健康や節約に繋がるということで弁当を持参する人が増え、弁当箱と水筒は一時ブームになりました。
その後も人気は続き、様々なニーズに合わせてつくられた弁当箱が増えています。
知れば使いたくなる最近の弁当箱と、選び方のポイントをご紹介します。
女性やビジネスマンに人気 スリム型
横長や縦長の形で、小さなバックにも入れやすいので女性を中心に人気。
以前は、コンパクトさから男性からは物足りないという意見もありましたが、大容量タイプが
登場してから、男性からの人気も高いようです。
保温できるタイプもあり、A4の書類と一緒にバックに入れられる、汁漏れに強い薄型の弁当箱も人気です。
スリムな三段タイプ
そのままバックに入れられます。
厚さ3.5センチの薄型タイプ
幅は、A4の書類と同じ幅。
汁漏れしないように4点ロックとパッキンがあるので、縦にして書類と共にカバンに入れられます。
小ぶりで容量的に女性向きなタイプが多いですが、近ごろは男性向けに容量の多いタイプも出ています。
すっかり定番になった 保温機能付
電子レンジで温める環境がなくても、温かいごはんが食べられる保温機能付き。
弁当にごはんやおかずを詰めたあと、冷ます必要がないので時短にも繋がります。
保温ケースに入れるタイプは、取り出せば電子レンジで温めることが可能。
自宅を出る前に電子レンジで温めて入れるだけで、より温かく保つことができます。
ケースがある分重いですが、温かいごはんが好きな人におすすめです。
ステンレスの保温ケースの中に、プラスチックの容器を収めます。
さらに、温かさをキープする専用のケースが付いているタイプもあります。
女性向けに、子ぶりでかわいい色も増えてきました。
女性に大人気! スープジャー
保温機能付きの弁当箱よりも、さらに高い保温効力があるのは、スープジャー。
材料と熱湯を入れておくだけで調理ができる、朝忙しい方にピッタリのスープジャー向けの
レシピ本がたくさん出ています。
容量は250~350mlが多いですが、最近は500mlの大容量タイプもあり、具だくさんのスープでおなかを満たすことができます。
スープだけは用意して、おにぎりやサンドイッチはコンビニで購入すれば、荷物もあまり多くならずにすみます。
大容量タイプには、ヘルシーな和風スープとおにぎり。
食べ応えのある、具だくさんのスープを入れれば、おなかも満足。
スープだけ用意して、コンビニでサンドイッチを購入すれば、立派な食事に。
暑い時期の食中毒対策に クールタイプ
弁当箱のフタや中に、保冷剤を入れられるタイプが登場。
暑い時期には、ぴったり。
食中毒の原因となる菌は、25度以上から活発になるので、弁当を涼しいところに置いておけない方にはおすすめ。
弁当に中に入れられるだけでなく、全体に発泡材を使用したタイプもあり、しっかり冷やしてくれます。
サラダを弁当にしたい人には、深型タイプで中に保冷剤を入れられるタイプが便利です。
フタに保冷剤が入れられるので、暑い日も安心。
保冷剤がいらない季節は取り出して、その分おかずやごはんを盛ることができます。
保冷剤が入れられる深型タイプは、サラダを入れて持っていくことも。
トッピングしたいものを上の段に入れて、食べる時に混ぜ合わせたりもできます。
カレーやパスタなども弁当にできる どんぶり型
どんぶり型のおかげで、弁当の幅が広がりました。
これまで、コンビニやお店で購入するしかなかったカレーや牛丼などを、自分で弁当にして持っていけます。
上層部・下層部の2層構造になっているので、食べる直前に、それぞれの中身を合わせればおいしく食べられます。
最近では、パスタソースが入れられるタイプがあるので、パスタ弁当も可能に。
おしゃれに、ロコモコ丼などもできます。
また、問題なくカレーが弁当にできます。
冷たいうどんに、サラダも。
食べる直前に、温泉卵と出汁を入れれば、完璧。
中身を潰さずに盛り付けられる ドーム型
最近人気なのが、中身を潰さずに盛り付けられるドーム型です。
フタがドーム型で、エビフライなど高さのあるおかずが入れられるので、おかずにバリエーションができます。
また、ボリュームのある弁当が作れるので、男性に人気。
弁当全体をのり弁にして、上におかずを乗せたりできます。
ふわっと盛り付けて、食材を潰したくない時はドーム型がおすすめです。
ドーム型なら、天丼なども可能。
食べごたえ、ばっちりです。
天然の素材を使用の 曲げわっぱ弁当箱
日本の伝統工芸によって生まれた、曲げわっぱの価値が再認識され、弁当箱として使用する方が増えています。
お米から出る水分を、曲げわっぱ弁当箱が程よく吸い取ってくれるため、時間が経って冷えてしまったごはんも、おいしく食べることができます。
曲げわっぱ弁当箱は、木でできており、木の素材が中の水分を調節してくれるので、夏はごはんが傷みにくく、冬はごはんが固まりにくいため、一年を通してごはんをおいしく食べることができます。
弁当箱選びのポイント
「弁当箱を買ってみたものの、小さくて思っていたよりも量が入らなかった」
「大きすぎて持て余す・・・」
なんて、経験ありませんか?
購入する際は、弁当箱の容量に気をつけましょう。
年齢・性別ごとに容量の目安があります。
弁当箱の素材にも、気を付けましょう。
食べる前に温めたいなら、電子レンジに対応するものを。
温める環境がないなら、冷えてもおいしく食べられるもの、菌の繁殖がしにくいものを選ぶなどしましょう。
まとめ
いかがでしたか。
新しいお弁当箱を手にすると、気持ちもぐんと上がります。
気になったお弁当箱をぜひチェックしてみて、ヘルシーで節約にもつながるお弁当生活をエンジョイしてくださいね。