです。
たとえ、真夜中の時間帯に入金された時でも、基本的にはすぐに口座に反映されます。
実店舗型の銀行のように、窓口の営業時間を意識しなくても良いのは、ネット銀行のメリットの1つです。
預金口座の利息がかなり高め
ネット銀行は、利息に関するメリットもあります。
サラリーマンの方々は、実店舗型の銀行口座の利息はあまり高くないというイメージを描いている事も多いです。
ですから、銀行にお金を預けるよりは、資産運用でもする方が良いと思っているサラリーマンも多いです。
ところが、ネット銀行は預金金利の利息も高めに設定されています。
現に、あるネット銀行の場合、店舗型の銀行口座よりも100倍以上高い利率になっているのです。
お金を預けておくなら、金利は高いに越した事はないでしょう。
主なデメリットとは
上述のように、ネット銀行には色々なメリットがあります。
しかし逆に、デメリットもあるのです。
ネット銀行の場合、キャッシュカードを持つことも可能ではあります。
しかし、キャッシュカードで入出金すると、手数料はやや高めになってしまうのです。
ATMにてカードで口座から引き出しするだけで、数百円ほど徴収されてしまうケースも多いです。
口座に一定以上のお金を預けておかないと、手数料がかかってしまう事が多いので、注意が必要です。
また、ネット銀行には実店舗はありません。
窓口はWEBのみになってしまいますし、そもそも問い合わせ窓口がどこなのか分かりづらい事も多いです。
メガバンクのように、色々なエリアに実店舗がある訳ではありませんから、注意が必要です。
まとめ
いかがでしたか。
上述のようなデメリットはあるものの、やはりネット銀行の口座は便利です。
特に振り込みに関するサービスは、かなり充実しています。
銀行のサービスは頻繁に利用しますし、1つぐらいはネット銀行の口座は開設しておく方が良いでしょう。