炒める、焼く、煮るなど、料理における調理方法はさまざまです。
どんな調理方法を選択するかで、料理の仕上がりはガラリと変わります。
料理を少しでもする人なら、調理方法による仕上がりの違いを実感していることでしょう。
そんな料理の調理方法の1つに、「蒸す」調理方法があります。
そこで、蒸して美味しい料理のオススメを、これから紹介していきます。
ジューシーな味わい、中華の王道シューマイ
蒸し器やスチーマーを買った人に、なるべく早く試して欲しい蒸し料理が、シューマイです。
シューマイは、中華の王道メニューの1つですが、蒸して食べると本当に美味しく、何個でも食べられてしまいます。
特に本格的なわけではない、チルドで市販されているシューマイでも、十分美味しく食べられるので、食事の用意を短時間で済ませたい人にピッタリな食材です。
シューマイを蒸し器やスチーマーで10分も蒸せば、美味しそうな湯気を出すジューシーなシューマイが出来上がります。
シューマイは、揚げ物料理と比べれば、脂っこくないですから食べやすく、夕食だけではなく昼食としてちょっと食べるのにも向いています。
シューマイは、蒸してこそ真価を発揮する食べ物ですので、蒸して食べる料理を探している人にオススメです。
食感ホクホク、とにかく甘いサツマイモ
蒸して食べる料理で欠かせない野菜といえば、秋が旬のサツマイモです。
サツマイモには、いろいろな品種があります。
シルクスイート、べにはるか、紅あずまなどが有名です。
それらのサツマイモを、大学芋などのサツマイモ料理に仕上げるのも、もちろん良いのですが、ただ単に蒸しただけでも十分美味しいです。
蒸すことで、サツマイモに熱が十分伝わり、とてもホクホクした食感になります。
また、食べた時に甘さが口いっぱいに広がりますので、野菜を食べているというよりもデザートを食べているかのような感覚にさせてくれます。
野菜は、蒸すと旨味がギュッと出ますので、どの野菜も蒸すのはオススメです。
サツマイモと同じ芋のジャガイモも、蒸して食べるとかなり美味しいです。
ただ、そんな野菜の中でもトップクラスで美味しいのがサツマイモで、秋になったらぜひともサツマイモを蒸し、旬の味を楽しんで欲しいです。
苦味が抑えられて子ども向けになるピーマン
野菜で、もう1品蒸して美味しい食材を取り上げるなら、ピーマンはとてもオススメです。
ピーマンは、苦味たっぷりな独特の美味しさですので、大人ならまだしも子どもはどうしても嫌いになってしまいやすいです。
ただ、ピーマンが嫌いなままでは困りますから、親としては子どもに食べて欲しいところです。
そんなピーマンを、子どもに食べさせてあげたい親に試して欲しいのが、ピーマン蒸しです。
ピーマンによってそれぞれ差はあるかもしれませんが、しっかりと蒸すことによって甘くなるピーマンもあります。
また、やや硬いイメージのあるピーマンですが、蒸すことによって食べやすい柔らかさになります。
子どもにとって、嫌いな野菜に挙げられやすいピーマンですが、蒸すことで味と食感を変えられます。
子どもがそれまで抱いていたピーマンのイメージが覆るかもしれませんので、ピーマンを蒸して食べれば、新たな味の発見があってもおかしくないです。
まとめ
いかがでしたか。
毎日料理を行っていると、調理方法のパターンがどうしても限られてきてしまうものですが、まだ蒸し料理にあまり手をつけていない場合は、蒸すことをぜひとも取り入れて欲しいです。
蒸し器やスチーマーを使えば、蒸すこと自体はまったく難しくありません。
簡単に蒸すことができますので、いろいろな食材を蒸せます。
それらの中でも、シューマイ、サツマイモ、ピーマンは蒸すことでとても美味しくなる食材ですので、食材を蒸すことに興味を持った人には断然オススメです。