ゴルフにおいて、初めてラウンドプレイするまでに、どのような過程を経て、ある程度のレベルまで達することができるかは、後々のスコアアップ、実力形成において、非常に重要なポイントになります。
私自身は、ゴルフのキャリアが10年以上になりますが、アベレージプレイヤーとしての基準である100を切るまでに、3年程度を要しました。
そこで今回は、そこに至るまでの過程を具体的にご紹介します。
初心者としてのレクチャー
私自身、それほど運動神経に自信があったわけでもないので、まずはスポーツスクールでゴルフを学ぶことにしました。
実際には、毎週1回1時間程度のコースを、3ヶ月かけてレッスンしてもらう形になります。
まず、最初に習うのは、ゴルフのクラブの握り方です。
グリップの握り方から失敗すると、いくら練習しても上達しませんので、これは非常にためになりました。
そして、次に学ぶのは、構え方になります。
最初に練習するのが7番アイアンになりますので、基本的には肩幅より少し広くスタンスをとり、腰から上半身をまっすぐに前傾姿勢にすることがポイントになります。
正直なところ、ここまで初回の1時間で十分に時間が過ぎるほどでした。
そして、実際にゴルフのクラブを握りながら素振りのスタートです。
ここでも、7番アイアンが基本になります。
コースに出てから、そして今でも非常に頭に残っているのは、自分自身の力でゴルフクラブを振るのではなく、実際にはゴルフクラブの角度やライでボールを飛ばそうと言う考え方です。
ですから、いかに
「ボールとゴルフクラブが接触するときに、スイングが邪魔をしないか。」
これをベースに、考えることになります。
実際にボールを打ってみる
ある程度、素振りができるようになると、今度は
「7番アイアンでボールを打つ。」
と言う動作に移ります。
正直なところ、ボールから目を離さなければ空振りはしませんが、なかなか気持ちよく当たる事はありません。
しかしながら、スクールで習ったのは、
「いかに、素振り通りにボールを打つことができるか。」
です。
自分自身のスイングを映像でチェックしながら、どれだけ素振りと同じ形でボールを打つことができているかをチェックすると、間違っているポイントはすぐに理解できます。
ゴルフの打ちっぱなし練習場で、7番アイアンで130ヤード程度が飛ばせるようになれば、3ヶ月のレッスンとしては十分だと言われていましたが、個人的には何とかそれがクリアできたと考えています。
コースでの実践練習
3ヶ月でのゴルフスクールの練習を経て、実際にコースに出てみましたが、惨憺たる結果でした。
しかしながら、7番アイアンで、ある程度ボールが打てるようになれば、ドライバーやパターなども応用で打つことができると言う信念のもと、私の場合はコースでの実践練習をメインにしました。
そして、ゴルフスクールで習った基本をメモしながら、実践でも利用した次第です。
100を切るために心がけたこと
私が、コースで100を切るために心がけたことが、いくつかあります。
まず最初に、絶対に無理をしないことです。
自分自身の能力に自信がないのであれば、
「リスクのあるクラブを握らない。」
例えば、池越えの距離をリスクを持って長いクラブを握るよりは、池の前でボールを刻んで、次を目指す方がリスクが少なくなります。
また、性格にもよりますが、いちど失敗してしまうと、熱くなってOBを繰り返してしまうこともゴルフの常です。
ですから、いちど失敗しても、冷静になってスコアメイクに努めることが、重要だと思いました。
このように無理をせず、基本に立ち返って1打ずつ集中していけば、運動神経があろうがなかろうが、アベレージゴルファーの基本である100は、誰でも切ることができると思います。
まとめ
いかがでしたか。
私自身は、3年程度でアベレージゴルファーの位置に達しましたが、多少個人差があろうとも上記のような考え方でゴルフに取り組めば、ある程度の上達もできますし、長くゴルフを楽しむこともできるようになりますよ。