日本の伝統的な球技として、国民から長く愛されているスポーツが野球です。
今は、サッカーやバレーボール、バスケットボールなどのスポーツも人気になっていますが、野球人気もまだまだ負けてはいません。
そこで、日本の野球を取り巻く環境とはいったいどんなものなのか、できるだけわかりやすくまとめてみました。
高いレベルのプレーがファンを熱狂させる「プロ野球」
日本のプロ野球には長い歴史があり、それらの歴史の中で数々のスター選手が誕生しています。
ONと呼ばれた王貞治さん、長嶋茂雄さんはもちろんのこと、選手だけでなく監督しても活躍した野村克也さん、星野仙一さん。
最近では、打って良し投げて良しの二刀流、大谷翔平選手など、プロ野球で活躍したスター選手は、野球に興味がない人でも知っているほど有名です。
そんなプロ野球の魅力は、野球のレベルがとにかく高いことに尽きます。
いよいよ2018年
プロ野球開幕❗️2007年 開幕戦✨
巨人ー横浜🔥
巨人 高橋由伸が
横浜スタジアムで
エース三浦大輔から
初球先頭打者本塁打💥#プロ野球#野球好きな人と繋がりたい#野球好きな人RT pic.twitter.com/36Q1lxleIP— 野球!珍プレー好プレー集 (@baseball_play9) 2018年3月30日
プロ野球の試合を見ていればわかることですが、レベルの高いプレーが随所に見られます。それは、何の変哲もない内野ゴロ1つとっても「上手い」と野球ファンを唸らせるほどです。
例えば、巨人の名ショートとして不動のレギュラーを獲得していて、侍ジャパンにも選出されている坂本勇人選手の守備は、見ていて惚れ惚れするほど華麗で無駄がありません。
坂本選手は、ボールの処理に対して、流れるような守備を見せることが魅力の選手です。
プロ野球の世界は、1秒どころかコンマ1秒の判断が、勝敗を分けることもあります。つまり、守備に無駄があれば、それだけチームの負ける可能性が高くなります。
しかし、洗練された坂本選手の守備に、そんな無駄は一切見当たりません。坂本選手も人間ですから、エラーをまったくしないわけではないです。
2018/03/30
開幕戦3番ショートでスタメン#坂本勇人 pic.twitter.com/wsnMaxHr0f— hayato’s photo&movie (@s_h_6_movie) 2018年3月30日
ですが、その頻度はかなり少なく、バッティングだけではなくその安定した守備も、坂本選手の魅力となっています。
このように、内野手の中のショートというポジションの守備だけをとってみても、プロ野球はレベルの高さに唸らされることが多々あります。
野球を少しでもプレイしたことがある人なら、プロ野球のすごさに常に驚かされるはずです。
そこが、プロ野球の大きな魅力となっています。
熱い戦いに誰もが一喜一憂する「高校野球」
高校生たちの熱戦に、野球ファンのみならず一般のファンも巻き込んで盛り上がるのは、高校野球です。
特に高校野球の中でも、春と夏の甲子園大会は、連日スポーツニュースを賑わすほどのヒートアップぶりで、最近になってまたその人気が高まっています。
高校野球がプロ野球と決定的に違うのは、リーグ戦ではなく一発勝負のトーナメントで試合が行われるという点です。
高校野球❗️
春のセンバツ甲子園🌸日本航空石川が
9回裏に劇的な
逆転サヨナラスリーラン😝✨#プロ野球#野球好きな人と繋がりたい#野球好きな人RT pic.twitter.com/isVhrUCoyG— 野球!珍プレー好プレー集 (@baseball_play9) 2018年3月30日
負けたらそれで終わり、その緊張感が選手だけではなく、観客のボルテージも上げます。
また、学校や地元を上げて選手たちを応援したりなど、応援に熱が入るのも高校野球の魅力です。選手たちの全力プレーに一喜一憂できる、それが高校野球のおもしろさです。
さらに、高校野球で活躍してプロ入りする選手もいるので、そんなプロ選手の原石を見つけることに楽しさを見い出す、スカウトマン気質のファンもいます。
高校野球は将来性を楽しみにできる良さがあり、そのワクワク感はプロ野球以上といっても決して過言ではありません。
親と子が協力して取り組む「少年野球」
主に、小学生の子どもたちが休日に取り組む野球といえば、それは少年野球です。
少年野球の魅力は、親子が協力して取り組む点です。
選手として頑張るのはもちろん子どもですが、親はそれを陰からバックアップします。
ある程度予想はしてたけど、今年の少年野球はどのチームも長打力が例年以上。外野の頭を越える打球がバンバン飛ぶし、かといってピッチャーの質が低いわけでもなく、全体的にレベルが高い。
この子たちが順調に育つと、沖縄高校野球の未来も明るいと思います〜(県外流出がなければ)#少年野球 pic.twitter.com/Lusn5v7osq— S (@Uj3dN_Lc) 2018年3月24日
そのバックアップとは、子どもの練習相手になってあげたり、お弁当を作ったり、新しい用具を買い揃えたりなどです。
野球が上手くなるために、少年野球をさせるのが第一の目的に変わりないですが、親子の絆を深めたり、教育の一環として少年野球に取り組む親子は、決して少なくありません。
社会人が趣味で行う「草野球」
社会人が行う野球には社会人野球がありますが、それよりも、もっと気軽に趣味でできるのは草野球です。
草野球には、野球好きのいろいろな人が集まります。元高校球児だという人もいれば、単に運動目的で参加する人もいます。
ブラックオーシャンズ
オープン戦
瀬戸内イナリアンズ(広島A)
9-5 勝利選手の動きで足りない部分や修正点が徐々に明確になってきているので、課題を明確にして取り組んでいきます。#草野球#ブラックオーシャンズ pic.twitter.com/NlHW0AmOS6
— 上野克也 (かえる整骨院院長) (@kaerukaeru111) 2018年3月25日
社会人にとって、会社以外の人間関係を持つ機会は貴重ですが、草野球にそれを求める人もいます。
休日に野球をして気持ち良い汗を流し、時にはチームの仲間と一緒に食事をしたりなど、いろいろな交流が草野球にはあります。
もちろん、大会などに参加して、勝ち負けを強く意識することもありますが、それだけではなく交流の意味合いが強いのが草野球の魅力です。
まとめ
いかがでしたか。
一言に「野球」といっても、いろいろな野球があります。
プロ野球はもちろんですが、高校野球もプロ野球に負けないぐらい人気があります。
また、少年野球や草野球も、身近な野球としてしっかり定着しています。
最近では、場所や費用の問題から、野球を行う人の数が減ってきている、というさびしい話も聞こえてきます。
ですが、野球に長い歴史があるのは事実ですし、人を熱狂させるスポーツには違いありません。
ですので、まだまだこれからも、野球は長く支持されていく人気スポーツの1つです。