子供って、なかなか野菜を食べてくれませんよね。
子育ての悩み上位にランクインしてもおかしくないであろう問題のひとつが、
「子どもの野菜嫌い。」
今回は、自分の体験をもとに、野菜嫌いの子供への対策をご紹介します。
分からないように料理に入れる方法
本当は、形のある野菜をどんどん食べて欲しいけれど、見るだけで、
「野菜いらない!」
「野菜どけて!」
と言うお子さんは少なくありません。
しかし、親としては少しでも野菜を食べてくれないと、体のことが心配です。
そこで、料理に分からないように入れる方法を考えました。
まず、
「味噌汁などの汁は飲むよ。」
和光堂から出ている離乳食用の粉末野菜(ほうれん草と小松菜、かぼちゃとさつまいもなど)ってありますよね。
それを汁物に入れます。
あとは、例えば、から揚げが好きなら、衣にまぜたり、卵焼きに入れたり。
子供の好きな料理に混ぜると、知らないうちに食べています。
ここで、ひとつ注意して欲しいのは、ほうれん草など色の濃いものだと、色が変わってしまうのでバレてしまいます。
少量にしたり、料理によって変えてみてください。
野菜をすりおろして入れるというのもいいのですが、手間がかかると、親としても続けることが難しくなるので粉末をオススメします。
しかし、離乳食って結構お高いですよね。
粉末の野菜は、スーパーでも、大きいところなら置いてあることもありますが、中々ありません。
国産の人参やほうれん草、ごぼうパウダーなどがあって、一袋500円程度で、きめ細かい粉末野菜が使われてますし、赤ちゃん用は入り数が少ないので、お子さんが大きくなってきたらこちらのがいいのかもしれません。
ウチでは、毎日の味噌汁に、ごぼうのパウダーをいれてます。
味噌汁だと、色も分からないので、バレていませんよ。
スイーツが好きな子供なら、パンケーキや蒸しパンに入れたりするのもいいですね。
キャベツを活用してみよう
「やはり、子供自身も、野菜と分かってて食べてくれなきゃ。」
という方にオススメなのが、
「キャベツを、ごはんに混ぜて使うこと」です。
作り方は、まずキャベツを千切りにします。
できるだけ細かいほうがいいですね。
例えば、それをチャーハンやチキンライスにしてみましょう。
なるべくやわらかくなるように、少しの水で茹でます。
水が無くなって来たら、普通のチャーハンやチキンライスを作るように、他の食材とともに炒めてください。
キャベツって、細かくやわらかくして炒めると、意外と存在感がなくなるんです。
みじん切りにして、ご飯粒と同じくらいの大きさにしてあると、違和感なく食べれるようです。
これで、ウチの子供はチャーハンやチキンライスはキャベツが入っていることに気づかず、モリモリ食べてくれていますよ。
それに、
「これ、良く見て、キャベツが入ってるんだよ。」
「○○ちゃん、キャベツ食べれたね。」
といった声かけをすると、子供自身も驚いて「食べれてる!」といった会話も生まれています。
他の野菜にも言えることですが、とにかく細かくして、やわらかくするのがポイントだと思います。
玉ねぎや大根なんかも混ぜやすいですが、ダイエットでキャベツはご飯の代わりになる話題や商品もあるくらいですので、キャベツをオススメします。
まとめ
いかがでしたか。
子育てをしていて、お子さんの食事って悩みのタネだと思いますが、無理強いすると余計に食べてくれず、親のストレスも溜まってしまいます。
イライラは、子供にも伝染して悪循環に。
多少お金はかかっても、便利なグッズや食材などは利用したほうが、お互いにごきげんでいられる気がします。
最初は、気づかれずに食べてもらうことから、次のステップでお子さん自身も分かる食べ方に。
そして、その都度褒めてあげると、食べてくれるようになるかもしれません。