ギブソンから日本人初のシグネイチャーモデルを発表している、日本を代表するギタリストの松本孝弘さんと、いつになっても衰えることを知らない強靭な喉の持ち主で、抜群の歌唱力がある稲葉浩志さんによる国内最強デュオといえば、B’z。
ハードな感じの曲が多いイメージのB’zですが、勿論しっとりとした感じの聴かせる感じのバラードの名曲も多いので、今回は、その中から冬に聴きたくなる曲を紹介します。
バラードの中でも人気が高い「いつかのメリークリスマス」
まずは、なんといってもクリスマスが近くなると耳にすることが増えてくる、この曲だと思います。
なんて切ない表情なんだ…#いつかのメリークリスマス pic.twitter.com/pRMwFzFUOr
— 34 (@Inaballoon) 2017年12月25日
この曲は映画のサントラをイメージしたB’z初のコンセプトミニアルバム「Friends」に収録されています。
オルゴールによるイントロで幕を開け、アコースティックギター中心でしっとりとしていて、タイトルにもクリスマスが入っていて、まさに冬にぴったりだと思います。
ストーリー的には幸せだった頃のクリスマスを回想して歌う内容で、あまり幸せな感じではないですが、情景描写なども入っていて感動的です。
稲葉さんの感情のこもった歌声と、松本さんのしっとりとしたソロも入っていて、B’zのバラードでも人気が高いので良いと思います。
アンプラグを意識したサウンドに仕上がっています。
静と動を使い分けた「恋じゃなくなる日」
この曲も上記の「いつかのメリークリスマス」も収録されているミニアルバム「Friends」に収録されている楽曲です。
中間にピアノによるジャージーなソロも挿入された、少しジャズ要素な感じのサウンドが印象的で、歌詞にも「冬の海辺」などが出てきて寒さを感じさせます。
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ド派手なイントロで、アレンジも静と動を使い分けたドラマティックな感じで、エンディングの盛り上がりはものすごいです。
時と共に変わっていく恋人との関係を描いた切ない雰囲気の歌詞で、風邪が擬人法的な感じで描写されています。
中間はピアノソロのため、カッティングで抑えていますが、エンディングの松本さんによる感情を爆発させた、泣き叫ぶかのような弾きまくりのロングギターソロが、格好よく素晴らしいです。
大人な雰囲気が漂う「傷心」
この曲は「Friends」に続くミニアルバム「Friends2」に収録されていて、稲葉さんによる歌詞が訴えるような深くアダルトな感じがあり、全体的に大人な雰囲気が強い楽曲です。
愛しい人に優しくされるとこんな事思いますよね#Bz #傷心 pic.twitter.com/VKwyiQBHHZ
— 志・こころざし (@Yoshino31745051) 2018年3月26日
エンディングのシャウトも格好良いです。
また、松本さんによるワウを使ったギターのフレーズや、クリーントーンによるジャージーな雰囲気が強いギタープレイが格好良く、とても印象的です。
フルートのソロプレイやピアノを盛り込んだアレンジで、少しAORな感じで格好良いです。
ウィスパーボイスが聴ける「SNOW」
ピアノによるしっとりとしたサウンドで幕を開ける曲で、「Friends2」に収録されていて、この曲もアダルトな雰囲気が強いです。
96年Mステ Snowです。
Snowはライブでもなかなか歌わないので貴重な映像かと思います♪
寒い暗い夜は嫌だ〜#bz pic.twitter.com/cdOSjQib8K— 志・こころざし (@Yoshino31745051) 2018年3月30日
稲葉さんによる囁くようなウィスパーボイスが聴ける珍しい曲で、素晴らしいです。
歌詞にも雪が抽象的な感じで使われていて、良い感じの仕上がりになっています。
中間の特殊なピエゾピックアップ搭載ギターによるトーンで奏でられたギターソノのプレイが印象的で、とても格好良いと思います。
AOR的な「どうしても君を失いたくない」
Bonjoviの「Always」を彷彿とさせるドラムのフレーズで幕を開けるこの曲もアルバム「Friends」に収録されています。
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冒頭の歌詞にも冬が使われているAOR的な曲で、恋人をどうしても失いたくないという深い感情が表現されている歌詞が、素晴らしいと思います。
感情たっぷりな感じの稲葉さんの歌声が感動的です。
まとめ
いかがでしたか。
冬のB’zも格好良いです。
以上紹介しましたが、やはり冬を題材にしたコンセプトアルバムの曲が、冬に一番よく似合うと思います。
どの曲も全盛期の素晴らしいメロディーの曲で、抜群の仕上がりになっています。
スタジアムで真夏にライブのイメージが強いですが、それだけではありませんよ。