【JRA】重賞レースのグレードと特徴について ~グレード制「GⅠ、GⅡ、GⅢ」とは~

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JRA重賞レースは、全部で3つのグレードに分かれています。

そのグレードはG1、G2、G3です。

これら3つの中ではG1のグレードが最も高く、次いでG2、G3となっています。

では今回は、それぞれがどの様なレースなのかを簡単にまとめていきます。

オープンに上がった馬が最初に挑戦しやすい重賞【G3】

重賞の中では、最もグレードが低いのがG3です。

そのため、条件戦を突破してオープンに上がった馬が、最初に挑戦をしやすい重賞となっています。

最高のグレードであるG1を勝ちたい馬も、いきなりG1に挑戦したら、その壁に跳ね返されてしまうかもしれません。

それでは無理があります。

ですので、まずは手の届きやすいG3で実績を積んでいき、重賞レースに少しずつ慣れていくという意味があります。

G3レースは、条件を問わず枚挙に暇がないぐらいたくさんあります。

たとえば、新年の開幕を告げる重賞レースとしておなじみの中山金杯と京都金杯は、ともにG3です。

JRA重賞レースの中でも、際立つG3としてファンの間に定着しています。

また、福島競馬場の七夕賞、函館競馬場の函館記念、札幌競馬場のクイーンSなどローカル競馬場で行われるJRA重賞レースにも、G3がたくさんあります。

このため、夏の上がり馬が、初重賞勝ちをG3で飾るということが珍しくないですし、ローカルの2歳戦のG3を勝つ馬も次々と誕生します。

ファンにとっても、なじみ深いJRA重賞レースが多いのがG3です。

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格式と賞金の高いレースが多い【G2】

G2は、G1には至らないまでも、格式高くて賞金も高いレースがかなりあります。

たとえば、真冬のAJCCや日経新春杯、クラシックトライアルの弥生賞、スプリングS、チューリップS、フィリーズレビュー、秋の名G2として知られる毎日王冠、京都大賞典などがあります。

そのため「G1なのではないか」といわれるぐらいの好メンバーが揃うこともあります。

G2を勝つことは十分名誉なことですから、勝てば競走馬にとっては非常に誇り高いです。

また、このレースを勝てば、次はいよいよG1への挑戦ということになりますから、G1を目指す馬なら、ぜひとも勝っておきたいのがG2です。

競走馬は【G1】を勝つのが最終的な目標

日本ダービー、オークス、ジャパンカップ、有馬記念など、競馬にあまり詳しくない人でも名前は知っているというぐらい有名なのが、JRA重賞レースのトップに位置するG1です。

G1は、G2よりもさらに賞金が高いですし、勝てばとても大きな名誉になります。

G1を買ったことで、繁殖入りに箔がつきますし、競馬界全体にとって重要な位置付けになっています。

それは、競走馬だけに限らず、騎手、調教師、厩務員、馬主など、競馬に関わる多くの人がG1を勝つことを目標に、日々精進しているといっても過言ではありません。

また、これまで幾度となく名勝負が繰り広げられてきたりなど、ファンを熱くさせるようなレースを見られるのもG1ならではです。

どの競走馬も、究極の仕上げでG1に出走してきますから、G3やG2では見られないようなレース展開になりやすく、ゴール前での大接戦、あるいは大逆転、さらには圧勝劇を目の当たりにすることも多々あります。

G1は、それぐらい特別なレースであり、競走馬や関係者にとっては是が非でも勝ちたいレースとしてとらえられています。

まとめ

いかがでしたか。

JRA重賞レースは、かなり数多くありますが、それらはすべてG1、G2、G3のいずれかにグレード分けされています。

G3を勝つだけでも十分名誉なことですが、G2、そしてG1ともなれば、とても大きな実績になります。

それは競走馬はもちろんのこと、人も同様です。

JRA重賞レースはどれも見応えたっぷりですし、その全てが注目のレースです。

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