今回の記事では、JRの在来線特急について、お伝えしていきたいと思います。
在来線特急とは、新幹線ではない特急列車のことで、北海道から鹿児島まで、全国あちこちに走っています。
普通列車や快速列車などとは異なり、特急列車に乗るには乗車券に加えて、特急料金を支払わなければなりませんが、快適な座席に座ることができるだけでなく、早く目的地に移動することができます。
ここからは、私のおすすめの在来線特急をご紹介したいと思います。
特急「スーパーあずさ」
特急「スーパーあずさ」は、主に新宿駅から松本駅までを結ぶ中央本線の特急列車で、途中、立川、八王子、甲府などに停車します。
出典:格安旅行ナビ
スーパーあずさと同様に、中央線の東京~松本間を走る特急列車としては、「あずさ」と「かいじ」、「はまかいじ」などがあります。
「あずさ」は「スーパーあずさ」と比べて停車駅が多く、所要時間がかかります。
また1日1往復ですが、松本を超えて白馬方面に行く「あずさ」もあります。(夏休みなどの観光シーズンにはさらに白馬方面に行く「あずさ」が増えます。)
「かいじ」は主に東京~甲府間を結んでいて、長野県には行きません。
「はまかいじ」は、臨時での運転となっていて、横浜駅から横浜線を経由して八王子まで行き、八王子からは中央線などを通って松本に至るという特急列車です。
「はまかいじ」もレトロな国鉄の車両を使っている列車なので、おすすめの列車なのですが、臨時運転となっているので毎日走っているわけでもなく、本数も1日1往復のみの運転で、手軽に乗ることは難しいです。
「スーパーあずさ」は、2017年12月にデビューした新型車両が使われており、快適に移動ができるほか、本数も多いです。
最近では、東京から松本方面に行く場合、高速バスを使われる方も多いかと思いますが、私としては、早くて快適な特急列車をおすすめいたします。
特急「しなの」
「しなの」は、長野県の長野駅から松本駅、岐阜県の中津川駅などを経て、名古屋駅へと至る中央線の特急列車です。
出典:格安旅行ナビ
「しなの」は1時間に1本の高頻度で運転されており、手軽に乗れる特急列車として、名古屋へ行く人だけでなく、長野駅から松本駅へ行く、という長野県内の移動で使っている人も多いです。
「しなの」の魅力の1つとしては、展望席が付いているという点です。
東日本の特急列車で展望席がついているものは、ロマンスカーを除くと数は少ないです。
「しなの」では、主にグリーン車に展望席が付いており、展望席に座れば美しい木曽川沿いの景色を楽しむことができます。
グリーン車は、普通車よりも値段が張るので、乗るのがはばかれるという方もいらっしゃるとは思いますが、たまの贅沢として、展望席に座ってみるのも面白いと思います。
特急「サンダーバード」
「サンダーバード」は、大阪駅から京都駅、福井駅などを経由して、金沢駅や和倉温泉駅へ至る特急列車で、北陸地方を代表する特急列車として知られています。
出典:格安旅行ナビ
この列車は速度がとても速いことで有名で、北陸と京阪地域との移動に大変便利です。
私がこの列車で最も好きなところは、車内チャイムです。
この列車の車内チャイムには、谷村新司さんの「北陸ロマン」という曲が使われており、北陸新幹線の一部列車でも、このチャイムを聞くことができます。
この車内チャイムは非常に印象的な曲で、ファンも多いです。
京都や大阪などから北陸地方へ行かれる場合は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
ここまで、私のおすすめのJRの在来線特急について、3つの列車をご紹介していきました。
もちろん、これら以外にもJRには、日本全国にさまざま魅力的な特急列車が走っています。
みなさんも、どこかへ旅行に行かれる際には、ぜひ特急列車に乗られてみてはいかがでしょうか。