毎日キッチンに立つことが多い人は、ちょっとしたアイデアでも、とりあえず知っておくと便利です。
それほど大したことではなくても、一工夫するだけでキッチンでの作業が楽になります。
そこで、キッチンで使えるちょっとしたアイデアを3つ紹介していきます。
ピーマンのヘタ取り
ピーマンでヘタの部分を取る時、どのような方法で取るのが良いのかは悩むところです。
一般的に考えるなら、包丁で切り落とすのが最もオーソドックスなのかもしれませんが、それだと可食部がやや減ってしまいがちです。
そこで、ちょっと試して欲しいのが、ペットボトルのフタを使ってヘタの部分を取る方法です。
ペットボトルのフタを、絵柄側を上にしてヘタの上に乗せ、そこから指を使いグッと押し込みます。
そんなやり方でヘタが取れるのかと、半信半疑に思えるかもしれませんが、これで案外ポロリと綺麗に取れます。
上手くいけば、中の種まで芯ごとごっそり取れ、この瞬間はなかなか爽快で気持ちが良いです。
1袋、4個5個入りのピーマンを買ってきて、それらをすべて使いピーマン料理を作る人は多いでしょうし、ヘタ取りの時にぜひ試して欲しい方法です。
包丁を研ぐ石
包丁を研ぐなら、普通は本格的な研ぎ石が必要なのかもしれませんが、それを持っていない人がいても、おかしくありません。
そんな時に役立ってくれるのが、湯呑みの裏側です。
湯呑みの裏側に包丁を当てて少し研ぐだけでも、切れ味がだいぶよくなります。
一般の人が使うような普通の包丁は、思いのほか長持ちします。
ただそれでも、研がないと切れ味がだんだん悪くなってきてしまいます。
そこで、湯呑みの裏側を使って研いでいくのです。
ただ、1つ気をつけて欲しいのは、どんな湯呑みを使うかです。
お気に入りで、傷1つつけたくないような湯呑みは、もちろん使わないほうが良いです。
もう見た目をまったく気にしていない湯呑み、あるいは100円ショップで買ってきたような安い湯呑みを使ったほうが無難です。
この包丁研ぎを行うことにより、切れ味をある程度取り戻せます。
袋を閉じるゴムの色
キッチンでは袋をゴムで閉じることが多いですが、この時ちょっと気をつけたいのが、使うゴムの色です。
本当に些細なことですが、袋を閉じるゴムの色がパッケージの色と同じ色だったら、同化してしまってどこにゴムがあるのか、何となくわかりにくくなってしまいます。
一目見て、ゴムの位置がパッとわからないのは意外とストレスで、よく触って確認しないといけなくなってしまいます。
これを防ぎたければ、袋のパッケージの色とまったく違う色のゴムを使って閉じることが大切です。
そうすれば、少し離れた位置からでも、どこにゴムの位置があるのかすぐにわかりますので、手探りせずとも、ゴムに一発で指をかけられます。
キッチンで料理をしている時は、ほんのちょっとしたイライラが、全体の作業に影響することもあります。
包丁で食材を切ったり、鍋で調理したりするだけが料理ではありません。
キッチンの中で行う雑用も、料理の一部に含まれますので、その雑用で煩わされないようにするための工夫は覚えておいたほうが良いです。
まとめ
上記で紹介した3つの方法は、そんな大したことをしているわけではありません。
ただ、知っておくことで、もしかしたら役に立つかもしれないです。
ピーマンのヘタを取る、包丁の切れ味が鈍ってきたら湯呑みの裏側で研ぐ、袋をゴムで閉じる場合はパッケージと違う色のゴムを使うなど、本当に些細なことです。
ですが、これらのことでも覚えておけば、料理を行う過程で役立つ可能性がありますので、一応覚えておくことをおすすめします。