賃貸物件には、様々なメリットがあります。
ただ、物件は慎重に選ぶ方が良いでしょう。
そこそこ長い期間住む事になるからです。
今回は、選ぶ際のポイントについて、ご紹介します。
賃貸の主なメリット
賃貸物件には、様々なメリットがあります。
賃貸はマイホームと比較される事も多いですが、例えば引っ越しのメリットです。
マイホームの場合は、引っ越しするのは少々大変です。
一度買ったマイホームを売る必要がありますし、引っ越しは少々時間がかかります。
しかし賃貸物件なら、比較的スムーズに引っ越しできる訳です。
また賃貸は、わざわざローンを組む必要もありません。
マイホームの場合は、住宅ローンを組むのが一般的ですから、色々な手間があります。
ローンの返済も大変ですが、賃貸はそれもありません。
賃料を考えて隣の駅を注目してみる
ただ、賃貸物件は、やはり慎重に選んでおくに越した事はありません。
1年ぐらい住む事もあれば、人によっては数年程度住み続けている事もあります。
そこそこ長い期間住む事になる以上、良い物件を選んでおくに越した事は無いでしょう。
そのポイントの1つは賃料です。
家賃は低いに越した事はありません。
どうすれば、家賃が低めな物件を見つけられるかと言うと、やはり地域です。
状況によっては、隣の駅も検討してみると良いでしょう。
例えばある駅は、交通機関は非常に便利だとします。
特急電車も停車しますし、勤め先に電車1本で行ける駅です。
しかし、その駅の周辺にある賃貸物件は、賃料が少々高めなので、なかなか物件が見つからないとします。
その場合、隣の駅に着目してみる方法もあるのです。
すぐ隣の駅は、特急電車は停車しませんので、多少不便ではあります。
しかし、その駅の賃料は低めです。
であれば、隣の駅近くにある物件を検討してみるのも悪くないでしょう。
賃貸物件を下見すべき理由
それと下見です。
実は、賃貸物件は、下見をしなくても契約する事はできます。
しかし、良い物件に住みたいなら、やはり下見しておく方が良いでしょう。
多少面倒でも、物件の状況を確認しておくに越した事はありません。
その理由の1つは、間取りです。
賃貸物件の広さを見極めたいなら、間取り図面を見てみる方法もあります。
図面を見れば、ある程度は面積も見えてくるからです。
しかし、間取り図面には、色々限界があります。
一見広いように見えても、部屋の一部の天井が極端に低い事もあります。
ですが、下見をすれば、建物の状況を目視で確認できる訳です。
天井が低いか高いかも、すぐに分かります。
また下見をすれば、近隣のお店の状況も分かります。
家の近くにあるお店の品揃えなどは、とても大切なポイントです。
品揃えは多いに越した事はありませんが、それを下見で確認しておく訳です。
下見当日に準備しておくと良い2つの物
なお、賃貸物件に下見をする時は、2つ準備しておくべき物があります。
1つ目はビー玉です。
住宅によっては、多少傾いている可能性もあります。
目では分かりづらいですが、地盤の状態があまり良くなければ、傾いている住宅もあります。
そこで、下見する時に、物件の床にビー玉を置いてみる訳です。
もしも傾いていれば、ビー玉は転がるでしょう。
2つ目はメジャーです。
そもそも、下見した時の間取りは、何となく広く感じられる事もあります。
しかし、実際に住んでみると、狭く感じられる事もあるので、注意が必要です。
ですが、メジャーで間取りを計測しておけば、客観的な数字が分かります。
下見当日は、色々な場所をメジャーで測ってみると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
上述の最寄り駅と下見という2点を押さえておけば、比較的良い物件を見つけられる傾向があります。
特に下見は大切です。
下見に行くのは少々面倒ですが、住み心地が良い賃貸物件を見つける為にも、一手間かけておく方が良いでしょう。