德永英明と言えば、デビュー当時から高いレベルの高い音。
そして、男性でも女性でも聴き惚れてしまうようなバラードが定番。
今回はそんな中でも、私が「いつまでも語り継ぎたい德永英明のバラードベスト」を5つご紹介します。
数々の女性アーティストのカバー楽曲もありますが、今回はあくまでも德永英明のオリジナルソングをベースで今回は選んでいますのであしからず。
美しいメロディーラインが印象的「輝きながら…」
1987年7月にリリースされた4枚目のシングル曲で、透明感にあふれた優しい歌声と切ない歌詞、そして美しいメロディーラインが印象的です。
德永英明さんといえば、どうしてもこの楽曲は外せません。
歌詞から読み取れるように、青春時代から大人に切り替わるタイミングの切ないラブソングだと推測されます。
これを、德永英明さんならではの高音とレベルの高い歌い方で聞かされると、何度聞いても飽きる事はありません。
よーし朝歌
いいね。徳永英明の歌の中ではこれが1番いいよね。
徳永英明/輝きながら、1987年7月、https://t.co/16ZZW6G7OY pic.twitter.com/FX4ItSHmGl— いざこざ (@izakoza77) August 6, 2021
また、静かな曲ですから、どうしても歌詞にも注目することになり、誰もが自分自身に当てはめて聴き惚れてしまうことでしょう。
私が推測するに、高校生から大学生、または社会人になるタイミングで恋人との関係をどうしていくかを考えるというイメージだと思いますが、大人になってからも自分自身が新しいステージに立つ際に、どのように恋人と関係を作っていくかを考えるためのイメージにも当てはまるのではないでしょうか。
TBS系ドラマ「都会の森」主題歌「壊れかけのRadio」
サビのメロディーラインの美しさが印象的なこの楽曲は、1990年7月にリリースされた10枚目のシングル曲で、TBS系ドラマ「都会の森」の主題歌でした。
若い頃、どうしてもカラオケでこの歌を上手に歌って、仲間たちに受けたいと頑張ったのですが、中々マスターできなかった楽曲。
これは、德永英明さんならではの歌唱力があってこその楽曲ですね。
【ドラマの音楽館】
金曜ドラマ『都会の森』
TBS・木下プロダクション
1990.7.6~1990.9.14
高嶋政伸/黒木瞳/江口洋介/佐藤慶/伊武雅刀/田中美佐子壊れかけのRadio/徳永英明
いわゆる法廷ドラマだが、全編通して一つの事件の裁判だけで展開する。
主題歌を務めた徳永も、黒木瞳の恋人役で出演。 pic.twitter.com/p56UGnJD57— ボディガード小虎⏰🌈🍤🧷🐾🍑🍆 (@eB0sbmT74rdixUL) February 1, 2022
男性が恋する、愛する女性を想いながら切ない片思いのひたむきさが感じられる楽曲になっています。
実際に、この楽曲のプロモーション映像を見ていると、雨の中、女性のことを思いながら、更に自分自身をストイックにしていく男性の姿をイメージせずにはいられません。
男性の方が女性に比べて、なかなか異性への想いが振り切れないという姿がありますが、この楽曲を聴いていると、確かにそうだなと感じてしまいます。
エアコン「EOLIA」CMソング「風のエオリア」
1988年2月にリリースされた5枚目のシングル曲で、パナソニック製エアコン「EOLIA」のCMソングでした。
女性とも男性ともつかない中性的な歌声と、哀愁を帯びた旋律。
女性的なイメージを抱かせる歌詞であり、母性本能くすぐる女性がどのような存在かを自然に例えているようなイメージでしょうか。
エアコンったら徳永英明でしょーー
いやーすげーすげー
あまり興味持ってこなかったけど、家電おもしろいねー風のエオリア/ /徳永英明
【CM 1988-89】National Eolia 60秒+30秒×6 https://t.co/DpVxzFQYKd @YouTubeより pic.twitter.com/cPfOYWaGBJ— びじゅり@土神紳士 (@inthewo44613891) August 7, 2023
あくまでもこれは私の感じるところであり、人によってこの楽曲の感じ方は大きく異なるのではないかと思います。
出典:徳永英明
多くのアーティストにカバーされる「レイニー ブルー」
1986年1月にリリースされた1枚目のシングル曲で、メロディーと歌詞と德永英明さんのヴォーカルが絶妙のハーモニーを奏でる名曲。
デビュー曲にして早くも徳永のバラードをほぼ完成させていました。
EXILEのATSUSHIや島谷ひとみなど、多くのアーティストにカバーされるこのナンバー。
主人公を男性にも女性にも置くことができますが、共通しているのは別れた恋人をなかなか忘れることができず、そんな中、雨の中に佇み懐かしかった日々を思い出すというイメージです。
神曲すぎる「雨」がテーマの楽曲ランキング
1位 レイニー ブルー/徳永英明
2位 Squall/福山雅治
3位 はじまりはいつも雨/ASKA
※4位以降:Imitation Rain/ストーンズ、最後の雨/中西保志、雨/森高千里、みずいろの雨/八神純子、雨のMelody/KinKi Kids、雨のち晴レルヤ/ゆず、ニワカ雨ニモ負ケズ。 pic.twitter.com/8mXCD4O5Js— 智太郎2 (@tomokikun115) June 14, 2023
個人的には、このようなシチュエーションで雨が思いを拭い去ってくれるわけはないと思いながらも、何かに救いを求めたい、それが雨だったということなのでしょう。
そして、恋人を忘れる事はできなかったが、最終的には雨が自分自身を慰めてくれた、そんなメッセージではないでしょうか。
出典:德永英明公式
フジ系アニメ「ドラゴンクエスト」EDテーマ曲「夢を信じて」
1990年1月にリリースされた9枚目のシングル曲で、フジ系アニメ「ドラゴンクエスト」の初代EDテーマ曲に起用されました。
静かな歌ですが、人生の応援歌と捉えることもできる楽曲です。
誰もが人生の冒険者であり、チャレンジすることによって何かが見えてくることを、德永英明さんが教えてくれているような気がします。
ドラゴンクエスト・勇者アベル伝説のED曲「夢を信じて」です♪ pic.twitter.com/OCfUZCgLHT
— イシター (@ishiter_msz06) May 27, 2021
冒険アニメの主題歌であることもあって、そのようなイメージがこの楽曲には大きく染み付いているのでしょう。
とても元気が出て、德永英明さんの楽曲の中では異色の歌詞、そしてテンポの楽曲です。
彼のイメージを変えさせてくれる1曲。
まとめ
いかがでしたか。
彼の魅力は何と言っても、あの繊細なボーカルですよね。
ややハスキーがかった高めの声質で、1音1音を丁寧に発音しながら、まるで聴くものの心に寄り添うように、語り掛けるように歌う。
そんな、徳永英明の名曲の数々を堪能しませんか。