【体験談】母の「古い着物」をアメリカ人に売ったエピソード ~着なくなった着物を整理したい方へ~

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私の母親は、若い時から着物を着るのが好きでした。

ですから、私が幼い時に母が着物を着て一緒にお出かけしていたことも良く覚えていますし、そんな着物姿の母親のことを誇らしく思っていました。

そんな母が年老いて、もう着物を着る機会はほとんど無くなってしまいました。

でも、母は若い時から大事にしてきた着物を手放すことに対して、躊躇していました。

最近は、着物の買い取り業者も増えてきているようですが、一度、査定してもらったら、すごく安い値段でしか買取してくれないということが分かって、ショックを受けて着物を手放すことをますます躊躇うようになってしまったようでした。

そんな母のことを知って、私はある方法を提案して実践してみました。

すると、母が納得して満足の行く着物の手放し方をすることが出来ました。

今回はそんな成功した着物の手放しの方法と、それに関するエピソードをご紹介します。

母が納得した「着物を手放した方法」について

私が母に提案した着物を手放す方法は

「アメリカ人が多く利用している個人売買のウエブサイトを利用して着物を売る」

という方法でした。

最近は、外国人が日本の着物に魅力を感じて身に着けたい、家の飾りとして使いたいというニーズが高まっていることを知っていたからです。

そのサイトは元々、何度か利用したことがありましたので、とりあえず、着物のセットを出品してみました。

まず出品してみたのは、母親の古い着物と帯と小物セット(長じゅばんや帯を付けるための紐や草履など)の1セットでした。

着物と帯と小物セットを別々に出品するよりは、着物のことがよく分からないアメリカ人には全部セットで出品した方が良いだろうと思ったからです。

着物は古いものでしたが、小物セットはすごく新品同様だったものだったお陰か、たくさんの人たちからのアクセスがありました。

結果、一番最初にメッセージを貰って感じの良かったアメリカ人に、その着物の一式セットを売ることにしました。

そして、お互いの家の中間地点のお店の駐車場で待ち合わせて、その着物一式セットを売りました。

また、その着物のセットを渡すときに、「もしその着物を着たい場合には連絡を下さい」と伝えました。

すると、それから数時間経った後に、その買い主さんから電話があって、「購入した着物を身に着けてみたいので、こちらの住んでいる家に来ませんか?」と言われました。

それを母親に伝えると、是非、行って、着物を着せてあげたいと言うので、そのアメリカ人の家に一緒にお邪魔しました。

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母の着物を売ったアメリカ人の家にお邪魔して「着物を着せてあげた」話

母の着物を買ってくれたアメリカ人のお宅にお邪魔してみると、日本やアジアの物が大好きだそうで、広い家の中には日本の古い骨とう品のようなものや、韓国や中国などアジアの国々に行って買い集めたものが所狭しと並んでいてビックリしました。

そういう飾りつけを一通り見せてもらった後、母と一緒にその家の奥さんが買ってくれた着物を着せました。

アメリカ人で背丈が大きくて、少し肉付きが良い人でしたので、私の母が着ていた着物は少し小さく彼女に着せるのはちょっと大変でした。

でも、着物を着せ終わると、とても嬉しそうでした。

そして、一緒に何枚も写真を撮りました。

私の母もそんな貴重な体験をすることが出来て、すごく嬉しそうでした。

こんな形で自分の着物を手放すことが出来たことを、とても満足していたようでした。

そんなアメリカ人の奥さん(買い主さん)と私の母の姿を見て、私もとても嬉しくなりました。

そして、そのアメリカ人の奥さんとその旦那さんは、私たちのために食事も準備してくれていましたので、みんなで一緒に食事をしながら色んな話をして、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

まとめ

いかがでしたか。

母が納得して満足の行く着物の手放し方をすることができ、かつ、母と一緒にその着物セットをそのアメリカ人女性に着せてあげるという貴重な体験をすることが出来ました。

そして、その買い主の女性も母もすごく喜んでくれたので、本当に良かったです。

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