【初心者必見】おススメ定番「観葉植物」4選 ~アフェランドラ、クロトン、フィロデンドロン、ベゴニア~ 室内やリビングで育てやすい手入れ簡単な「観葉植物」でお洒落な部屋に!【温度、水やり、光、肥料の解説も】

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「観葉植物が欲しいけど、何を選んだら分からない。」

「気に入った観葉植物の名前が分からない。」

おしゃれな家には必ずある観葉植物ですが、名前とイメージが一致しなくて困っている人も多いことでしょう。

また、観葉植物はたくさんの種類があって、選び方に困りますよね。

観葉植物には、弱い日差しでもしっかり育つものや乾燥に強いもの、寒さに強いものなどさまざまな種類があります。

自分にぴったりな観葉植物が見つかれば、日々の暮らしの質が向上するはずです。

今回は、たくさんある観葉植物のなかでも、オススメの観葉植物を4つご紹介します。

葉の葉脈に沿った白色の筋が美しいダニアが有名「アフェランドラ」

分類は、キツネノマゴ科アフェランドラ属です。

南米に多くの種類がありますが、日本の栽培種はまだ数種に過ぎません。

葉と花の両方が美しいスクアロサ・ダニアが、最も普及しています。

栽培管理ですが、高温性種なので冬も12度以上には保温したいものです。

春から秋までは半日陰で育て、冬は光によく当てて丈夫に育てます。

用土は水はけのよい軽い土がよく、腐葉土やピートモスを多く混ぜ、鉢土は少し乾き気味に管理します。

高温期は全体に葉水をかけ、空中湿度を高くします。

また、肥料不足だと葉の色が褪せ、茎も細く弱々しくなってしまうので、緩効性の肥料と液肥を合わせて使うようにしましょう。

15度以上あれば、いつでも挿し木でふやせます。

カイガラムシとハダニがつくので、早期にディプテレックス、マラソンなどで退治し、ネコナカイガラムシには、エカチンTDなどを用土に混ぜておきましょう。

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トロピカルな雰囲気を演出できる「クロトン」

分類は、トウダイグサ科クロトンです。

観葉植物として栽培するのは、クロトンノキ属(コディアエウム属)のほうでクロトン属ではありませんが、一般にはクロトンと呼ばれ親しまれています。

マレー半島、太平洋諸島原産の常緑低木で、葉の形、色、斑模様などが千差万別で、多くの品種があります。

夏には、戸外に植えても楽しめます。

栽培管理ですが、一年中直射光に当てて育てます。

光が強く温度が高いほど生育がよく、色彩も美しくなります。

乾燥には強いので、冬は極力水やりを少なくして耐寒力をつけるようにしますが、12度以上には保ちたいものです。

生長期は、水と肥料を切らさないようにします。

用土は排水のよいことが大切で、15度以上あれば、いつでも挿し木で増やせます。

葉が大きいので、切りつめて挿し穂とします。

植え替えは6~8月が適期で、ハダニとカイガラムシが発生しやすいので注意してください。

光沢のある葉がインパクト大「フィロデンドロン」

分類は、サトイモ科フィロデンドロン属です。

熱帯アメリカに約250種があり、多くはつる性で着生して育ちます。

フィロデンドロン・ビペンニフォリウムは、バイオリン形の葉をしたつる性種で、葉が密につくので中~大鉢物として普及しています。

一般にはパンジュリフォルメとして普及しており、市場ではパンドラと呼んでいます。

よく似た葉形のものに、ヤッコカズラと種間交雑種のフロリダがあります。

共に葉柄が長く節間も長いので、うまく仕立てないと隙間が多くなります。

ヒメカズラは小型の心臓形葉をつけるつる性種で、葉が密につくので、ヘゴ付けにして小~大鉢まで広く利用されるほか、吊り鉢としても栽培されています。

斑入り品種もありますが、斑が不安定であまり価値がありません。

フィロデンドロン・マルティアヌムは、これまでキャニフォリウムと呼ばれていたもので、短茎性で葉は多肉質の長楕円形です。

葉柄が太く膨らんでいるので、ホテイカズラの名があります。

小型の鉢物として楽しめますが、生長の遅いのが欠点です。

フィロデンドロン・セロウムは、直立性の大型種です。

葉は深く切れ込みの入る心臓形で、長さ80㎝以上にもなります。

寒さにも強く、日照不足にも耐える強健種で、実生小苗が鉢物として利用されています。

他に、つる性の小型種にハネカズラと、その斑入り園芸品種があります。

長楕円形の葉が密につき、葉柄が翼状になっています。

小鉢物として草姿がよいものです。

栽培管理ですが、高温多湿条件でよく生長しますが、耐寒性は品種によって差があります。

いずれも、鉢植えでは幼苗期を観賞するわけで、あまり大株で勢いがつくと葉が大きくなり、節間も伸びてしまいますので、伸びすぎる前に剪定します。

つる性種は挿し木ができますが、短茎種は実勢しかできません。

採種は難しいので輸入に頼っていますから、一般には小苗を購入するしかありません。

用土は排水のよいことが大切です。

夏は少し日除けをしますが、なるべく日光に当てるようにして締まった株作りをしましょう。

つる性種の小苗は、ミニ観葉としても楽しめます。

ハダニには注意しましょう。

世界中で愛されている「ベゴニア」

分類は、シュウカイドウ科ベゴニア属です。

熱帯から亜熱帯地域に、200種以上があります。

花の美しい種類の他に、葉の美しい種類がたくさんあり、さらに多くの園芸品種があります。

レックス・ベゴニアはその代表種ですが、ベゴニア・バウエラエやその実生変異の小型種など、葉と花の両方が楽しめる品種もあります。

花ベゴニアに押され気味ですが、見直したい仲間です。

栽培管理ですが、見かけよりはずっと丈夫な種類です。

レックス系ベゴニアは零度近い低温にも耐えますが、冬は葉が出ないので、秋までに葉数をふやしておかないと冬寂しくなってしまいます。

夏は半日陰で、涼しくて湿度のある場所に置いてやります。
葉挿しで簡単にふやせますが、実生も簡単です。

新しい交雑種を作る楽しみもあります。

用土は、腐葉土などを多く混ぜた膨軟なものがよいでしょう。

まとめ

いかがでしたか。

空間をきれいにしてくれたり、癒し効果をもたらしたりしてくれる観葉植物。

ぜひ、日常の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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