「T.M.Revolution」というと、「HOT LIMIT」など夏を連想させる曲が多いイメージですよね。
ですが、しっとりとしたバラード系にも定評がある「T.M.Revolution」の曲は、秋冬にもピッタリです。
そこで今回は、寒い夜にピッタリな「T.M.Revolutionのバラード曲」を5選ご紹介します。
TBS系「世界ふしぎ発見!」テーマソング「THUNDERBIRD」
1998年に9枚目のシングルとして発売された「THUNDERBIRD」は、静かなメロディのなかにも情熱を秘めた名曲です。
自身初のバラードシングルで、パワフルなボイスと深いメロディーが重なり、切なくて美しい歌詞がとてもgood。
「孤独になった夜に、それでも希望に向かって羽ばたきたい。」
そんな気持ちが、歌詞に表れています。
ご存知ないかも知れませんが、なんと23年前、T.M.Revolution 9枚目のシングル「THUNDERBIRD」は「世界ふしぎ発見!」のテーマソングだったんですよ!そんなご縁の番組に、時を経て回答席で出演出来るなんて思いもしませんでした♪びわ湖のふしぎ是非ご覧下さい!#ふしぎ発見 #滋賀 #びわ湖 #京都 https://t.co/sOV6e7bObO pic.twitter.com/fJCMUe5bsw
— 西川貴教 (@TMR15) May 19, 2021
徐々に曲が壮大となり、T.M.Revolutionならではのロングトーンが堪能できます。
タイトルでもある「THUNDERBIRD」というのは、雷鳴と稲妻の精霊で、その形はまるで巨大な鳥のようだといわれています。
夕方、かなりの豪雨が降った時につい
「何これー! TMのTHUNDERBIRDじゃん!!」
と言葉に(声量やや大きめ)してしまったワタクシ。。
それ聞いて、笑い出すのは昭和50年代〜平成初期生まれだよな(´•௰•`)
平成7年生まれ『何言ってんだこのBBA』っていう目で私を見てたよ。。
アーメン🙏 pic.twitter.com/UTDZW96kY4
— あゆみそ. (@as_azulene_820) September 7, 2020
哀しみや、寂しさ、そして絶望を羽に託して未来へと向かう。
聴いた後に、一歩踏み出す勇気をくれる。そんな1曲です。
人気アニメ「機動戦士ガンダム Seed Destiny」テーマソング「vestige- ヴェスティージ-」
日本語で痕跡を意味する「vestige- ヴェスティージ-」は、2005年に発売された21枚目のシングルで、1998年の「THUNDERBIRD」以来のミディアムバラード。
人気アニメ「機動戦士ガンダム Seed Destiny」の挿入歌だった事もあり、アニメファンからも絶大な人気を誇ります。
自身が大のガンダム好きという西川さん。
【ちょうど15年前】2005/8/17
T.M.Revolution
シングル「vestige -ヴェスティージ-」発売
1位 / 17.7万枚
アニメ「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の挿入歌に起用された楽曲。
前作の同アニメ主題歌「ignited -イグナイテッド-」に続き1位獲得となった。
現在は、本名の西川貴教の名義で活動中。 pic.twitter.com/LdUEtu4Obq— オトガメ ~音甕~ (@OtoGame2016) August 16, 2020
ガンダムへの思い入れも、他のアーティストとは比べものになりません。
そんな西川さんが歌うこの曲は、スローテンポながらも揺ぎ無い力があふれていて、歌い手の強い意志が感じられる曲となっています。
「生命の終わりと再生。平和への祈り。」
といった、個人に対する愛ではなく、人類や宇宙そのものを包み込むようなスケールの大きな曲です。
調理失敗作【機動戦士ガンダムSEED DESTINY】
素材に罪はない pic.twitter.com/I1LtBDn7JX— あと 16875 日で寿命を迎える男 (@MYvnQdyOLayNaJx) October 5, 2022
一人一人が辿る生命の痕跡(ヴェスティージ)を感じる事ができるこの曲は、寒い夜にこそピッタリです。
切ないメロディーが印象に残る「夢の雫」
1996年にリリースした1枚目のアルバム「MAKES REVOLUTION」に収録された一曲で、愛する人との別れを切なく歌っています。
T.M.Revolutionの魅力というと、太く力強い声と連想する人もいますが、この曲では声そのものの魅力が堪能できます。
やっぱTMのマイナー調の曲は良いなぁ~ 翳り、destined for、OL、hear、夢の雫・・・ どれも知名度的にドマイナーやけどw
— りょすけ (@ryosuke_bass20) May 28, 2012
秋冬は、恋しい人を想い出しやすい季節でもあります。
時には、この曲を聴きながら、かつての恋に想いを馳せてみてはいかがでしょう。
ドラマの主人公になった気分を堪能できる「水に映る月」
2011年にリリースされた9枚目のアルバム「CLOUD NINE」に収録されています。
この曲は、過去の恋を忘れられないまま、新しい恋人と幸せを演じるという複雑な心境を描いた曲です。
T.M.Revolutionの曲の魅力は、ストーリーがまるでドラマのように展開していく事です。
この曲は、男性からも女性からも共感できるような作品です。
水に映る月もビブ全開で素敵です。TMさんのバラードやっぱりいいなあ。6年ぶりのオリジナルアルバムゴチでした!本当の本当にバーチカル以来なんだな……しみじみ。
— のり (@nori1123) April 20, 2011
秋冬は、センチメンタルな気持ちに浸りたい季節でもあります。
この曲を聴きながら、ドラマの主人公になった気分を堪能するのも良いのではないでしょうか。
伸びやかなハイトーンを堪能できる「Phantom Pain」
2014年に発売された27枚目のシングルで、T.M.Revolutionらしい伸び伸びとした歌声が耳に心地よく、魅力の一つでもある伸びやかなハイトーンを堪能できる楽曲。
愛する人を大切にしたいのに、傷つけてしまったやるせなさや儚さといった繊細な心情が溢れています。
TMのPhantom pain、めっちゃいい曲なんだけど頭にデリケアMsが浮かぶから困る
— 福龍 (@fk_ryu1) January 14, 2021
T.M.Revolutionの魅力は、そのハイトーンボイスだけではありません。
氷のように儚く、それでいて鋼のように強い歌声にあります。
…切なくて
掻きたい
でも掻けない
今こそ 股間へ
デリケアM’s
「Phantom Pain (CM ver.)」T.M.Revolution— 西川貴教歌詞bot (@turbot19700919) September 20, 2022
この曲は、声そのものの魅力を耳で感じる事ができる一曲です。
切ない気持ちに浸りたい夜や、孤独を感じる寒い夜にはぜひ聴いて欲しい名曲です。
まとめ
いかがでしたか。
どこまでも伸びるT.M.Revolutionの歌声は、音域も広いため様々なメロディを歌いこなします。
これまで、夏うたのイメージが強かったという人も、時にはT.M.Revolutionのバラードを寒い夜に聴いてみてはいかがでしょうか。
切なくて、それでいて力強いバラードの数々が、これまでのイメージをガラッと変えてくれるかもしれませんよ。