読書好きならぜひ挑戦したい世界文学の大物4人 ~オースティン、シェイクスピア、ディケンズ、ドストエフスキー~

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「本を読むのは好き」

「だけど、古典はどうも取っ付きづらいし、誰から読めばいいのかわからない。」

そう思っている人は、多いですよね。

けれども、読みやすい作家から入門すれば、海外の古典でもすんなり読めるようになります。

ここでは、世界文学初心者のために、海外の大物作家4名を紹介したいと思います。

イングランドにおける田舎の中流社会が舞台「ジェーン・オースティン」

まずは、18世紀~19世紀初頭のイギリスで活躍した女流作家、オースティンです。

彼女の作品は、おもに恋愛ものです。

恋愛ものなんて興味ないという人も、少なくないかもしれません。

ですが、安心してください。

オースティンの作品は、恋愛ものに興味がなくても楽しめます。

人物描写の巧みさが、オースティン最大の長所。

読者は、彼女の作品のなかに、自分や自分の周りにいる人たちを見出すことになるでしょう。心理描写にも優れていて、人間はいつの時代のどこの国でも、変わらないんだなと思わされます。

オースティンには「6大小説」とよばれる作品がありますが、なかでもおすすめなのが『高慢と偏見』。

物語の展開がキャッチーで、とても読みやすい作品です。

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演劇史上最高の劇作家「ウィリアム・シェイクスピア」

シェイクスピアは、16世紀~17世紀初頭のイギリスで活躍した、劇作家。

史上最高の詩人ともいわれます。

シェイクスピアの作品は、舞台で演じられることを目的とした劇作で、人物の会話だけで成り立っています。

台詞は、詩的な美しさをそなえたものばかり。

ふつうの小説に比べて、ボリュームが少ない上にテンポもいいので、すいすい読み進めることができます。

入門におすすめなのは「4大悲劇」。

『ハムレット』『マクベス』『オセロ』『リア王』の4作品です。

物語の展開が激しく、引き込まれるものばかりです。

まずはこの4作品のなかから、気になったものを読むといいでしょう。

ハラハラドキドキの起伏にとんだストーリー「チャールズ・ディケンズ」

次は、ディケンズ。

19世紀のイギリスで活躍した小説家で、小説界のシェイクスピアとも呼ばれます。

ディケンズ作品の特徴は、ユーモアです。

イギリス人らしい、高度なユーモアセンスを持っていて、それがおもに地の文で発揮されます。

読者は、笑いを禁じえないでしょう。

同時に、貧困などの社会問題を扱う点も特徴。

つねに弱者の側に立ち、明るくユーモラスな文章で暗く深刻な問題をえぐるのです。

ディケンズの作品はその長大さでも有名ですが、初心者向けの短編もあります。

それが『クリスマスキャロル』。

クリスマスの日、守銭奴スクルージが亡霊の導きによって、改心するという有名な作品です。

まずは、ここから読み始めるのがいいでしょう。

もっと、ディケンズの作品を読みたいと思えるようでしたら『デイヴィッドコパフィールド』や『オリバーツイスト』といった長編にチャレンジしてください。

ロシアの文豪「フョードル・ドストエフスキー」

最後は19世紀ロシアの作家、ドストエフスキーです。

史上最高の小説家と呼ばれることもあります。

ドストエフスキーの小説には信仰、政治、親と子、男と女など、あらゆる問題がつめこまれ壮大な小宇宙が形成されています。

かといって、純文学的なシリアスさ一辺倒に向かうことはなく、エンターテイメントとしても超一流なところがポイントです。

初心者でも、いきなり楽しめます。

ドストエフスキー入門には、デビュー作の『貧しき人々』がおすすめ。往復書簡の形式をとったコンパクトな作品です。

まずはこれでウォーミングアップをし、それから5大長編に進みましょう。『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』『悪霊』『白痴』『未成年』です。

とくに『カラマーゾフの兄弟』は、世界文学の最高傑作との呼び声が高い名作なので、ぜひ挑戦してみてください。

まとめ

いかがでしたか。

今回紹介した4人の作品は日本でも有名で、邦訳もたくさん出ています。

まずは、彼らの作品を読んでみましょう。

熱中できる作品がかならず見つかるはずです。

その時には、海外の古典作品への苦手意識も、吹き飛んでいることでしょう。

そうなればもう、こっちのものです。

世界の名作を、どんどん読みこなしていけるようになりますよ。

教養を深めるための趣味として読書をしたいと思っても、 いったいどんな本を読めば良いのかわからなくて、 なかなか手を付けられないこ...

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