プロ野球といえば、かつては毎日のようにテレビで生中継され、スター選手が活躍し、大逆転劇が起きたりというドラマが生まれ、多くの楽しみを与えてくれました。
現在では、そこまでの人気が維持されてはいないかもしれませんが、野球そのものの魅力がなくなったということはなく、今でもワクワクするような刺激と興奮を与えてくれます。
では、プロ野球の面白さとは何でしょうか。
プロ野球の面白さは「真剣勝負」
長いペナントレースを戦うセパ両リーグですが、そうした野球の面白さは真剣勝負であり、力と技、作戦、タイミングなどの戦術すべてにドキドキします。
エースといわれるピッチャーがキレのあるボールを投げるか、どこにどんな球を投げるのか、ストレートで力の勝負をするのか、それだけでも見ごたえがあります。
そして、ピッチャーが投げるボールを打ち返す力のある打者との対決は、たまらないものがあります。
ここぞというところで、一振りで決める4番打者の貫禄はもの凄いものがあり、見事甘い球を仕留めた姿には、本当にしびれます。
これぞプロ野球であり、見ている人たちを楽しませてくれるエンターテインメントなのです。
プロ野球の面白さは「駆け引き」
プロ野球は、駆け引きでもあります。
相手の裏をかくこと、また選手の交代のタイミングをどうするのか、という点です。
ピッチャーが疲れてくると、交代の替え時を考えなくてはなりません。
どの打者まで勝負させるのか、そして次の打者は誰かを見ながら、投手の交代がなされます。
それを予想しながら見ているのも面白いですし、解説者の納得の推論もまた筋が通っていて、とても勉強になります。
もし、左ピッチャーが出てきたら、迎え撃つ側は右打者を送り込むという構図も、実にエキサイトです。
ピッチャーと打者の対戦では、配球の勝負でもあり、ストレートが来るのか、カーブなのか、フォークボールか、どの球にタイミングが合っているのか、どうやったら打者の裏をかくことができるか、こうした駆け引きを見たり予想したりというのは、飽きることがありません。
個人選手の「タイトルや大記録」への挑戦
スター選手が、期待通りの活躍をした場合に、いったいどのような数字を最終的に残すのか、これもプロ野球の楽しみの1つです。
ホームラン50本を打ってタイトルを取るのか、打率は330を超えるか、打点は120くらいか、など高いレベルでのタイトル争いは、毎試合注目です。
そして、終盤のここぞというところで、量産したり、ライバルを突き放す実力を見せつけることができる打者には、本当にしびれます。
プロ野球のシーズン最終戦で、節目の30本や40本のホームランに到達することや、打点の100をクリアする、ピッチャーとして20勝を挙げるなど、集中力や勝負強さを見せつけてくれる選手の活躍を見ていると、夢中になります。
そして、そうした選手たちがシーズンも日本シリーズを終えて、いったいどのくらいの年棒をアップさせるのか、そんなところにも注目であり、プロ野球はオフにも話題がいっぱいです。
まとめ
いかがでしたか。
プロ野球は、いつでも楽しいし飽きることがない、そして劇的なドラマがある。
そして、トータルで活躍した選手の貫禄や勝負強さ、男らしい姿、チーム愛やチーム内での一体感や仲間意識、プロとプロの真剣勝負、他にも魅力を語り出したら止まらないほどです。
次々とスター選手が出てきて活躍をし、一方ではかつての人気選手が出場機会を失い戦力外になっていく、そんな切ないドラマもまたプロ野球です。
また、戦力外になったベテランが汗水を流して必死にトレーニングをして、新人のような気持ちでトライアウトを受けて契約を勝ち取ったりと、プロ野球は感動と興奮と刺激をいつまでも与えてくれるのです。