【何を受け継ぎ、何を変えるか】これからの高校野球のあり方について ~肩や肘は「消耗品」、越境入学・野球留学、体罰、酷暑~

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学生スポーツの花形といえば、なんといっても高校野球でしょう。

夏の甲子園は100回を超える歴史を誇り、少子化が叫ばれる現在でも、約4000校の高校が甲子園を目指してしのぎを削っています。

春の選抜高校野球は、コロナウィルスの感染防止拡大を防ぐために、開催が危ぶまれていますが、高校野球のこれからの課題を具体的に挙げてみたいと思います。

もちろん、短期的な視点ではなく、これから高校野球が発展していくためにはどうあるべきかを、高校野球ファンとして意見を述べたものです。

肩や肘は「消耗品」

まだ体が出来上がっていない高校生が、消耗品である肩や肘を無視して、多くの球数を投げることが課題となっています。

数々の評論家の方が意見を述べていますが、その中でも私の持論を述べたいと思います。

総論としては、球数は制限すべきだと思います。

もちろん、高校生に際限なく全力投球させる事は、消耗品である肩や肘を痛めると言うデータがアメリカでは既に出ています。

しかしながら、一律でその球数を決めてしまうのはどうかと思います。

個人で成長の度合いが異なり、どこまで許容するかも、それぞれの体力によって異なるからです。

また、投球フォームを正しく修正することによって、球数の上限も変わってくるはずです。

結論として、一律で決めてしまうことなく、専門家の目できちんとチェックをしながら、酷使をしない方向を目指すべきではないでしょうか。

甲子園の為の「越境入学・野球留学」

高校野球と言えば、地元の高校を応援すると言うスタンスでありながら、私立の学校は野球留学をベースとして、有力な選手を集めることで強化を図っています。

そのおかげで、地元を中心の公立高校との戦力差が大きくなり、

「資金力がある私立の高校だけが甲子園に出場する。」

という構図ができあがっています。

もちろん、様々な考え方があるのは仕方ありません。

しかしながら、プレイをする選手たちにはそんな事は関係ありません。

ルールを決めれば良いだけなのです。

サッカーを見ていると、高校のチームではなく、プロのジュニアチームも高校と同じように活動を行い、試合を行っています。

野球も同じようにプロのジュニア、そして高校がしのぎを削るような大会にすれば良いと思います。

もちろん、指導者の問題も大きなポイントです。

「プロ野球選手は、アマチュアを指導できない。」

といった過去からの誤ったルールをなくし、プロとアマの垣根をなくす活動をするべきだと思います。

連鎖する「体罰問題」

古くから叫ばれている「体罰問題」。

愛がある体罰であれば許すべきだと言う議論もありますが、個人的には体罰はあってはならないと思います。

体罰は連鎖するものであり、学生時代に体罰を受けると、指導者になってからも同じように体罰を繰り返すでしょう。

むしろ、

「体罰なくして、心と言葉でいかに選手に伝えていくか。」

指導者としては、磨くべき点はここにあると思います。

体罰は何も生まないことを、今一度考えるべきです。

夏の酷暑での大会運営

温暖化が進み、酷暑の夏の甲子園での連日の試合は、健康問題に結びついてしまいます。

「根性主義で乗り切るべきだ。」

という考え方もあると思いますが、残念ながら科学的に見ても、この状態で連日試合を続ける事は間違いです。

だからこそ、大会運営に余裕を持たせ、春季大会のスケジュールを繰り上げるなどして、選抜の後は夏の大会に備えた予選を早めに始め、甲子園での試合運営を長く考えるべきだと思います。

まとめ

いかがでしたか。

いくつかの高校野球の課題を上げてきましたが、いつの時代も高校球児が白球を追いかけて日本一を目指す姿は美しいものです。

大会運営を考え改善することで、選手たちの将来にふさわしい運営を目指すことが、あるべき姿だと思います。

結果として、日本の野球界を盛り上げていくことにも繋がると思います。

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