バイカルチュラル(日本とアメリカ)の個性派シンガーソングライター「アンジェラ・アキ」。
2008年には全国学校音楽コンクールの課題曲として「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を提供。
作詞、作曲、編曲までひとりで手がけた楽曲は、数多く残されています。
少し落ち込んだ日、悩みがある時期に少しでも耳に入れる機会があれば、気分が紛れる…。
そこで今回は、そんなアンジェラ・アキのオススメの曲を5つご紹介します。
自分を信じて生きていくためのメッセージソング「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」
2008年9月にリリースされた8作目のシングルで、彼女が10代の時に書いた「未来への手紙」にヒントを得て制作したナンバー。
自分を信じて生きていくためのメッセージソングで、タイトルの様に多感な年齢である15歳の子供たちへと送られているエールです。
キャッチコピーは「あなたは、『未来の自分』に手紙を書いたことがありますか?」というナイーブな内容。
アンジェラアキが好きすぎてもう嫌い。この歳で聴く手紙はブッ刺さりー。ANSWERは後世に残る名盤よ pic.twitter.com/X7iPE5DtBq
— Kensho (@Kensho_Mk2) June 18, 2023
アンジェラ・アキさんは、日本人とイタリア系アメリカ人のハーフ。
力強い歌声と発音も軽く、子供たちにも受け入れやすい歌声が人気のひとつ。
多感な年齢から大人まで、幅広い年齢層の方におススメ。
記念すべきメジャーデビューシングル「HOME」
2005年9月にリリースされたメジャーデビューシングルで、キャッチコピーは「あなたの『ふるさと』はどこですか?」。
3歳からピアノを弾き始めたというアンジェラ・アキ。
ピアノを弾き語りながらの歌唱力が抜群です。
歌詞中のふるさと、日本語で歌う歌詞、澄み渡る声、繊細な心の表現力、ハーフながら日本の田舎で育ったアンジェラ・アキの日本人としての心を歌っているすてきな一曲。
ふるさと 心の中で今でも優しく響いてる
寂しさが染み付いた夢の無い夜には
あなたを呼んでいるHOME/アンジェラアキ pic.twitter.com/OCUFBN7YtY
— 心に響いた歌詞 (@GurSAkuqj1cYkAx) August 10, 2015
日本語と英語表記が明確に分かれている作品の数々の中でも、ダイレクトに響くタイトルと歌詞になっています。
日本人であれば、誰もが感じるふるさとの恋しさを歌い上げ、ハンカチの準備を!
第2の故郷であるワシントンでの想いを綴った「サクラ色」
2007年3月にリリースされた5枚目のシングルで、青春時代を過ごした第2の故郷であるワシントンでの想いを綴ったナンバー。
楽曲のキャッチコピーは「あなたの夢は、なんですか?」。
女性的な歌詞、日本の華をタイトルにつけたサクラ色は、武道館公演へ来てくれたファン向けに密かに制作していた名曲。
ほぼ洋楽からの影響を受けてきたというアンジェラ・アキの日本語タイトルの楽曲。
恋しくて目を閉じれば
あの頃の2人がいる
サクラ色のあなたを忘れない
ずっと ずっと ずっと
【アンジェラアキ/サクラ色】 pic.twitter.com/nlGmlbKyIj— フォロー外してね (@w_w6v) April 2, 2016
ピアノ弾き語りにより、力強い歌声で歌い上げます。
伸びやかな声、誰もが感じたことがある焦燥感と疎外感を歌う様子は、自然の中にいるからこそ…。
アンジェラ・アキの感性が光る一曲。
初のギター弾き語りによるナンバー「輝く人」
2010年4月にリリースされた10枚目のシングルで、NHK「こころの遺伝子 〜あなたがいたから〜」テーマソングでした。
「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」のアンサーソングとしてアンジーが書いたナンバーで、ポジティブな勇気を与えてくれる歌声と歌詞が魅力的。
初のギター弾き語りによる楽曲で、自分の可能性を信じて生きる「輝く人」であって欲しい、というメッセージが込められています。
1日1日が終って行く
今日も終っていく病気と闘う人
障害と闘う人1人ではないです
頑張ろう
今日もありがとうございました
おやすみなさい輝く人は自分の中に 必ずいると信じてる
たくさん笑い 夢も見たり
きっと幸せになれるだろう
いつの日か この僕も
−アンジェラアキ 輝く人 pic.twitter.com/uIkSdJ6eY1— ブルードール (@breaklif) November 24, 2022
ギター弾き語りながら歌う姿は、若さ、希望、積極性をも感じさせてくれます。
自分の中に希望を見出し、信じようとする心の姿勢を歌う名曲です。
夜明けに聴くと、ポジティブになれます。
スケール感豊かなミディアムバラード「心の戦士」
2006年1月にリリースされた2枚目のシングルで、生のストリングスとバンドサウンドをバックに、彼女が力強く高らかに歌い上げるスケール感豊かなミディアムバラード。
現代人にとっては、正に的を得ている曲名。
「心の戦士」
もしも日本人であれば、このタイトルを付けようとはしなかったのではないでしょうか。
言葉に対しての意味付けが自由なアンジェラ・アキの名曲「心の戦士」。
今日はアンジェラアキin山銀ホール。
かみさんに誘われ初参戦。
「心の戦士」超好きなの。楽しかったよ。 pic.twitter.com/lb064x6IcV— 遅々 (@feohku) June 1, 2014
とても勇気のタイトルです。
自分自身への励まし克己心を歌い、ピアノを弾き語りながら必死に歌うナンバー。
初めて聴くと涙を流し、何時しかしっとりと癒されるはず。
まとめ
いかがでしたか。
力強い歌声と繊細なピアノで、聞き手を癒やしてゆく曲をつくる不思議なシンガー「アンジェラ・アキ」。
話すととても気さくで面白い人という、印象とはギャップが強すぎるところもまた魅力ですね。
さあ、これまで縁がなかった方も一度聴いてみてはいかがでしょうか。