最近では、書籍の形態も大きく変化しつつあります。
その代表例は、電子書籍です。
従来の書籍は紙媒体がメインでしたが、今や電子の書籍も大きく普及しつつあります。
今回は、電子書籍のメリット・デメリットをご紹介します。
「電子書籍」のメリット
紙媒体の書籍にも色々なメリットはあって、例えば、独特の雰囲気です。
紙媒体の書籍は、昔ながらの独特な良い雰囲気があるという声も多いです。
紙の香りや独特の厚みなどに、魅力を感じている方も多いです。
実際、紙の書籍には、独特の手触りもあります。
電子書籍は、以前よりもだいぶ普及しつつあります。
ですが、上記のような良い雰囲気があるので、紙の書籍は、なかなか無くなりません。
今なお、根強いニーズがあります。
【メリット1】重たい物を運搬する必要がない
では、電子書籍にはどのようなメリットがあるかと言うと、その1つは持ち運びです。
重たい書籍を持ち運ぶ必要が無い点は、高く評価されています。
重たい書籍の代表例は、辞書です。
実に1,000ページ以上ですから、外出先にそれを持ち運ぶのは大変です。
辞書によっては、1kg以上になります。
それに対して、電子書籍の場合は、わざわざ重たい物を運搬する必要はありません。
電子書籍は、様々なツールで読む事ができるからです。
その代表例は、スマホです。
基本的には、アプリで読む事になりますから、スマホでも簡単に書籍のページを開く事ができます。
【メリット2】紙のように劣化しない
また電子書籍は、劣化に関するメリットもあります。
それが、一番大きなメリットであると評価されている事も多いです。
確かに、紙媒体の書籍には独特の雰囲気もありますが、経年劣化というデメリットがあります。
年数が経過しますと、だんだん紙が色焼けしてきます。
買ったばかりの書籍は綺麗な白色だったのに、10年ぐらい経過すると茶色を帯びてきます。
その理由は、酸化反応です。
目視で確認するのは困難ですが、紙の書籍は、空気中の酸素と反応しています。
軽く燃焼しているような状態になっていて、だんだん紙も茶色になってくる訳です。
数十年も経過すれば、かなり紙は劣化してしまいます。
ところが、電子書籍の場合は、基本的には劣化しません。
その書籍のデータは、電子媒体で保存されるからです。
パソコンやスマホの中に保存されているデータには、経年劣化は無いでしょう。
一旦購入すれば、新品の状態のまま長く読み続けられるのは、電子書籍の魅力の1つです。
【メリット3】置き場所に困らない
それと、電子書籍は置き場所に関するメリットもあります。
普段から書籍を読む機会が多い方にとっては、そのメリットは大きいです。
紙媒体の書籍ですと、置き場所に困ってしまう事があります。
ましてや辞書などはかなり大きいので、保管する場所を確保できずに困っている方も多いです。
ところが、電子書籍の場合は、わざわざ保管スペースを確保する必要はありません。
クラウドという形でデータが保存されていますから、倉庫などの置き場所も不要です。
「電子書籍」のデメリット
しかし、電子書籍にも、実はデメリットはあります。
電力が必要不可欠である点です。
確かに、スマホやパソコンがあれば、その書籍はどこでも読む事ができます。
しかし、それも電力がある事が前提です。
一旦停電してしまいますと、電子書籍を読む事はできません。
ですから、スマホなどでその書籍を読むなら、バッテリーの確保は必要不可欠です。
もちろん、紙媒体の書籍なら、電力が無くても読む事はできます。
まとめ
いかがでしたか。
デメリットはあるものの、それでも電子書籍は非常に便利です。
特に、置き場所や持ち運びで困る事がないメリットは、高く評価されています。
アプリには、しおりや検索など独自の機能もありますし、電子書籍は大きく広まりつつあります。